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Channel: VictoryCross(鈴鹿アンリミテッドサポーターブログ)
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総帥散歩 ホーム開幕戦編

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みなさんこんばんは。

シーズン開幕!!!,と気合を入れていたのですが,次の公式戦は約1ヶ月先です。
選手たちは,コンディションの調整に気をつけてください。
今は無理せず。まだまだ厳しい戦いは,この先待ち受けています。



3月18日の三重県社会人サッカー選手権が終わってから,せっせと片づけをして,ナカニシは早々に撤収しました。
その日は,ヴィアティン三重さんのJFLホーム開幕戦があったためです。

外からどんな風に思われているかは,よく分かりませんが,ナカニシはヴィアティンサポーターさんとモメているわけでもなく,敵対視しているわけでもありません。
簡単に言うと,良いライバルと思っています。北斗の拳的に言うと好敵手です。

かなり遅れて会場入りしたため,ナカニシが到着した時には,2-1になっていました。
試合のほうは,前半2-0から,後半に1点,ATに2点を返されて,2-3でヴィアティン三重さんは逆転負けとなりました。
試合後,より一層大きな声で選手への声援を続けるヴィアティンサポーターさんを見ていて,とても複雑な心境でした。
ナカニシには,その場でヴィアティンのサポーターさんたちが何を考え,どんな気持ちで選手に声をかけているか,とてもよく分かったからです。

ヴィアティン三重のみなさん,サポーターのみなさん,がんばってください。
また,いつか対戦できることを楽しみにしています。
そして,北野選手がんばってください。鈴鹿の選手たちも元気に頑張ってますよ。



そして,本日3月21日は,伊賀の方に行ってきました。
伊賀FCくノ一のホーム開幕戦を見るためです。
イメージ 1

試合開始前の様子も見たくて,13時キックオフなのに11時には到着しました。
でも,くノ一サポーターさんの中には,8時30分から会場設営を手伝っていた人もいるそうです。すごい!

伊賀FCくノ一は,約10年前に鈴鹿でサポーターらしき事?を始めたナカニシが,何かと参考にさせていただいたチームです。
その時とは,サポーターの方たちの顔ぶれもかなり変わりましたが,伊賀の会場の「わが町のサッカーチームを応援しよう」という独特の雰囲気がとても好きです。
雨は何とか小雨だったのですが,猛烈な爆風でセットプレイ時にボールが風で転がってしまうほどのバッドコンディションでした。
しかし,ホーム開幕戦ということもあり,会場にはたくさんのお客さんが来場されていました。
試合前とハーフタイムに,以前から親交のあるくノ一サポーターさんに挨拶をして,スタンドや芝生席など,あっちこっちウロウロしながら観戦しました。
試合のほうは,圧倒的に押していたくノ一でしたが,後半1点を決められ,0-1の敗戦となりました。

試合後,家庭の事情で早く撤収する事になったため,片付けなどもお手伝いできず,お先に失礼させていただきました。

伊賀FCくノ一さんの今シーズンのご健闘を祈ります。
なでしこ1部昇格目指してがんばってください。鈴鹿も昇格目指してがんばります。



観戦した2チームのホーム開幕戦が,両方とも敗戦となってしまい,なんとなく申し訳ない気持ちになっています。

でも,敗戦の時こそ,選手が辛い時こそ,サポーターの応援が大切です。
ヴィアティンさん,くノ一さん,そして両チームのサポーターのみなさん,がんばってください。
もちろん,鈴鹿アンリミテッドもがんばります!!!



鈴鹿アンリミテッドの次の公式戦は,4月22日の14時からです(キックオフ時間が決定しました)。
対戦相手は,三重県の学生代表です(3月26日に決定らしい)。

あーーー。早くウチの試合がしたい!

ではまた。

(次戦= 三重県サッカー選手権大会 準決勝 (天皇杯県代表決定戦) )
日時: 4月22日(日) 14:00 キックオフ
対戦: 学生選抜
場所: 四日市市中央緑地公園陸上競技場

練習試合 対 アミティエSC京都

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みなさんこんばんは。

私事ではございますが,この春からの人事異動が決まりました。
今までの仕事は,ほぼ20年近くやっていましたので,スケジュールも何もかも手の内だったのですが,これからは全く別の業務を手がける事になります。
現時点で,土曜,日曜,全社,地域CLがどうなるか全く分かりません。
ただ,ナカニシがサポーターであることになんら変わりはありません。
ご心配なく,大丈夫です。



本日は,桜を見に犬山まで行ってきました。
お花見会場の名古屋経済大学グラウンドには,20人ほどの鈴鹿の人々・・・。

本当の目的を白状すると,アミティエSC京都(以下,アミティエと書きます)さんとの練習試合でした。

アミティエと言えば・・・,
鈴鹿と全社で死闘を繰り広げ(2-0で何とか勝った),その後,関西リーグ1位枠で地域CL決勝ラウンドまで進出した,バキバキバリバリの日本有数の強豪です。
ナカニシのパッと見の印象は,「縦も横もめちゃくちゃでかい!」でした。

さて試合の結果です(内容はナイショ)。
45分。1-2
45分。0-1
30分。1-1
こんな感じで,鈴鹿の負けです。

結果だけでは分からないブログをご覧の方のために,ナカニシの感想を,しろの顔で表現してみます。
試合後ナカニシの顔は・・・。
      ↓ではなく
イメージ 1

      ↓こんな感じです。
イメージ 2


悪かったところ,良かったところ,課題,修正点,いろんなところがありました。
それが,地域CL出場レベルの強豪と,こうやって練習試合ができて,シーズンの早い段階で修正のきっかけができた事は,今日の大きな収穫です。

練習試合での「チャレンジ」も,「敗戦」も,「失敗」も,「バー直撃」も,なんら恥ずべき事ではありません。
本番で,ビシッと決めれば良いだけです。

アミティエのみなさん,ありがとうございました。
会場を貸してくれた名古屋経済大学さん,ありがとうございました。
選手のみなさん,お疲れさまでした。来週からの練習がんばってください。

そして,ナカニシはさっさと撤収しました。
桜を見るためです。
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春うらら 鈴鹿の桜は 三分咲き

みなさんお疲れさまでした。

ではまた。


(次戦= 三重県サッカー選手権大会 準決勝 (天皇杯県代表決定戦) )
日時: 4月22日(日) 14:00 キックオフ
対戦: 学生選抜
場所: 四日市市中央緑地公園陸上競技場

練習試合 対 バンディオンセ加古川

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みなさんこんばんは。

今日は奈良。
そして明日は大阪に行くナカニシです。
公私共に年度末,年度初めは忙しいですね。



本日,土曜日は朝からお仕事があったのですが,試合開始時間が遅目に変更されたので,バッチリ奈良まで練習試合を見に行ってきました。

対 バンディオンセ加古川
1本目0―0
2本目1―0
3本目1―0
得点者:パブロの2点。

試合内容,フォーメーション,などは練習試合なので書きません。

でもでも,ちょこっとナカニシの独り言を

バンディオンセ加古川は,上背はそれほど高くないのですが,攻撃陣も守備陣も,とにかくスピードがあり,そのスピードをしっかりと活かしたサッカーをしていました。
チーム内の意思が統一していて,組織的で強いチームだと思いました。
先週戦ったアミティエ京都SCとは,全く異なるタイプのチームでしたが,ひとつ同じ点が・・・。

鈴鹿の選手が蹴ったパスが浮いたり,ボールを受ける選手がトラップの際にボールを浮かしたりすると
「浮いた!」
と声がかかります。
『これは,相手のボールが浮いたからチャンスだから寄せろ!』
と言う意味と思います。
これが両チーム共に同じでした。
つまりどちらのチームも,球ぎわの意識がとても強く,ボールのワンタッチ目でしっかりと狙っていると言う事だと思います。
関西リーグ,恐るべし!

そして,鈴鹿アンリミテッドは・・・。

今年練習が始まってすぐにヒザに大怪我をした月成大輝が,練習試合とはいえ,3本目の途中から試合に出てきました。

満月は
月成大輝に
よくにあう。

月成!ガンバレ!
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両チームの選手のみなさん,スタッフのみなさんお疲れさまでした。
たくさんの方たちが試合を見に来てくれました。
高宮選手の横断幕も預かりました。
みなさん,ありがとうございました。



話はコロッと変わりますが。

鈴鹿の情報誌「ベルブ」さんに鈴鹿アンリミテッドの記事が載っています。
そして堀河キャプテンも。さすがカッコイイ!
みなさん,お手元にありましたらぜひ見てみてください。
イメージ 2

イメージ 3

イメージ 4

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ベルブ編集部さん,ありがとうございました。
また,ぜひぜひ取り上げていただけると嬉しいです。
ナカニシはいつだって取材OKです。



さて,試合終了後,Nカメラマンと思い出の彩華ラーメンを食べに行きました。
たぶん,15年ぶりくらいです。
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シーズンインに向けて,サポーターも体調を整えて行きましょう。
そして,試合に勝って,最高のごはんを食べましょう。

ではまた。



(次戦= 三重県サッカー選手権大会 準決勝 (天皇杯県代表決定戦) )
日時: 4月22日(日) 14:00 キックオフ
対戦: 四日市大学
場所: 四日市市中央緑地公園陸上競技場

練習試合 対 FC岐阜

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みなさんこんばんは。

最近,なにかとお仕事が忙しく,時間が取れなくてブログの更新が少なくなっちゃってます。
でも,現在,ナカニシはとても元気です。
なぜなら,岐阜でアドレナリンが噴出して元気になったからです。



さて,本日は,J2のFC岐阜との練習試合でした。
岐阜は昨日公式戦をしているので,今日の出場選手はその日に出ていないメンバーだと思います。
仲間に聞いたら,前日途中出場した選手も少し出ていたそうです。
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練習試合ですので,メンバー,フォーメーション,内容は書きません。

1本目:1-0
2本目:1-1
合計:2-1
得点:野口,パブロ

ここまで,ナカニシはほとんどの練習試合を見ています。
良い内容も,悪い内容も。
ただ,ひとつ言えるのは,どんな内容であっても,1試合1試合が得るものの多い練習試合になっている気がします。
そして,選手たちの練習試合に対するモチベーションがとても高いように感じます。たぶん。

そういうことで,今日も獲るものが多い試合でした。

試合後に,すぐ!
榊が広樹のところへ行き,ポジショニングの話をしていました。
ネットとパブロが話しているところへ,辛島監督が入って話をしていました。
小澤と巌己が熱心に話しこんでいました。

みんな,良いよ。良いよ。
頑張って行きましょう!

両チームの選手のみなさん,スタッフのみなさんお疲れさまでした。ありがとうございました。
たくさんの方が観戦に来てくれました。
岐阜サポーターさんも凄い数で驚きました。
FC岐阜さんのご活躍を祈念しております。
また,練習試合していただけると嬉しいです。



そして,またもや話はコロッと変わりますが。

鈴鹿アンリミテッドのスクールのホームページができたそうです。
http://suzuka-un-school.jp/
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年度も変わった事ですし,スクールも盛り上げて行きましょう!
このブログをご覧のみなさん,スクールの方もよろしくお願いします。
だって,選手コーチが,榊,堀河,藤田,曵地,岡田,って凄くない?
中馬コーチ,近藤コーチ,樋口コーチ,うじいコーチも頑張ってますよ~。
http://suzuka-un-school.jp/coach/



ナカニシ家の庭のハナミズキが満開です。
鈴鹿アンリミテッドも,だんだん満開に近づいてきました。
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共に戦える時を楽しみにしています。

ではまた。

(次戦= 三重県サッカー選手権大会 準決勝 (天皇杯県代表決定戦) )
日時: 4月22日(日) 14:00 キックオフ
対戦: 四日市大学
場所: 四日市市中央緑地公園陸上競技場

和田篤紀選手,ようこそ鈴鹿へ

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みなさんこんばんは。

今週は試合が無いので,土・日のナカニシはちょこっとお仕事です。
秋の全国遠征時に休めるならば,どんな問題だってそれまでに解決します。たぶん。
仕事もやるぞーーー!!!



そんなナカニシがドタバタしている間に,新入団選手が決まってました。

和田篤紀(ワダアツキ)MF
背番号 25
身長/体重 178cm/66kg

和田選手,ようこそ鈴鹿へ。
そのプレイを見られるのを,ナカニシはとても楽しみにしています。
全社三重県予選は出場できませんが,三重県サッカー選手権には出場できるそうです。
なので,なんでしたら4月22日は出られるらしいです。
もろちん,東海リーグもOKのはずです。

その,ウワサのイケメン和田選手は,レイジェンド滋賀さんとの練習試合で早速出場したようです。

1本目:3-2
2本目:2-0
合 計:5-2
得点:リンタロウ・ネット・小澤・パブロ・野口

Nカメラマンからも様子を聞きましたが,和田選手は,まずは周りと合わせるような,シンプルなプレイをしていたそうです。ほほう。なるほど。
これからチームがどのような化学反応を起こすのか楽しみです。

両チームの選手のみなさん,スタッフのみなさんお疲れさまでした。
この練習試合が両チームにとって実り多き事を期待しています。

来週は,三重県サッカー選手権準決勝です。
スタメンを予想するだけでワクワクします。
昨年以上に,今年のチームは誰が出ても活躍が期待できるので,より予想が難しくなりました。

そのナカニシが今年一番期待しているのは・・・ジャジャン!
それはナイショです。

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ではまた。

(次戦= 三重県サッカー選手権大会 準決勝 (天皇杯県代表決定戦) )
日時: 4月22日(日) 14:00 キックオフ
対戦: 四日市大学
場所: 四日市市中央緑地公園陸上競技場

運命にそこをどけと言い放てるのは,全力で戦った者だけだ

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みなさんこんばんは。

明日に向けて,そろそろ変な感じになってきたナカニシです。
感情の起伏が少なくなって,ノドが詰まって話をするのが億劫になり,
何を見ても何を聞いても,遠いところのように感じます。
たぶん,浅い眠りになるでしょう。
たぶん,明日の朝は夜明けと共に起きるでしょう。
鈴鹿アンリミテッドの試合があるからです。
そして,それはとても待ち遠しいです。



ナカニシが諸事情により,ブログの更新が滞って約1週間。

試合に先立ち,今シーズンのファンクラブ『SUZUKAZE(鈴風)』の募集が始まっていたようです。
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http://suzuka-un.co.jp/news/18271/
ナカニシ自身も昨夜,早速会員の申し込みを行いました。



特典や割引など,それぞれの会員に応じていろいろあるみたいです。

そして,ナカニシの主観的な注目ポイント!!!

まず1つ目。

ゴールド会員限定ですが,なにやら限定メールが届くようです。
試合前日:吉田常務による予想スタメンメール!
公式戦当日:辛島監督の試合前,ハーフタイムのコメント速報!
実は,今日の夕方,明日の試合の予想スタメンが吉田常務から届きました。
しかし,吉田常務とナカニシの予想とは,2人くらい違います。
いやいや,ここはこの選手でしょ!
うーん。難しい。名探偵コナンの犯人予想くらい難しい。
限定メールなのでブログやSNSでの公開はできません。
でも,なるほどと思いました。
これは面白いです。


そして2つ目。

こちらもゴールド会員限定ですが,試合写真が限定公開されるそうです。
なかなかオフィシャル写真を公開するというのは難しいので,とても良いのではないかと思います。
チームにはカメラマンがいますので,たくさん写真を撮っていますが,あまりに多くて公開されない写真もあります。
遠方の方や,選手のご両親など,いろいろな楽しみ方があるのではと思います。
こちらも限定サービスですので,公開された写真を,ネットやSNSにはアップできませんのでご注意ください。
※ ナカニシのブログに掲載の試合写真は,チームの許可を得て掲載しています。

最後に3つ目。

ゴールド,レギュラー,ジュニアとありますが,どの会員を申し込むかについては,サポーターのみなさんの自由です。
ただ,どの会員にするのかはともかく,たくさんの人が鈴鹿アンリミテッドを応援していただけるよう,少しでも多くの方に会員になっていただけると嬉しいです。
みなさん,お誘いあわせのうえ,ぜひ会員を増やしていってください。
ファンクラブの会員の数は,間違いなくチームの地力になります。

なおこのファンクラブ会員と,サポーターズクラブvictorycrossの会員は,
全く関係が無いので,お間違いの無いようにご注意ください。



明日は,三重県サッカー選手権準決勝で四日市大学と対戦します。

まさかとは思いますが,「大学生だから勝てる」と余裕こいてるサポーターはいませんか???

昨年,東海リークで鈴鹿アンリミテッドはFC刈谷と,どこに負けたのか覚えてますか?
最終戦で,ギリギリ何とか勝てたのは,どこのチームとの対戦だったか覚えてますか?
平成21年に三重県サッカー選手権大会で三重中京大学に敗れ・・・,
平成22年に三重県サッカー選手権大会で四日市大学に敗れ・・・,

大学生との対戦は,何が起きるか分かりません。
昨年の三重県サッカー選手権でも,鈴鹿アンリミテッドは四日市大学と対戦しています。
前半は0-0。後半は3-0。
もしも前半からリズムを変えられなかったら,難しくなってしまう試合でした。

前の公式戦より1ヶ月の空白期間。
元気な大学生と,グラウンドコンディションの悪い芝生。
明日は急に暑くなるらしい。
鈴鹿アンリミテッドには主力に怪我人がいる。

サッカーの難しさと怖さを,鈴鹿サポーターならば十分に分かっているでしょう。

鈴鹿サポーターに告ぐ!
選手の1歩目から,しっかりと気を引き締めて,全力で応援するべし!!!

この1戦。
唯一無二の,この1戦。

運命に,そこをどけと言い放てるのは,全力で戦った者だけだ。
12番目の選手とカッコつけるなら,見せてやろうぜ。
俺たちの応援を。

そして勝つ!!!!!
絶対にだ!!!!!
勝つ!!!!!

ではまた。

(次戦= 三重県サッカー選手権大会 準決勝 (天皇杯県代表決定戦) )
日時: 4月22日(日) 14:00 キックオフ
対戦: 四日市大学
場所: 四日市市中央緑地公園陸上競技場

三重県選手権準決勝 対 四日市大学

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みなさんこんばんは。

前公式戦から1ヶ月の間がありました。
ナカニシは現在ヘトヘトです。
今日の試合,応援の声は前半で出なくなりました。
暑さだけでなく,なんか体が試合に慣れていない感じもしました。
サポーターがこんなんですから,選手達もさぞかし疲れたことでしょう。



最近,ちょっと仕事で帰宅が遅くなっているナカニシは,なんだかんだ言いながら,早い時間にぐっすり眠る。
よく寝た。よく食べた。万全だ!

今日の対戦相手は,四日市大学(以下,四日市大と書きます)。
鈴鹿は過去に何度も大学生に負けている。
若い力と勢い,波に乗ったときの爆発力は,かなり脅威。

会場到着。
前試合の,ヴィアティン三重とFC.ISE-SHIMAの試合が行われている。
そわそわして落ち着かない。
スタンドの外で時を待つ。
試合のほうは,2-0でヴィアティン三重が勝利した。

サポーターが集ってきた。
選手たちのバスも到着した。
横断幕も掲出した。

試合前にサポーターに話しかける。
何を話したか覚えていない。
ただ,ずっと自分に言い聞かせている。
しっかりと,しっかりと,しっかりと・・・。

いくぜ!
鈴鹿アンリミテッドの選手と共に戦うのは俺たちだ!

本日のスタメン(以後敬称略)
FW 7リンタロウ・9藤沢ネット
MF 11泉宗太郎・25和田篤紀・6藤田浩平・8小西洋平
DF 22芦田成利・34野口遼太・3藤井竜・2原広樹
GK 1曵地裕哉

試合開始。

試合開始直後から,鈴鹿の中盤が動いているのが良く分かる。
四日市大のフォーメーションは,たぶん4141。
鈴鹿のマークのズレに対して,藤田が細かく指示している声が聞こえる。
鈴鹿の攻撃では,強力な2トップを使いたいところ。
しかし,リンタロウ,ネット,小西,泉の前戦にはぴったりとマークがついている。

前戦にボールを蹴りだすのは,センターバックの「最強の左」野口遼太 (34)。
サイドプレーヤーを前に走らせるボールは,野口から良く出ている。
野口はディフェンダーでありながら,鈴鹿の攻撃のスイッチを押す基点となっている。
そして,そのパスの出すタイミングと,泉・小西が受けるタイミングは,ドンピシャ。
今年の2月ころと比べて,野口と全体の連携はとても良い。
ただの守備の人ではない。
良く見えている。よく蹴れている。
いいぞ!野口遼太 !

そして,サイドを駆け抜ける烈風。
右サイドハーフの,「情熱烈風」泉宗太郎(11)。
小細工抜きで,縦にめっぽう強い泉。
そしてそのストロングポイントを使えるように,まわりからパスが出ている。
野口のロングパス。藤田のショートパス。和田のタイムストップパス。
泉のステップのリズムも良い。
受けてからの次の動作も速い。
調子が良さそうだ。
泉,今年は全部の全部出し尽くすぞ!!!

鈴鹿は,ディフェンスラインから2列目までは,良い感じに試合を作っている。
しかし,最後のフィニッシュに行けず,攻めているけどシュートが打てない状況。

前半10分。
フリーキックを獲得。
ゴール前,少し右。約25m。
蹴る準備をしているのは,藤田(6)と野口(34)。

軽い助走から,野口の左がゴーーーっと唸る!!!
四日市大の壁を越えたボールは,フラフラっとブレてから,スッと落ちる。
息を飲む。そしてイェイ!

ゴーーーーーーール!!!1-0


試合後に,Nカメラマンから聞いたところによれば,野口のフリーキックは凄く写真が撮りにくいらしい。
全身を弓のようにしならせて蹴るため,普通のシャッターチャンスより,一瞬遅れてミートするらしい。
なんてボールを蹴るんだ!
野口ナイスフリーキック。

序盤に1得点は大きい。
でも,まだ1点。そして全然安全圏内ではない。

右サイドバックの,「鬼神金剛」原広樹(2)。
右サイドハーフの泉が基点を作りボールを受けるので,そのフォローに走りつつ,中に切れ込んで決定的な場面も作り出す。
原広樹が攻撃的なのか守備的なのかは,毎試合ナカニシの印象が違う。
それだけプレイの幅の広いプレーヤーだと思う。
この試合,特に前半は,四日市大があまりサイドを使わなかった。
その分,鈴鹿はサイド攻撃が多かったが,フィニッシュが遠く,攻撃チャンスは多いものの,徐々に単調になってしまっていた。
原広樹も,中にはいり,外から追い抜き,状況打開のため,いろいろチャレンジしているのが分かる。
広樹!暑くなってきたけどガンバレ!!!
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前半の半ばを過ぎる。
試合は膠着し始める。
鈴鹿はサイド中心に良く攻めれている。
しかし,サイドを攻めるだけでは得点にならない。
四日市大のディフェンスの準備がしっかりしているため,鈴鹿が中へ繋ごうとするが,その段階でのパスカットが多い。

センターフォワードの,「優しい鉄人」藤沢ネット(9)
リンタロウ(7)とセンターフォワードに入っているが,リンタロウとの連携が良くなく,2人がバラバラにプレイしているように見える。
実際に,お互いがヘディングで落としたボールは,ほとんど合わなかった。
後ろからボールを受けても,ポストプレイで足を止めてしまうため,ボールが納まらず,次のプレイに続けていくことができない。
サポーターから声が出ている。「ネット自分で行け!!!」
ネット。ポストプレイにこだわらなくったって良い。
ネットは最強じゃないか。ネットは縦も強いじゃないか。
大丈夫。勝負に行こう。
自分が最強だと証明するには,自分で行かなきゃならない。
フォワードのファーストチョイスは,いつだってシュートでしょ。
GO!ネット!!!
イメージ 2


前半の終盤に差し掛かる。
なかなか追加点の入る感じがしない。
鈴鹿の攻撃は単調になり,四日市大は余裕を持ってディフェンスしている。

左サイドハーフにいる鈴鹿の切り札は誰だ!「ドリブルマスター」小西洋平(8)。
膠着した試合。相手が守っていて突破口が開けない試合。
一歩目からトップスピードに乗れるドリブルマスター小西が,四日市大のディフェンスラインを深く切り刻む。
個人技で緩急をつけられるその技は,鈴鹿随一と言って良い。
泉の縦への強さ。小西の変幻自在のドリブル。
小西がボールを欲しがっている。
この状況を打開するのは自分だと・・・。

そしてそれに反応したのは・・・和田篤紀!

前半34分。
和田(25)からのメッセージのこもったパスが通る。
『小西,行ってこい!』
小西がグイグイスピードを増し,四日市大ゴールに迫る。
フェイントをしているようには見えない。
緩急と間合いだけで抜いていく。
小西(8)がシュート!!!
四日市大ゴールキーパーがファインセーブ!
リンタロウ(7)がシュート!!!
四日市大ディフェンスに当たって跳ね返る。
中に詰めていたのは・・・泉宗太郎!!!
泉のボーレーシュート!

ゴーーーーーーール!!!2-0


ナイスシュート泉。
そしてナイスドリブル小西。

そして前半40分。
フリーキックを獲得。ゴールから約30メートル。少し左。1点目より少し遠い。
蹴るのは野口遼太 (34)。
再び左足が風を巻き上げる!
恐怖のキャノン砲が四日市大ゴールを襲う。
四日市大ゴールキーパーがセーブするが,キャッチはできていない。
誰よりも早く詰めに走っていたのは・・・藤沢ネット!!!

ゴーーーーーーール!!!3-0


ナイス押し込み。藤沢ネット。
ナイスフリーキック。野口遼太 。

それにしても鈴鹿には,凄いフリーキックを蹴る選手が多い。
それぞれに球種が違うので,これは今後良い武器になるかも。

ボランチに陣を構える,「鈴鹿の心臓」藤田浩平(6)。
前半の序盤から中盤にかけて,少し滞っていた流れを動かしたのは,まぎれも無く藤田の動き。
藤田が,少しポジションを上げた事で,一気にボールと人に動きが出てきた。
さすが鈴鹿の心臓。
公式戦では初となる,和田とのポジションの受け渡しには,かなり気を使っているように見える。
試合を見る目も,突出して良い目を持っている藤田。
藤田の目に,この試合の前半はどう映っているのか?
心臓は鼓動を続ける。強く,弱く,早く,遅く。
イメージ 3


前半43分。
鈴鹿の心臓が動く。
藤田(6)がドリブルで運ぶ。
ネットがマークを外す動きをする。
藤田からピンポイントで,針の穴を通すような超絶良いパスが通る。
唸るナカニシ。すげぇ。ぐわっ。
ネットが前に走る。
そう,ネットは前を向いていたほうが良い。
中で待っているリンタロウがマークを外す。
ネットが折り返したのは・・・。ここにいるのか!泉!!!
フリーで走りこんだ泉宗太郎。
落ち着いてシュート!!!
イメージ 4

ゴーーーーーーール!!!4-0


ナイスパス!
ナイス抜け出し!
ナイスシュート!!!
良いゴールだった。

ここで前半終了。



ハーフタイムに少し考える。
この試合,点は入っているが,試合内容としてはかなり良くないように思う。
ナカニシの感覚では,あまり内容の良く無い試合は,時間が経つのが遅い。
そしてこの試合は,とても時間が経つのが遅い。

この試合を,後半どう変えていくのか?
シーズン中,鈴鹿の試合で守りに入られる事は多い。
そしてカウンター一本を狙われる事も多い。

辛島監督がどう動くのか?
選手達はハーフタイム何を考えているのか?

よし!サポーターならばしっかりと応援していこう。
それしかできないけど,できることは精一杯やろう。



後半開始
(OUT)9藤沢ネット  ⇔ (IN)28小澤司
(OUT)8小西洋平  ⇔ (IN)10堀河俊大

ここで,鈴鹿のファンタジスタ級を2名同時投入。
ナカニシちょっとびっくり。

後半開始から四日市大は,かなり前目に押し出してきている。
前戦の選手の数も増えて,藤田が少しポジションを後ろに下げる。

ゴールキーパーの「俺たちのヒッキー」曵地裕哉(1)。
四日市大は早め早めにシュートを打っているので,後半からは特にミドルシュートが多くなっている。
曵地の目は,ボールをしっかり捕らえて離さない。
ほぼ全てのボールをキャッチし,安定したプレイを見せる。
曵地,落ち着いていこう。
俺たちのヒッキー。頼むぜ!

この試合,鈴鹿初公式戦の新加入,和田篤紀(25)
ボランチに入っているが,クラッシャータイプではなく,どちらかというとパスで試合を作るレジスタのような感じかな?
ナカニシは前半から注目して見ていたけど,とにかく何をするにしてもミスが少ない。
特に,トラップ,パスは安心して見ていられる。
そして,ラストパスの精度たるや・・・えぐいのを通してくる。
後半早々にリンタロウへ通したパスには,ちょっとビビッた。
なるほど,和田くん,とても良い選手じゃないか。
ガンバレ!応援するぞ!!!
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後半15分
(OUT)2原広樹  ⇔ (IN)13藏川洋平
※この試合は5人まで交代できる

後半は四日市大が攻勢をかけている。
鈴鹿はしっかりと受けてはいるが,四日市大は後半から,サイドをスピードで打開する選手が入り,鈴鹿は何度か突破されている。

ここで藏川投入。どう試合の流れが変わるか?

左サイドバックの,「ウルトラタイガー」芦田成利(22)。
四日市大がサイドからスピードを上げて攻めてきているが,スピードならば芦田も負けてはいない。
今シーズン,ナカニシが目を見張るばかりの成長進行形の芦田。
その際たるものは,守備のレベルアップ。
以前は,守備に対してなんとなく淡白な部分があったが,今年は守備に対してとても丁寧にプレイするようになった。
もともと単体の攻撃力は,チーム随一の芦田が,守備力を身につけた。
この試合でも攻守ともに良い動きをしている。
芦田,ガンハレ!!!
期待してるぜ!!!
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後半20分。
(OUT)25和田篤紀  ⇔ (IN)21北原毅之

試合は後半半ばを過ぎる。

堀河と小澤が入ったので,同じチームか?と言うほど,全く攻撃の形が違う。
四日市大のペナルティエリアのすぐ外付近の,バイタルエリアで小澤が大きなクサビを打ち込んでいる。
そして,それをえぐるように,堀河がねじりこんでくる。
北原が入り,守備の負担が減った藤田が,後ろからビルドアップする。
形は作っているが,四日市大もシュートコースを潰しているので,良い形でシュートが打てない。

小澤が少し引き気味にボールを受けることがあるので,ワントップのような形になっている「ER7」エフライン・リンタロウ(7)。
ナカニシが知っている限り,少し怪我をしていて調整が遅れていたように思う。
そしてこの試合,良い動きはしているが,なんかリンタロウのMAXのパフォーマンスではないように感じる。
試合勘と言うか,なんかピリッとしない。
しかし,リンタロウが徐々に良い動きになってきたなーと思った矢先!

後半27分。
四日市大の攻撃を,4バック4ミッドフィールダーでガッチリ受け止める鈴鹿。
そしてパスカットは,小澤!!!
迷い無く出したボールは,裏に抜け出したリンタロウの足元へ。
(なんか珍しい)鈴鹿のカウンター!!!
リンタロウ!!!決めろよ!!!
相手ゴールキーパーとの1対1を落ち着いて流し込み
イメージ 7

ゴーーーーーーール!!!5-0


ナイスシュート。リンタロウ!
ナイスパス。小澤!!!

後半30分。
(OUT)7リンタロウ  ⇔ (IN)18近藤和哉

試合は5対0。残り15分。
鈴鹿のディフェンスの竜の目は,まだメラメラと燃えている。
何点取っても,失点するのは嫌だ!!!
センターバックの,「飛竜乗雲」藤井竜(3)。
後半,四日市大の早い攻めに対して,ディフェンスが少しバタついた場面があったが,藤井はビクともしなかった。
マシーンのように,冷静に,見方によっては冷酷に,ゴールを完璧に守る。
藤井が熱い熱いハートを持っているのは,サポーターなら誰だって知っている。
でも,ディフェンスしているときの藤井は鈴鹿のラストボスであり,クールにすら見えるほどの冷酷な竜王でもある。
藤井。残りの少し。頼むぞ!
イメージ 8


後半から入った選手達も,スッと試合に入っており,全く違う後半となっている。

堀河のクロスを果敢に競合う「爆撃機」近藤和哉(18)。
中盤のスペースを滑るように埋める「闘犬」北原毅之(21)
右サイドからゲームを組み立て始めた「永遠の若手」蔵川洋平(13)
やっぱり堀河(10)が入ると,フィールドがキラキラする。
小澤(28)はやっぱりトップ下がふさわしい。

それにしてもゴールが遠い。
四日市大も全く集中が切れておらず,動きの質は高い。

まだまだ鈴鹿は変わらねばならない。
まだまだ鈴鹿は強くならなきゃならない。
イメージ 9


そして試合終了。



両チームの選手のみなさん,スタッフのみなさん,試合を運営していただいた県サッカー協会のみなさん,お疲れさまでした。ありがとうございました。

日中はかなり暑く,ナカニシも結構日焼けしました。
これがだんだん暑くなって,また真夏がやってきます。
でも,選手と共に戦えるならば,ナカニシは火の中でも水の中でも行きます。
でも,今日はたぶん選手もサポーターも疲れていると思うので,ゆっくり休んでください。

試合内容は,あまり良いものではありません。
点差ほどの差は無く,危ないシーンもたくさんありました。
全体的にフワッとしていて,全体的にピリッとしていませんでした。
victorycross賞も,この試合は該当者無しです。

でも,勝って次につなぐことができました。
修正して,もっと強くなって,もっともっと良い試合をするチャンスが残りました。
三重県選手権の決勝は,ヴィアティン三重との対戦です。


その前に
来週は,全社三重県予選があります。
勝ち進めば,土曜・日曜の2連戦となります。

サポーターとして,今日のナカニシ自身の応援は,全く納得のいくものではありません。
声も出ていなかったし,選手たちの力になるような声もかけられなかった。
フワッと試合に入って,集中できていなかったのは,ナカニシ自身です。大バカです。

次!
次の試合!

気持ちをもう一度ビシッとして,選手と共に戦いたいと思います。

さあ行こうぜ!明日,目指し!


ではまた。

(次戦= 三重県サッカー選手権大会 準決勝 (天皇杯県代表決定戦) )
日時: 4 月28日(土)11:00
対戦: TSV1973四日市
場所: 三重交通Gスポーツの杜鈴鹿 第3グラウンド

全社三重県予選準決勝 対 TSV1973四日市

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みなさんこんばんは。

季節の変わり目ですので,寒かったり,暑かったりしてますね。
そして今日は,なんか花粉が飛んでいたそうです。
そして花粉症のみなさん,辛い中で応援していただきありがとうございます。
明日も,花粉症に負けずに,応援頑張りましょう。



金曜の夜,仕事が終わった瞬間,体から噴出する闘気!
オラオラオラオラ!!!
さあさあさあさあ,鈴鹿アンリミテッドタイムが始まるぞ!!!

と考えながら,一発でぐっすり眠る。
翌朝は,早朝から用事で津まで車を走らせる。
とんぼ返りに三交鈴鹿に戻り,試合の準備をする。

仲間たちが集る。
観客がイスを出している。
選手たちの動きがあわただしくなる。

ラジオ体操。
リラックス。リラックス。

今日の対戦相手は,TSV1973四日市(以下,四日市と書きます)
鈴鹿がランポーレの頃から,毎年のように熱戦を繰り広げてきた。
間違いなく強豪。

JFLへの道が平坦じゃない事は,鈴鹿サポーターなら誰だって知っている。
厳しい道?
厳しい道だからこそ,共に進むのがサポーターだろ?

いくぜ!!!
今,ここにあるサッカーに,全力を。
(ナカニシはこのタイミングで必ず「ブルーノ=2012在籍の選手」のマネをします)
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本日のスタメン(以後敬称略)
FW 26パブロ・18近藤和哉
MF 8小西洋平・21北原毅之・6藤田浩平・11泉宗太郎
DF 34野口遼太 ・5榊親平・3藤井竜・13藏川洋平
GK 23岡田明久

試合開始。

今日の三交スポーツの杜鈴鹿は,なかなかの強風が吹いている。
前半,鈴鹿は向かい風。
ただ,風邪は舞っているので,ロングボールの目測を誤りやすい。
そんな中で,風を切り裂くロングフィードが野口の左足から放たれる。

右サイドハーフでロングフィードを納めるのは・・・
「情熱烈風」泉宗太郎(11)。
ナカニシが見た中で,今年の泉は特に特に縦に強い。
スピードだけで無く,言葉で表現するならやはり「強い」としか言いようが無い。
泉の「強い」を表現するなら,相手を呑んでいる感じがするということかもしれない。
果敢に縦に仕掛け,遠近のパスで四日市を揺さぶる。
そしてこの試合全般にかけて,四日市の中盤のプレスからのカウンターに対して,サイドの泉が中に絞って,良いディフェンスをしていた。
なんか泉~,進化してんじゃないの。
頼むぜ!
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左サイドハーフでロングフィードを納めるのは・・・
「ドリブルマスター」小西洋平(8)
今シーズン最初から,やりまくっている小西。
大学を出て,鈴鹿に来た1年目のようなムラは無くなった。
トラップの上手さと,懐の広さで,たいしてフェイントもしていないのに,後出しのタイミングだけで相手を抜いている。
前半,何度もチャンスを演出した。
試合前にNカメラマンと話をした。
今シーズンの小西のプレイには「ある特徴」があるらしい。
そしてそれが凄く上手くフィットしていて,とても期待できるらしい。
小西,ナカニシは知ってたぞ!小西はめちゃくちゃできる選手だ!!!


試合前半は,
ロングフィードで両サイドハーフを走らせる鈴鹿。
前に早くショートカウンターを狙う四日市。
支配率はわずかに鈴鹿優位。
しかし,四日市のカウンターは常に恐怖。
そして少しずつ,試合は膠着状態に。

センターバックに入る「飛竜乗雲」藤井竜(3)。
四日市のフォワードに,ディフェンスラインでのパス回しを狙われてたが,藤井は不注意なプレイは絶対にしない。
シンプルなクリアが多く,目立つようなプレイをするわけではない。
あくまでシンプル。絶対的にセーフティ。
そしてそのマシンのような徹底したプレイは,恐ろしさすら感じさせる。
この試合,いや,いつも同様。藤井に乱れ無し!!!
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両サイドハーフが積極的に攻撃しているため,鈴鹿ボールのコーナーキックが増えている。
この試合,キッカーの堀河,小澤が出場していないため,コーナーキックは藤田が蹴っている。
藤田のコーナーキックの精度も,堀河小澤に負けないくらい高精度。
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藤田のコーナーキックから何度も決定機が・・・。
和哉(18)のヘディングシュート!
パブロ(26)のヘディングシュート!
藤井(3)のヘディングでの折り返し!
野口(34)のヘディングシュート!
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タイミングは合っているのだが,四日市も全力で体をぶつけてきて,なかなかゴールを許してくれない。

四日市のディフェンスはとても硬い。
鈴鹿の攻撃は悪くない。
前戦の四日市大よりもよりキレたプレイをしている。
だが,サイドからのパスを中で決めきれない。

フォワードの「重爆撃機」近藤和哉(18)。
この試合の前半,鈴鹿のサイド攻撃はある程度食い込めている。
しかし,中への折り返しに精度を欠き,また,四日市もスペースを埋めた硬いディフェンスを敷いているため,鈴鹿のシュートはほとんど無い。
和哉もパブロとポジションを前後左右に振りながら,マークを外そうとしている。
四日市はパスの出しどころと,受け手のワンタッチ目にキッチリとプレッシャーをかけていて,和哉のマークも外れていない。
でも,この時ナカニシは本当に思っていた・・・。
なんか和哉の動きが軽い?
なんか和哉の動きに無理に力が入っていない?
なんか和哉・・・調子良いんじゃないか?

そしてもう一人のフォワードは「ロケットシューター」パブロ(26)。
懐にボールを入れて,相手のディフェンスをこじ開けるタイプのドリブルができる。
シュートの破壊力もあり,まさにロケットシューター。
この試合では,後ろからのロングボールに対して,良く走り,良くキープしている。
ナカニシが最近見た中で,一番走っているパブロだった。
サイドで,中で,斜めに,そして・・・。

前半35分。
後方からのロングフィードに走るパブロ。
四日市のディフェンスが一瞬早くボールに追いつくが,パブロが体を入れて奪い返す。
ゴリゴリッとドリブルして(とてもパブロらしい)
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中へ折り返し・・・。
決めろよ!和哉!!!
落ち着いて決めたのは,近藤和哉!!!

ゴーーーーーーール!!!1-0


パブロの,パブロらしい,パブロによる見事なアシスト。
そして,決めるべき時に,しっかり決めるのが点取り屋!ナイス!和哉!

ここで前半終了。



ハーフタイムにアップしている選手達を見る。
みんな調子は良さそうだ。

前半を見た限り,鈴鹿が攻めて四日市が守る形になっている。
しかし,四日市のカウンターがちらちらと見えてきており,何が起きるか全然分からない。

次の1点をどちらが取るか???

さあ,しっかり後半も応援しよう!!!



後半開始。

後半開始早々に感じる。
四日市が攻勢に出てきた。

基点を高くし,全体的にビルドアップしているように見える。
鈴鹿はサイドハーフが突出していたため,サイドバックが1枚になる場面が出ている。
中-外-中でサイドを攻められる。

右サイドバックの「永遠の若手」藏川洋平(13)
前半から鈴鹿は攻勢だっただけに,四日市のチェンジオプペースに対応できないと,バラバラっとなってしまう。
藏川がディフェンスのボール回しに入り,少し間をおいて試合をコントロールしている。
そして,前半よりもサイドハーフの泉との距離を縮め,攻撃もディフェンスも組織に巻き込んでプレイしている。
(※上手く説明できないけど,藏さんが組織的になんかやっていたのは感じました)
そして,攻撃に出るときには,平均台一本分の幅程度のスペースをドリブルで駆け抜けてくる。
そこを抜けてくるか!
ナカニシも唸る。さすが藏さん。
明日は一緒にバンザイしましょう。
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攻めに転じている四日市は,鈴鹿ディフェンスと鈴鹿ゴールキーパーの間にボールを通してくる。
ディフェンスにとっては,自陣に向かってディフェンスせねばならず,後ろから相手も突っ込んでくるため,とてもやりにくい。

しかーーーーーし!!!
今日の試合のセンターバックには,俺たちの榊がいるんだよ。
「神の子」榊親平(5)
榊のディフェンスの凄さは,なかなか言葉では表現できないが,たとえて言うと,北斗の拳のラオウが野口で,トキが榊・・・,と思う。いや違うかな?
特に裏のスペースや,スルーパス対応,2列目の抜け出しが,抜群に良く見えており,「神の子」と言われるニックネームにウソは無い。
四日市のスルーパスに対して,体を入れてゴールキックに持っていく榊のプレイが後半よく見られる。
最終ライン。一歩間違えば失点。
でも大丈夫。榊は楽しそうにサッカーしているよ。
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前半14分
(OUT)18近藤和哉  ⇔ (IN)9藤沢ネット
(OUT)8小西洋平  ⇔ (IN)10堀河俊大

サポーターと遠いサイドでも,岡田の声が良く聞こえる。
ゴールキーパーの岡田明久(23)
試合開始時。
岡田がグラウンドに入るためサポーターの横を通った。
横顔がチラッと見える。
なんて顔してるんだ!なんて集中した顔をしているんだ!
試合にかける意気込みは相当なものだろう。それがビリビリ伝わってくるような岡田の声。
岡田。言ってたチャント作ったぞ。
どうだ?この歌を持って千葉まで忘れ物取りに行こうぜ。
「オーオッオッー オカダアキヒサ オーオッオッー オカダアキヒサ
さあ行け**俺たちと共に戦え さあ行け**俺たちと共に越えろあの時を」
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堀河が交代で入ったことで,後半の流れが変わる。
後半の序盤からの四日市の攻勢で,鈴鹿は少しバタバタしていたが,いっぺんに落ち着いた。
キャプテン堀河は,やはりそれだけ凄い選手だと実感する。
なんかピシッとした感じになった。

そして堀河が入り大きく鼓動を打つのは。
センターハーフ「鈴鹿の心臓」藤田浩平(6)。
前半からずっと少し低めの位置にいた。
飛び出す回数も少なく,どちらかというと抑え目のプレイ。
その藤田が,前戦に飛び出し始める。ミドルも打っちゃう。
藤田が動いた事により,泉がスペースを見つけてシュートを打つ。
堀河が中に入ってパスをさばく。
藤田の動きで,2Dが3Dになったようにすら感じる。
サポーターの声のトーンが上がる。
さあ行こうぜ!
藤田が行こうぜって言ってるよ!

左サイドバックの「最強の左」野口遼太 (34)。
試合前にスタメンが出たとき,サポーターで話をした。
「のぐさん,左だったらめっちゃ攻撃に来るよね」
そして後半,左サイドハーフに堀河が入ったため,変な失い方をしてカウンターは無い。
野口が,上がれる準備ができた。
前半は後方からのロングフィード。そして後半は自らシュートを打ちにポジションを上げる。
しかし,四日市は野口のミドルを打つスペースを開けない。
チャンスをうかがう野口。
完全に狙っている野口。

後半の半ばを過ぎ。
鈴鹿の支配率が上がってきた。
四日市ゴールまで再三攻め込む。

藤田(6)のシュートはバー直撃。
泉(11)のシュートもポストに嫌われる。
堀河(10)のシュートは浮いてしまう。

鈴鹿の攻めは悪くない。
悪くないけど得点が入らない。

鈴鹿が攻勢に出ているということは,四日市もカウンターを狙ってくるという事。

しかし,ボランチのヤツが自由にさせていない。
「振り返ればヤツがいる」北原毅之(21)。
特に後半,相手の攻勢の時には必ず北原がファーストチェックに行っている。
恐ろしいほどの寄せ方。たとえて言うなら,肉食獣が狩りをしているような感じ。
ボランチなので,前後左右と合わさなければならない。
新加入の北原のポテンシャルは感じていたが,この試合でとうとう一皮向けて,連携が整った感じがする。
前戦からのコースのカットと,後方のディフェンスの準備,それを全部把握して,自分のプレイに繋げている。
なるほど,これが北原か。
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後半から入っている「優しい鉄人」藤沢ネット(9)。
ナカニシはネットが前を向いてプレイするのが好き。
ポストプレイも良いけど,それだけではやはり捕まってしまう。
フォワードはゴールを目指してなんぼ。
今日のネットは,積極的に自分で仕掛けている。
あれ?なんかいつものネットと違うぞ?
パブロとの受け渡しの息も合っていて,なんかトントントンとゴール前まで行きそう。

そして・・・

後半39分。
左サイドからドリブルを始めたネット。
パブロが前に走る。
相手のディフェンスが釣られる中,ネットは中へドリブルで切れ込み,シュート!!!
キターーーーー!!!

ゴーーーーーーール!!!2-0


ナイスシュートネット!!!
そしてサポーターに,背番号をアピールする。
これはちょっと嬉しい。
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そして試合終了。



両チームの選手のみなさん,スタッフのみなさん,試合を運営していただいた県サッカー協会のみなさん,お疲れさまでした。ありがとうございました。

前回の四日市大戦では,5―0でしたが内容は良くありませんでした。
この試合は2-0でしたが,内容は悪くなかったと思います。
ただ,決めなくてはならないところを外し過ぎていたのは大きな課題です。

トーナメント戦ですが,今日のvictorycross賞は・・・
(この賞はナカニシが勝手に決めるMVPです)
ボランチの「振り返ればヤツがいる」北原毅之選手(21)です。
北原の本当の姿を見た気がします。
試合後のサポーターの会話の中でも,再三,北原の話しが出ました。
ナイス北原。
今後ともがんばってください。

明日は,FC.ISE-SHIMAさんと,今期2度目の対戦です。
前回は,スコアレスドローでPK戦になりました。

厳しい戦いになる事は十分承知です。
だからこそ,サポーターが応援する意味があります。

鈴鹿の選手たちと共に戦える事が,無性に嬉しいです。

明日もナカニシは元気に歌います。

ではまた。

(次戦= 全国社会人サッカー選手権大会 三重予選決勝 )
日時: 4 月29日(日) 11:00キックオフ
対戦: FC.ISE―SHIMA
場所:  三交スポーツの杜鈴鹿 第3グラウンド

※ このブログに使用している写真は,鈴鹿アンリミテッドの使用許可を得て掲載しています。そのため,他での利用は絶対にしないでください。

全社三重県予選決勝 対 FC.ISE-SHIMA

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みなさんこんばんは。

今日の試合後に,原広樹選手にプレゼントをあげる女の子を見ました。
原広樹選手は,来週,誕生日らしいです。
この女の子(1年生くらい)は,昨年のイオンモールで行われた壮行会で原選手を見てから,ファンになったそうです。
たぶん,サッカーのルールも良く知らないと思います。
だけど,一生懸命プレイする原選手の大ファンです。
この子のお父さんによれば,家で毎晩,選手の背番号と誕生日のクイズをしているそうです。
「我らの誇り,この街の夢」
この街に鈴鹿アンリミテッドがあることが,とても嬉しいです。



試合後には不思議と睡魔が襲ってくる。
TSV1973四日市戦後にブログを書きながら,何度か寝落ちしていた。
自分自身,何かいてるのか良く分からなくなるほど眠かった。
そして気絶するように就寝。

試合の朝はやはり早起きする。

今日の対戦相手は,FC.ISE-SHIMA(以下,伊勢志摩と書きます)。
今シーズン,鈴鹿アンリミテッドとの対戦は2度目。
1度目は,社会人選手権で対戦し0-0のPK戦だった。
また,伊勢志摩は,先日のJFLヴィアティン戦でも,0-2で敗れたものの,前半は0-0の好勝負を繰り広げた。
同じ東海リーグからJFL昇格を狙うチーム。
この試合は特に負けられない。

試合会場に到着する。
会場の準備を手伝う。
ジッとしていられない。

サポーターが続々と集ってくる。
みんな花粉症は大丈夫か?

体から闘気がメラメラと燃え始める。
キックオフの笛の音が聞こえるまで,抑えて抑えて・・・。

2連戦。
選手達は当然疲れている。
鈴鹿の選手たちの足を止めるな!
サポーターの応援で背中を押そう。
一歩の力を全身全霊で。

いくぜ!!!

本日のスタメン(以後敬称略)
FW 7リンタロウ・9藤沢ネット
MF 8小西洋平・10堀河俊大・6藤田浩平・11泉宗太郎
DF 22芦田成利・34野口遼太 ・3藤井竜・2原広樹
GK 1曵地裕哉

試合開始。
俺たちの三交スポーツの杜は無風。天候も良し!

試合開始から,がっぷり四つの組み合い。
伊勢志摩は,(たぶん)いつも通りの3-4-3。正確には(たぶん)3-4-1-2。
ボランチの2人とトップ下の1人が,かなりハイレベルに連動していて,ポジションをくるくる変えながら,縦に早い攻撃をしてくる。
藤井(3)と曵地(1)がいる鈴鹿のディフェンスを,高さで攻略する事はできない。
伊勢志摩はスピードと斜めに走って,ディフェンスの穴を狙っている様子。

センターバックの「最強の左」野口遼太 (34)。
最近の鈴鹿サポーターの共通認識だが,元々とても硬かった鈴鹿のディフェンスが今年はさらに硬くなっている。
ナカニシの考察する大きな要因は,野口がディフェンスに入り,細々と的確な指示を出しているからだと思う。
初めてスタンドの無いピッチサイドで観戦した人が「野口はこんなに指示を出しているんだね」と言っていた。
マークを外すため,多彩に攻める伊勢志摩。
しかし,鈴鹿のゴールには届かない。
中盤がチェックし,ディフェンスが止める。
そこには野口がいるから。
イメージ 1


鈴鹿の攻撃は,強力な両サイドハーフから。
長短のパスが左右に供給される。

左サイドバックの「ドリブルマスター」小西洋平(8)。
前日の試合でもかなり走っているが,この試合の小西も早く,そして上手い。
攻撃はもちろんのことだが,ディフェンスにも戻ってしっかりと数的優位を作る小西。
昨年よりも,小西のディフェンスのレベルアップが著しい。そして,下がりながらのディフェンスも効果的。
相当消耗しているだろう。そりゃこれだけ走れば疲れているだろう。
小西のために,サポーターはよりより一層一層,応援しよう。
走りつくせ小西。出し尽くせ小西。
ガンバレ!!!
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前半の序盤は,完全に5分と5分の試合。
シュート数とコーナーキックの数だけならば,少し鈴鹿が多いくらい。
しかし,伊勢志摩の中盤の真ん中付近は,かなり熱いプレイをしている。要注意。
まだまだ試合の様子は見えてこない。

今日はボランチに入っている「アンタッチャブル」堀河俊大(10)。
決して体の大きいほうではない堀河だが,そのテクニックと頭脳は存分に発揮されている。
試合後にサポーターにはナカニシが体で説明したのだが,ボールを持つ伊勢志摩の選手と,ボールを受けようと斜めに走る伊勢志摩の選手の間で,後ろも見ないで堀河はコースを完全に切っている。(この説明で分からない人は,後日ナカニシが体で説明します)
コースを切られて,パス出しが一瞬止まれば,そこに藤田,泉,小西がプレッシャーをかけてボールを奪ってしまう。
伊勢志摩のフォーメーションだと,中盤の真ん中は,鈴鹿の数的不利になっている。
しかし,堀河のいるところは全く崩れない。相手のパスのリズムが整わない。
そして当然,堀河の攻撃参加の素晴らしさたるや・・・。
堀河のダブルタッチは,たぶんイニエスタよりもキレている。
最高か最高じゃないかで言ったら,堀河は超最高。

前半の序盤を過ぎ,徐々に鈴鹿が伊勢志摩陣内でプレイする時間が増えてきた。

そして,その一番槍はコイツだ!!!
右サイドハーフ「もう誰にも止められない」泉宗太郎(11)
パスを受ける際に,相手とボールの間に体を入れて,自分のボールにするというのは,サッカーの基本中の基本。だけど,その基本を極めたその先を・・・君は見たくないかい?
揺るぎない体幹により,鍛え上げられたその肉体によるプレイは,基本のプレイだけで相手にとって凶器となる。
後方からのロングパスをことごとく懐に収め,弾丸のように突進を続ける泉。
もう誰にも止められない。

前半21分。
センターバックの藤井(3)がオーバーラップ。
ドリブルで最前線までボールを運ぶ。
伊勢志摩のマークに狂いが生じる。
リンタロウ,藤田とつないだボールを,打つのは・・・泉宗太郎!!!
おおー,ループシュート!!!

ゴーーーーーーール!!!1-0

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藤井のオーバーラップから落ち着いてつないで,キッチリ決めた!
見事。ナイス!!!

試合はまだまだ。
得点の時こそ,締めなきゃならない。
サポーターの声が大きくなる。

そして,前半26分。
左サイドからのコーナーキック。
蹴るのは,我らがキャプテン堀河(10)。
一度ディフェンスに当たったボールが,ふただび堀河の下へ。
伊勢志摩ディフェンスを交わし中へ。
サポーターから遠いサイド。
ピッチと同じレベルで見難いシチュエーション。
それでも堀河が蹴ったクロスが,光るのが見えた。
ダーツで狙っても,ライフルで狙っても,そこまで性格に飛ぶかと言うほどの高高高精度のクロス。
リンタロウの頭にドンピシャ!!!
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ゴーーーーーーール!!!2-0


ナイスゴール!
ナイスアシスト!!!

幸先の良い追加点が入るが,鈴鹿の選手たちの緩みは無い。
過去にはディフェンスがフワッとするシーズンがあった。
今シーズン,そんな緩みを見たことが無い。

フォワードの「ER7」エフライン・リンタロウ(7)。
鈴鹿のフォワードは嚙み合わないときは全然合わない事もあるが,今日のネットとリンタロウのタイミングは絶妙に合っている。
前半の終盤,小西のショートカウンターから,ネットがつなぎ,リンタロウのシュート一閃!
惜しくも伊勢志摩ゴールキーパーのファインセーブに阻まれたが,ネット,リンタロウ共にビッグチャンスが何度かあった。
この試合のリンタロウは,失ったボールを追ってディフェンスラインまで戻ったり,サイドに流れてスペースをネットに作ったり,ここにパスが欲しいと仲間に指示をしたり,なんか昨年よりも,ずっと自分から積極的にチームプレイをしているように見えた。
リンタロウ!!!
さらに強く強く応援しよう。
リンタロウ!!!GO!!!

そしてリンタロウが得点に絡む。

前半35分。
藤田(6)からリンタロウへスルーパスがとおる。
左サイド少し中よりを駆け上がるリンタロウ。
マイナス方向へ折り返し。
受けるのは堀河俊大(10)。しかし当然マークがついている。
ワンフェイク。一瞬の間。体半分ずらす。シュート。

ゴーーーーーーール!!!3-0


堀河,ナイスシュート!
リンタロウ,ナイスパス!
(遠いサイドなのであまり見えなかったのでコールが遅れました。ごめんなさい。)

前半の終盤。
鈴鹿は追加点をあげたが,伊勢志摩もさらにペースを上げる。
伊勢志摩は,どちらかと言うと中央から攻めていたが,サイドからの攻撃に切り変えた感じがする。
ナカニシは,伊勢志摩の前日の試合を見たが,その時は,サイドチェンジからの攻撃が特に際立っていた。

そして,この試合でも大きなサイドチェンジが左から右へ。
右サイドバックの原広樹は,中に絞ってディフェンスをしていたため,伊勢志摩の選手がその外側に1人余っている。フリー!
ドリブルで鈴鹿ゴールに迫るが,それに追いつき強引に体を寄せたのは・・・泉!!!
よくディフェンスに戻ってきた泉!
そして,体幹の強さで押し出したタックルは,激しいけれどファウルにはならない。
泉。ビッグプレイだ!!!ナイス!!!

そして前半終了。



ハーフタイム。
アップする選手達を見ながら,ピリピリと考える。
前半終わって3対0。
願ってもいなかった展開。
だけど・・・上手く行きすぎていないか?
上手く行きすぎていることに対する不安が,ひたひたと迫ってくる。

サポーター,3点くらいで安心してどうする。
今,この今,締めようぜ!!!
まだまだ試合は終わっちゃいない。
まだまだ勝敗は全然決まっちゃいない。



後半開始。

攻撃方向が変わって,サポーターから鈴鹿の攻撃陣が良く見えるようになった。

フォワードの「優しい鉄人」藤沢ネット(9)。
ナカニシの主観だけど,昨日の試合からプレイが変わった。
ネットといえばポストプレイだったのだけど,足を止めてガードするため,相手のプレッシャーに対してボールが納まらなかった。
この2試合のネットは,前に前に動きながら,時に手段としてポストプイをする。
この2択は,非常に強烈で,相手にとっては守りにくいだろう。
なんてったって,ホンダのNワゴンとほぼ同じ馬力のネットが,突進してくるのだから,恐怖だと思う。
前を向いて攻めるネットは,とても良い。
フォワードはゴールを狙ってこそフォワード。
ならばファーストチョイスは,前を向くことであるべきだ。
ネット,前向いて行こう。
その先には,相手チームのゴールがあるさ。

リンタロウからのパスを豪快なボーレーでシュートするネット。
惜しくもゴールならずだが,悪くない。良いよ良いよ!

センターハーフの位置で全体の舵を取る「鈴鹿の心臓」藤田浩平(6)。
昨年から試合を見に来ているというご家族が,試合後にナカニシに言いました。
「藤田選手をずっと見てしまいます。攻撃も守備もどちらにも存在感が大きいので」。
そう!藤田はそうなの!藤田の素晴らしさを分かってくれる人が増えて,ナカニシは嬉しい。
鈴鹿の攻守の要は,やっぱり藤田。
藤田が絡んでない攻撃は,ほとんど無いと言っても良い。
この試合,伊勢志摩の中盤は相当強力な選手がそろっている。
それと真っ向から勝負しながら,ジリジリと支配率をあげていく。

左サイドバックの「ウルトラタイガー」芦田成利(22)。
どこかの段階で,伊勢志摩はフォーメーションを変えている様子?
中央からのスピードのある攻めから,どちらかと言うとサイド攻撃に重点を置いてきた。
この試合,鈴鹿はサイド攻撃が多いが,両サイドバック共に,むやみには駆け上がらない。
左の芦田,右の原,共に同じように慎重にビルドアップしているので,ひょっとして監督から指示が出ているのかもしれない。
攻撃力が自慢の芦田だが,今シーズンから格段にレベルアップしたのは守備の力。
攻守のバランスが良くなり,左サイドで仕掛けられても,簡単には抜かせない。
今年の鈴鹿はよりディフェンスが硬いと,ブログ冒頭に書いた。
その硬いディフェンスの一翼を担うのが,芦田の目覚しい進化。
この試合,派手な得点やアシストは無かった。
しかし,コツコツ積み上げたディフェンスは,本当に見事だった。
芦田,ナイス!!!
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後半19分。
泉(11)がボールをキープして前線に運ぶ。
後ろから,突風のように走ってくる原広樹(2)。相手ディフェンスは原を一瞬気にする。
そしてパスはフリーのリンタロウ(7)へ。
中に走りこむ小西(8)。
マイナス方向で待つネット(9)
伊勢志摩は,選択肢の多いリンタロウに対して,パスを警戒して寄せ切れない。
俗に言う「見てしまう」状態に。
リンタロウがその間を突いて,深く持ちこみ・・・。
ゴールキーパーの足の間を抜いてシュート!
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ゴーーーーーーール!!!4-0


よし!
たくさんの選手が連動してマークをひきつけ,そしてそれを決めきった。
見事!

後半21分
(OUT)9藤沢ネット  ⇔ (IN)28小澤司

後半22分。
ペナルティエリア少し前でフリーキックを獲得。
蹴るのは堀河か?野口か?
野口が蹴った!!!
ボールはぶれたままストンと落ちる。
伊勢志摩ゴールキーパーもキャッチできず,跳ね返すのが精一杯。
それをダイレクトボーレーで詰めたのが・・・。コーニーシ!ラララー小西洋平!

ゴーーーーーーール!!!5-0


小西,ナイス!
そして,野口のフリーキック恐るべし。

後半26分
(OUT)8小西洋平  ⇔ (IN)21北原毅之

そして後半27分。
後半途中から交代で入った小澤司(28)。
ワンタッチごとに,ナカニシがうなる。
なんと凄いパスだ・・・。
その小澤が右サイドに流れて基点となる。
泉(11)が高速でパスを求める。
リンタロウ(7)が中でマークを外す動きをする。
藤田(6)が後ろから駆け上がりミドルシュートを打ちたがる。
小澤が出したのは・・・。
試合をじっと見ていたナカニシにも,いつそこに来たのか分からなかった。
そこにはフリーの堀河が!!!
一度切り返して,シュート!!!
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ゴーーーーーーール!!!6-0


堀河のポジション取りのエグさ。
小澤の視野の広さ。
なんという。

トトンと点が入って,6対0。
残り約15分。

伊勢志摩とは,今後リーグ戦で2度対戦する事になる。
ここで緩めるわけには行かない。
ここで失点しちゃならない。

サポーター!!!
ここで締めるぞ!!!
最後までやりきるぞ!!!

伊勢志摩も,この対戦を次の対戦の勢いとするため,なんとしても1点欲しいところだろう。
選手交代を頻繁に行い,スピードで鈴鹿のディフェンスを突破しようとする。
伊勢志摩の縦への突破が目立つようになってきた。
鋭いスピードで錐のように突っ込んでくる攻撃に対して,竜王がご立腹だ。

センターバックの「飛竜乗雲」藤井竜(3)。
後半の終盤,特に良く目立つようになってきた。
全体的に両チームに疲れが出てきて,スペースが空くようになってきた。
そのスペースを使い,交代で入った前戦のスピードのある選手に,スルーパスが出てくる。
藤井はもちろん連戦。疲れもあるだろう。
そこへのスピード攻撃はかなりきついはずだが,それでも藤井は攻撃を潰しまくる。
藤井の気迫のこもったプレイが,サポーターに良く見えている。
藤井,ガンバレ!
サポーターには,何にもできないけど,全力で応援しよう。
藤井,ガンバレ!!!

伊勢志摩がディフェンスの裏を走り,鈴鹿ゴールに迫る。
あっ!!!
一瞬のすり抜けから,ゴールキーパーと1対1に。

鈴鹿のゴールを守る「俺たちのヒッキー」曵地裕哉(1)。
この試合では,シュートは何本か打たれるものの,危ない場面はそれほど無かった。
そして,突然のこの大ピンチ!
猛烈なダッシュでシュートコースをふさぎ,体で相手のシュートをビシッと止める!
サポーターの歓声が上がる。
1点もののプレイだ。さすが曵地。さすが俺たちのヒッキー!!!
6点取っても曵地に一片の緩みも無い。
頼むぜ!
ヒッキー!!!
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後半32分
(OUT)3藤井竜  ⇔ (IN)5榊親平

連戦の藤井に変えて,榊が入る。

裏へのケアと,2列目の飛び出しに対応するのは,榊の最も得意とするところ。
また,途中出場でも,榊がフワッとする事は無い。

後半終盤で投入された,中盤の北原と,ディフェンスの榊。
これは間違いない。
これはしっかりと無失点で抑えるという意思表示だ。

そして,試合最終盤。
急に暑くなった今日の試合。
選手達の消耗も激しい。

右サイドバックの「鬼神金剛」原広樹(2)。
左の芦田同様,この試合はディフェンス重視。
そしてそのディフェンスは,ほぼ完璧にやりきった。
みんなが疲れている時間帯。残りわずか。
得点は6対0。もう勝敗はほぼ決した。
でも,原広樹は試合か終わるまで,そしてギリギリまで全力を尽くす!!!
その時!
原広樹が,オーバーラップを見せる。
怒涛のオーバーラップから,ディフェンスをなぎ倒し,強引にシュートまでもっていく。
どりゃーーー!!!
これが原広樹だ!!!
原広樹,ナカニシはそんな原広樹が大好き。
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試合の最後まで選手たちの集中は切れない。
良いチームだ。
我がチームながら惚れ惚れする。ね~。


そして試合終了。



両チームの選手のみなさん,スタッフのみなさん,2日間運営していただいた県サッカー協会のみなさん,お疲れさまでした。みなさんありがとうございました。

2日間の間に,いろんな人から差し入れをいただきました。
全部サポーターみんなで,美味しくいただきました。ありがとうございます。
以前,鈴鹿に在籍していた,大久保龍太選手,村田雅則選手,高橋徹選手も観戦してくれました。みんな頑張ってください。

今シーズン,一番良い試合でした。
みんながみんな連動していて,個人の良いところを出しつつも,それでいて組織的でした。
なんかあっという間の40分ハーフでした。

試合後に,控室に戻る選手達を見送りました。
泉選手にはハグしました。
みんな笑顔でした。
今,すでに日が変わりましたが,ナカニシはとても良い気分です。

さて,この試合のvictorycross賞は・・・
(この賞はナカニシが勝手に決めるMVPです)
右サイドハーフの「もう誰にも止められない」泉宗太郎選手(11)です。
ナカニシは泉のプレイを何度も見てきましたが,間違いなく今年が最高の状態です。
攻撃だけでなく,ディフェンス,競り合い,ポジショニング,見ていてかなりワクワクします。
そして,試合後に泉選手の一言は。
「まだまだ仕上がっていませんから,まだまだ行けますよ」
サポーターーー!!!泉くん,まだまだだってよ。
ナイス泉!
今シーズンのMAXの泉宗太郎を楽しみにしています。
今後ともがんばってください。
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この試合の勝利により,三重県1位として,全国社会人サッカー選手権東海ブロック予選(トーナメント戦)に進出することが決まりました。

三重ブロック
会場:伊賀上野運動公園陸上競技場
7月7日(土)11:30 準決勝 対 静岡6位
7月8日(日)11:00 決勝 対静岡3位と愛知2位の勝者
この2連戦を勝ち抜くと,茨城県で行われる,全国社会人サッカー選手権大会本戦出場が決まります。

今日の6対0で緩むようならば,サポーターが気を引き締めていかないといけません。
次の試合は,また0対0からです。

まだまだ先は長いですし,まだまだ何も成し遂げていません。
そしてサッカーはとても怖いことも良くわかっています。

だけど今夜は満月です。
良い気分で寝ることにします。
たぶん,泉選手が突破する姿を夢に見ることでしょう。

ではまた。



( 次戦 = 三重県サッカー選手権大会 天皇杯予選 )
日時: 5 月13日(日) 13:00キックオフ
対戦: ヴィアティン三重
場所:  三交スポーツの杜鈴鹿 メインスタンド

※ このブログに使用している写真は,鈴鹿アンリミテッドの使用許可を得て掲載しています。そのため,他での利用は絶対にしないでください。

さあ5月だ!はじまるぞ!

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みなさんこんばんは。

連休をいかがお過ごしですが?
ナカニシは仕事がチョコチョコあるので,全然連休っぽさがありません。
でも,練習試合は見たいな~。



5月になって,チームにも一気に動きが出てきました。

鈴鹿市最大のショッピングモール。「みんな大好きイオンモール鈴鹿」で,壮行会が開かれます。

「鈴鹿アンリミテッドFC東海リーグ1部 壮行会」
日時:5月3日(木・祝)14時~
場所:イオンモール鈴鹿中央広場
http://suzuka-un.co.jp/news/18656/

辛島監督と全選手が参加して,リーグ戦開幕前の意気込みなどを話すそうです。
こっこれは・・・。
ゴールデンウィークの真っ只中で,人が大量にいるイオンモールで壮行会とは・・・。
絶対にすべられない戦いがここにはある!

イオンモール鈴鹿さんのホームページにも載せてもらっています。
http://suzuka-aeonmall.com/news/event/2233
ありがとうございます。
も~う1回(4代目がよく言うやつ),
ありがとうございます!

みなさん,ぜひぜひみなさんお誘いあわせのうえ,イオンモール鈴鹿までお越しください。
サポーターの仲間たち!ぜひぜひ集合して,みんなでワイワイやりましょう。



そして,ボランティアスタッフの件がホームページに乗りました。

「【募集】2018ホームゲーム運営ボランティアスタッフ」
http://suzuka-un.co.jp/news/18658/

簡単に言うと,試合の「準備」と「片付け」のボランティアです。
昨年,ナカニシもさせてもらいましたが,なかなか大変でした。
つまりそれは,少人数で試合を運営するスタッフや控え選手達も大変と言うことです。
少しでもそれを手伝って,スタッフや選手達に試合に集中してもらいたいと,しみじみ感じました。
と,言っても,あくまでボランティアなので,できる範囲で,自分の都合の良い時の協力で十分だと思います。

ナカニシが言うのもなんですが,無理する必要はありません。
最初だけ,片付けだけ,ごみ拾いだけ・・・こんな感じでも十分です。
たくさんの人が少しだけ協力すれば,もっともっと良い試合会場になるんじゃないかと思います。

(ボランティアスタッフの概要)
・会場は全てAGF鈴鹿陸上競技場。
・ボランティア開始時間はキックオフ3時間前を予定。
・ボランティア終了時間は試合終了後1時間(片付け終わり次第)。
・途中参加や早退なども大歓迎!
・仕事内容はスポンサー横断幕設置,のぼり設置,グラウンド設営など。
・高校生以上の方で誰でも参加歓迎。
・応募締め切りは9月10日(月)まで。

(ボランティア説明会)
日時:5月13日(日)16時30分~17時30分
場所:三重交通Gスポーツの杜鈴鹿サッカー・ラグビー場内 会議室
※説明会に出席できない場合でも、運営ボランティアへの参加は可能です!!

ナカニシはもちろん参加します。
みんなで,チームを支えて行きましょう。



チームのほうは,現在SUZUKAZE会員を募集しています。

http://suzuka-un.co.jp/news/18271/
イメージ 1

なんやかんやで特典満載です。
(予想スタメンと,ハーフタイムコメントは,実はとても良い特典と思います)
まだ,加入されていない方,ぜひご協力お願いします。


それからエスコートキッズの募集も始まっています。

http://suzuka-un.co.jp/news/18683/
憧れの選手と共に,入場してみないか?



リーグ開幕戦に向けて,ドンドン動きが出ています。

そして,フロントスタッフのKさんが合流しました。

が!
しかし!!!

未だ,ポスターとチラシが届いていません。
ナカニシからもフロントにお伝えしていますが,なにやら遅れているようです。
まだかまだかと,ご心配いただいているみなさん,申し訳ありませんが,もう少々お待ちください。

ポスター届き次第!
チラシ入手し次第!
また,ポスター大作戦やろうと思っています。
その際には,ブログやSNSでも発信しますので,ご協力お願いします。

みなさん,もうじきですよ。

ではまた。


( 次戦 : 三重県サッカー選手権大会決勝=天皇杯予選 )
日時:5月13日(日) 13:00キックオフ
対戦:ヴィアティン三重
場所: 三重交通Gスポーツの杜鈴鹿 メインスタジアム
※入場無料です。

壮行会と,練習試合 対 サウルコス福井

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みなさんこんばんは。

連休をいかがお過ごしですか?
ナカニシは,選手たちの中で流行っているとウワサの「荒野行動」と言うスマホアプリをするかしないかで悩める日々を過ごしています。



昨日,5月3日に,鈴鹿アンリミテッドユニフォームスポンサーのひとつである「イオンモール鈴鹿」で壮行会が行われました。

まずは,大懸垂幕ドン!
イメージ 1

全選手のタペストリーも大通路の左右に飾られています。
イメージ 2


なんかとても良い雰囲気の中で壮行会が行われました。
ナカニシの記憶にある中で,壮行会の『おっ!』となったところベスト10!

第10位 堀河俊大キャプテンは愛犬のミミちゃんが大好き
第9位 小澤司選手の華麗なステップ,そしてステップアップ。
第8位 司会のお姉さんと見つめあう北原毅之選手
第7位 司会のお姉さんにグイグイ来られる藤沢ネット選手
第6位 35%を成功させる三浦俊太郎選手
第5位 試合前夜はお父さんお母さんに感謝する泉宗太郎選手
第4位 実はめっちゃおしゃべりの野口遼太選手
第3位 榊親平選手は椿に何回行きましたか?
第2位 堀河俊大キャプテンの「秋にはここでJFL昇格報告会をします!」

そして壮行会の第1位は・・・,
月成大輝選手の座ったままリフティングして20回できなかったら,ダンスをする!
結果,19回でボールを落として,スーパーダンスを疲労してくれました。
エグザイルに近いスーパーダンスに,ナカニシは今年一番の爆笑しました。
会場全員が盛り上がってみんな楽しそうでした。
ナカニシはたくさんの人の前で,たくさんしゃべる月成選手を見て,
「月成,なんか立派になったな・・・。」
大人の階段を昇った月成選手を見て,なんとなく感慨深かったです。
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月成!ガンバレ!鈴鹿の17番はグイグイ成長してるぞ!

辛島監督,選手のみなさん,お疲れさまでした。
イオンモール鈴鹿のみなさん,壮行会ありがとうございました。
いつもいつも感謝です。
ナカニシ家は,イオンモール鈴鹿で買い物します!



そして,今日,サウルコス福井と練習試合がありました。

昨年,地域チャンピオンズリーグ第1ラウンド(栃木)で敗戦した,全国屈指の強豪です。
おそらく,実力ならば間違いなくJFLレベルだと思います。
そして,この秋も地域チャンピオンズリーグに出てくる可能盛特大です。
そんなスーパー好カードが練習試合とはいえ,三交スポーツの杜第3グラウンドで行われました。

結果は。
前半 0-1
後半 3-0
合計 3-1

練習試合なので,詳細は書きません。
ただ,内容は地域チャンピオンズリーグっぽい試合だったと思います。
そして,鈴鹿アンリミテッドにとって,とても良い練習試合になったようです。

サウルコス福井のみなさん,遠路はるばる練習試合ありがとうございました。
選手のみなさん,しっかりと体のケアをして,次の試合の準備を始めてください。



来週末は,三重県ナンバーワンのサッカーチームを決める試合があります。

次戦:三重県サッカー選手権大会決勝=天皇杯予選
日時:5月13日(日) 13:00キックオフ
対戦:ヴィアティン三重
場所:三重交通Gスポーツの杜鈴鹿 メインスタジアム
※入場無料です。

みなさん,お誘いあわせのうえ,ぜひ会場にお越しください。
そして,たぶんこの試合はNHK津放送局で放送されるはずです。
会場に来られない方も,テレビで応援してください。

鈴鹿アンリミテッドを愛する者たちよ。ここに集え!!!
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(たぶん応援場所は芝生席になると思います)


ではまた。


( 次戦 : 三重県サッカー選手権大会決勝=天皇杯予選 )
日時:5月13日(日) 13:00キックオフ
対戦:ヴィアティン三重
場所:三重交通Gスポーツの杜鈴鹿 メインスタジアム
※入場無料です。

ポスターと ボランティアと 5.13

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みなさんこんばんは。

一日のうち,何度もスマホで天気を確認しているナカニシです。
できるならば,良い状態で選手達にプレイして欲しいです。
そして,先ほどボランティアスタッフ申し込みをしました。
実はこのブログを書くまで,すっかり忘れていました。



さて,
仲間のサポーターたちも,
鈴鹿アンリミテッドを愛するみんなも,
そしてナカニシも,
待ちに待っていた今シーズンのアンリミポスターができました。
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そして,今年もやります!!!

「鈴鹿アンリミテッド2018ポスター大作戦!」


このブログをご覧のみなさん,
このブログを見ていなくても,協力していただけるみなさん,

行きつけのお店や仕事場などに,ポスター掲出の協力をお願いしていただけませんでしょうか?

昨年もお願いした,そのポスター貼りの手順ですが・・・,

1.鈴鹿アンリミテッドのポスターを入手します。
・ナカニシは試合会場等にポスターを持参しています。遠慮なく言ってください。
・鈴鹿市(近隣)にお住まいの方は,ナカニシが届けますので,ご希望の場所を教えてください。
・グリーンタウンでもポスターをお渡しできます。事務所にいる誰かに言ってください。

2.お店とかでポスターを貼ってもらえたら。
・協力店のPRをするため,ハッシュダグ「#鈴鹿アンリミテッド」「#アンリミポスター」でツイートをお願いします。
・ツイッターをしていない人は,ナカニシ宛に協力店をメールなどで教えてください。こちらでアップします。

3.できる範囲で。
・ポスターを貼れなくても,どこかで見かけたら,お店の紹介と「#鈴鹿アンリミテッド」でツイートしてください。
・ポスターを見かけたら「おっ,鈴鹿アンリミテッドのポスターですね。かっこいー。自分は○○選手のファンなんですよ」などと小芝居をしてください。
・お店の人が,「アンリミテッドのポスターを貼ったら,お客さんが増えたぞ」って思ってもらえるように,みなさんご贔屓にしてあげてください。

ポスター貼りについて何かありましたら,下記までメールください。

miracle_fcsuzuka@yahoo.co.jp

なお,ハッシュタグ(#)が難しければ,とりあえず,鈴鹿アンリミテッドのポスターと分かれば,それでOKです。

みなさんのご協力お願いします。

「我らの誇りこの街の夢」,鈴鹿アンリミテッドのポスターを,はってはって貼りまくりましょう。

(補足)
このポスターですが,全国のサポーター支部の方や,選手の親御さん,そのほか遠方の方にも,ご希望であればナカニシから郵送します。
全国のvictorycross支部のみなさん,それとポスター欲しい方,上記メールアドレスまで連絡ください。
全国にポスター貼っちゃいましょう。
※ 郵送の際にポスターは折りたたみます。ごめんなさい。

そして,鈴鹿アンリミテッドは,「 三重国体 」,「 東海総体 」を応援しています。
高校総体ポスターも幾枚かもらっていますので,こちらも協力可能な方が見えましたら,よろしくお願いします。
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そして,今週末,5月13日は,三重県のサッカーナンバーワンを決める大会の決勝戦です。

「三重県サッカー選手権大会決勝=天皇杯予選」
日時:5月13日(日) 13:00キックオフ
対戦:ヴィアティン三重
場所:三重交通Gスポーツの杜鈴鹿 メインスタジアム
※入場無料です。
※NHK津放送局でテレビ放送されます
http://www2.nhk.or.jp/hensei/program/p.cgi?area=307&ch=21&date=2018-05-13&eid=47134&f=etc

さて,この試合ですが,victorycross宮崎支部の3代目コールリーダーが,遠路はるばる駆けつけますので,試合前にチャントの合わせをしたいと思います。
未だ判明していない部分も多いので(ベンチもどっちか分からない),未確定ではありますが,ナカニシの予定している当日のスケジュールです。

10:00ごろ 
会場入り。横断幕掲出開始時間を確認。掲出可能時間になれば断幕設置(フル装備)

11:30ごろ
メインスタンド裏の広場でチャント打ち合わせ

12:00ごろ
芝生席で選手を待つ

鈴鹿を応援するみなさん,芝生席で共に応援しませんか?

鈴鹿サポーターは,声出し応援を強制する事はありません。
みんなで選手達を応援しながら,ピッチに近いところから試合を見ましょう。

「鈴鹿アンリミテッドを愛するものたちよ。芝生席に集え!!!」



そして,試合後には,リーグ戦のボランティアスタッフ打ち合わせがあります。
http://suzuka-un.co.jp/news/18658/

日時:5月13日(日)16時30分~17時30分
場所:三交Gスポーツの杜鈴鹿サッカー・ラグビー場内 会議室
※説明会に出席できない場合でも、運営ボランティアへの参加は可能です

こちらへのご参加もよろしくお願いまします。
もちろん,ビシッと勝利をして,良い気分で会議しましょう!



ポスターはり,NHK放送,天皇杯出場の権利,チャント練習,ボランティア,リーグ開幕戦・・・。

いろんなこと盛りだくさんですが,サポーターの根本をしっかりと。ね。

俺たちがやるのは,この背中と共に戦うことだ!!!(代表:堀河キャプテン)。
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鈴鹿アンリミテッドの純度を上げていこう。

ではまた。

( 次戦 : 三重県サッカー選手権大会決勝=天皇杯予選 )
日時:5月13日(日) 13:00キックオフ
対戦:ヴィアティン三重
場所:三重交通Gスポーツの杜鈴鹿 メインスタジアム
※入場無料です。

三重県サッカー選手権大会決勝 対 ヴィアティン三重

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みなさんこんばんは。

ブログをご覧のみなさん,私が誰だかわかりますか?
三重県最強のサッカーチームのサポーターをしています,ナカニシといいます。
今日一緒に応援してくれた子どもたち。
みんな風邪引いてないかい?
リンタロウくんナイス!
泉コーチ凄かったね。



試合前日。
思っていたよりもちゃんと寝て起床。
雨の予報だけど,降るもんは仕方が無い。
集中して応援しよう。

今日の対戦相手は,ヴィアティン三重(以下,ヴィアティンと書きます)。
三重県選手権決勝は,今年で3年連続の対戦となる。
鈴鹿より1つ上のカテゴリーであるJFLに所属している三重県最強のチーム。
いや,試合が終わったときは,鈴鹿が最強になるぞ!

雨は小雨。
NHK放送もあるため,時間や段取りが細かく指定される。
ずっと自分に言い聞かせている。
集中。集中。試合に集中。

相手は強い。
応援も素晴らしい。
でも,俺たちは俺たちの応援を胸を張って堂々とやろう。

横断幕を掲出する。
選手達,見てるか?
いつもの横断幕だよ。
(雨なので大横断幕は出さなかったけど)

サポーター。
準備は良いか?

いくぜ!
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本日のスタメン(以後敬称略)
FW 7リンタロウ・9藤沢ネット
MF 10堀河俊大・25和田篤紀・6藤田浩平・11泉宗太郎
DF 22芦田成利・34野口遼太 ・3藤井竜・2原広樹
GK 1曵地裕哉

試合開始。

まずはロングボールで相手の出方を見る。
ヴィアティンには超強力なフォワードがいる。
高さのあるポストプレイのできる選手と,猛スピードの選手の2トップ。
鈴鹿ディフェンスも注意が必要。一瞬の隙も許されない。
ロングボールからの競合いで遅れを取ると,一気に中央突破される。

鈴鹿のセンターバックに鎮座する「最強の左」野口遼太(34)。
ヴィアティンの攻撃は,今シーズン経験したどのチームよりも強く激しい。
開始直後にディフェンスがほんの一瞬,バタついたが,野口が良く修正している。
アタックとフォローの切り替えが上手く,同じセンターバックの藤井と前後左右に動きながら見事に守っている。
野口は攻撃力も高く,フィジカルも強いので,そちらが目立ちがちだが,ナカニシ的には,このディフェンスの統率力が素晴らしいと思う。
そして,野口が陣を張った。
これは通れないよ。
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同じくセンターバックの「飛竜乗雲」藤井竜(3)。
ヴィアティンフォワードのヘディングの競り合いは,さすがのパワー。
あの,最強の名を欲しいままにする藤井が,競合いで5分にもってかれている。
ただ,競合いでバチバチやっているので,相手も自由は利かず,そこをフォローして野口が完璧にカバーしている。
このあたり,藤井と野口の連携はとても良い。
この試合,NHKで言っていたが,ヴィアティンのポストプレイをどこまで止められるかが見所らしい。
そして,時間が経過するに従い,藤井の力が相手を押し返し始める。
藤井,良い母の日にしようぜ!
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試合は両チームの支配率,攻撃回数共に五分と五分。
がっぷり組み合った緊張感のある試合に。
試合開始後に,雨が徐々に強くなってきた。
足元を滑らせる選手が出てきた。

フォワードの「優しい鉄人」藤沢ネット(9)。
前半序盤にはゴールキーパーと1対1の惜しい場面を外してしまったが,この試合,ネットの活躍がとにかく目立つ。
ゴールに背を向けたポストプレイではなく,早い段階で前を向き,ヴィアティンゴールへ突進する。GO!ネット!!!
ネットの突進は,軽自動車が突っ込んでくるのとほぼ同じなので,1人でディフェンスするには迫力がありすぎる。
ネットにおのずと,2人3人が寄せてくる。
そしてそれがスペースを生む事になり,リンタロウ,泉,堀河がそのスペースを使う。
ネット,そうそう。
前向いていこう。
相手はそれが一番嫌だから。
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ヴィアティンはポストプレイも強力だが,サイドの圧力も高い。
そして,サイドバックは,右も左もベテランでめちゃくちゃ上手い。
過去にヴィアティンと対戦したときは,右サイド(ヴィアティンの左サイド)を何度かやられた覚えがある。

右サイドバックの「鬼神金剛」原広樹(2)
試合後にサポーターで話をしていた時に,原広樹がとにかく素晴らしかった,と言う話も出た。
点を取ったわけは無く,派手なプレイをしたわけではない。
だけど,今日の原広樹は・・・ブラボー!!!
危ない場面でセーフティーに体を張り,相手の攻撃を寸断する。
もちろんノーファウル。もちろんドリブル突破もされていない。
泉とのマークの受け渡しもスムーズで,見ていて安心していられる。
そして,ディフェンスばかりではなく,自分自身も相手のサイドバックの後ろを狙う。
前半,出血で一時グラウンドを出る。
でも,治療中も原広樹の目が燃えているのは,スタンドからでも良く分かる。
ヒロキ!ガンバレ!!!

前半の半ばを過ぎる。
試合は,ほんのわずかに鈴鹿ペースに。
相変わらずロングボールは怖いが,鈴鹿の中盤がボールを回せるようになってきた。

センターハーフの「鈴鹿の心臓」藤田浩平(6)。
試合のど真ん中を,藤田が押さえ始めた。
激しいプレッシャーが藤田を襲うが,堀河,泉も中へ絞ってお互いにフォローしあっている。
テクニシャンの藤田が,この雨のグラウンドでどうなるかが心配だったが,藤田は全く雨を気にせずプレイしているように見える。
「あっ,そうか。テクニシャンは雨すらコントロールできるんだ」と気がつくナカニシ。
前半の半ばから,試合終了まで藤田の鼓動が鈴鹿を動かし続ける。

前半の終盤。
少し鈴鹿が押している。
しかし,その分,前線とディフェンスの間にスペースができている。

前半34分。
中盤でボールを持ったヴィアティンの選手に対して,鈴鹿が思わずファウル。
ゴール30メートル前。ほぼ中央。
ヴィアティンのフリーキックは,敵ながらアッパレの弾道で鈴鹿ゴールに。
失点。0-1。

サッカーでは,良く「先制点が大切」と言われる。
そりゃ,先制点が大切じゃない試合なんて見たことが無い。
先制点も大切だが,先制された後に,また先制した後に,どんな風にその後の試合を進めるかの方が,何倍も大切だと思う。
そして,失点の後,鈴鹿サポーターのボルテージも上がる。
選手達も全く下向いていない。
大丈夫だ。
このまま終わるわけが無い。

フォワードの「ER7」エフライン・リンタロウ(7)。
この試合のネット(9)との連携は,何度見ても見事だった。
練習試合から比べれば格段の進歩だし,そして攻撃を止められたあとの守備に入る切替も見事(NHKの解説の中田氏も言ってた)
身長は高いが,どちらかと言うとユーティリティーに何でもできるリンタロウ。
ドリブルも,トラップも,そしてシュートもハイレベル。
そして・・・

前半38分。
ネットがヴィアティンゴール前でボールをキープする。
3人に囲まれて,ボールを奪われるが,その瞬間リンタロウはディフェンスに入っている。
ネットが奪われたボールを,リンタロウが奪い返す。
凄く近距離のショートカウンターみたいになって,ヴィアティンディフェンスのヨセが遅れる。
ちょっと距離があるが,リンタロウの左足が火を吹く。
ドカーーーン!

ゴーーーーーーール!!!1-1


ゴラッソって知ってますか?
スーパーゴールって知ってますか?
それがこれです。

でも,まぐれではない。
リンタロウの日々の練習が生んだ見事なゴール。

雨がきつくなってきた。
実は,ナカニシは,前半途中から,とてつもなく寒い。
前半はこのまま同点でしのぎたい。
しかし,アンリミテッドはナカニシの想定の上を行く

前半43分。
右サイドで泉(11)が粘る。
藤田(6)に戻して,藤田からリンタロウへ。
リンタロウがダイレクトで,クサビに入ってきた堀河へ。
リンタロウのパスが少し浮いて,コントロールしにくそう。

「!!!」

浮き球を一瞬でコントロールした堀河が!!!
ヒールキックで・・・なんでこんなに完璧にコントロールできるのか分からん!
ヒールキックで,後ろを走るリンタロウへ流す。
もう一度書こう。
浮いたボールを完璧にコントロールして,後ろを走ってくるリンタロウの走るスピードに合わせてヒールキックでパス。
(ナカニシの解説:ヒールキックと言うのは,かかとで蹴るキックです)。
ヴィアティンディフェンスが,ボールを見失い,一瞬ボールへのヨセが遅れる。
リンタロウの左が火を吹く(本日2度目)
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ゴーーーーーーール!!!2-1


何と言う見事な崩し。
何と言うシュートの精度。
何と言う堀河俊大。

ここで前半終了。



NHKの取材がある。
ナカニシ軍団の子ども達も元気にアピール。

そして,ナカニシの目はグラウンドへ。
この試合,もう雨が止む事は無いだろう。
ドンドン水が溜まるピッチで,ボールコントロールをミスすれば,1点差なんかあっという間にひっくり返される。
このままヴィアティンが終わるとは思えない。
サポーターが気を引き締めねば。

このコンディションでプレイする選手達は,通常の何倍も神経を使っている。
疲れも出てくるだろう。
そこからサポーターの出番だ。

パワーを送ろうぜ!
祈りを届けようぜ!

いくぜ!!!



後半開始。

雨はさらに激しくなる。
ボールが重くなってきているのがわかる。

ゴールキーパーの「俺たちのヒッキー」曵地裕哉(1)
前半,ヴィアティンのフリーキックは仕方が無かった。全く気にする事無い。
雨のスリップしやすいグラウンドで,曵地のひとつひとつをしっかりと噛み締めるようなプレイは,とても安心して見ていられる。
グラウンドコンディションが悪く,パス回しがしにくくなっている。
そんな中で,お互いセットプレイはチャンスでありピンチにもなる。
しかーし!
雨が降っていても大空は曵地のもの。
高さ,反応,ポジショニング。
セットプレイ時の曵地は鬼だ!
曵地の勝ちだ!!!

後半も5分と5分のせめぎ合い。
両チーム共に最終ラインは堅く,シュートまで持っていけない。
ピリピリした緊張感。

風が吹くと,凄く寒い。
ナカニシの周りにいた子ども達も,寒さで雨の当たらないところへ避難している。
ベンチ前で辛島監督がグラウンドに声をかけている。
辛島監督は,試合最初から最後まで,ずっと選手と同じように雨に打たれ続けていた。
NHKの放送を見た人は分かると思うけど,試合後のインタビューで寒さのため声が震えていた。
辛島監督,風邪引かないでください。
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ヴィアティンは前半よりもサイドを多く使ってきている。
サイドの攻撃力は脅威。

左サイドバックの「ウルトラタイガー」芦田成利(22)。
芦田の大きな武器は,そのスピードと攻撃力。
しかし,この試合,本当に本当に良く守っている。
ナカニシはこんなに見事にディフェンスする芦田を,昨シーズンまで見たことが無かった。
それは,芦田がさらに大きなノビしろを使って,赤丸急成長しているという事に他ならない。
何でも貫く矛に,決して貫かれない盾が備わった。
それがどういうことなのか分かるかな?
芦田のプレイを見れば答えが分かるよ。(ごめん,自分でなに言ってるかわからない)
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グラウンドには照明が入る。
ピッチ上は,薄く水が張ったようになっている。

徐々に鈴鹿が,より深くヴィアティン陣内に入るようになってきた。
ヴィアティンにディフェンスされてから,攻守の切り替えが早く,特にネット(9)がコースを切り,下がりながらディフェンスしている。
誰か1人突っかければ,ボランチの和田(25),センターハーフの藤田(6)がヨセるので,ディフェンスが準備する「間」ができる。
鈴鹿のディフェンスは悪くない。
みんな一体になって連携してディフェンスしている。

左サイドハーフの「キャプテン」堀河俊大(10)。
サイドハーフと言うより,中盤全体に存在感を出す堀河。
リンタロウの2点目も,左サイドハーフながら,右に流れてアシストしている。
この試合,お互いにディフェンスは堅いため,中盤で奪ってからのショートカウンターの打ち合いになってきている。
鈴鹿は奪ってから,堀河を経由することが多い。
堀河は,ミスが全然無いので,カウンターのカウンターを心配することなく,周りがあがることができる。
攻守ともに存在感アリアリの堀河。
本当に心から思う。
堀河最高。
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そして
後半21分。
左サイドで堀河(10)がゲームを作る。
藤田(6)を経由して,和田(25)へ
和田から・・・なんていう凄いパスを出すんだ!
雨が降っていると思えない完璧なスピードと,完璧な角度のパスが右に出る。
これがウワサの,「時を止めるバス」なのか!

ドンピシャで走ってくる!ハ・ラ・ヒ・ロ・キ!!!
原(2)から,中に切れ込んだ泉(11)へ。
ヴィアティンディフェンスは左右に振られて,マークがずれている。
泉のシュートコースを消すため,2人のディフェンスがスライディング!
泉はそれを読んでいる!
泉から走りこんできたリンタロウへパス。
リンタロウ!フリー!

ゴーーーーーーール!!!3-1


シャイなリンタロウが,珍しく感情を表したガッツポーズ!!!
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ネットが靴磨きパフォーマンス。
そして,サポーターを「もっともっと」とあおるネット。

上等だネット!!!
まだまだ声は出るぞ!
サポーター!
ネットがもっとくれって言ってるぞ!。
鈴鹿サポーターのパワー出していくぞ!

3点目の基点となったパスを出した「ベイビーフェイスの悪魔」和田篤紀(25)。
ナカニシは練習試合などで和田のプレイを見て,「テクニシャンだけど,なんか物足りない」と感じていた。
和田さん,ごめんなさい。ナカニシが間違ってました。
後半,特に雨がひどくなったグラウンドで,全く雨を感じさせないプレイを見せる和田。
そして,ヴィアティンの攻撃が,和田のところでスピードを失う。
体をぶつけて奪うというより,抜かせない。パスをさせない,そんな上手さが際立っている。
和田がコースをビシバシ切るので,堀河,藤田,泉がパスカットして,ショートカウンターと言う場面がたくさんある。
試合後にサポーターの仲間に語る。
和田,エグイな!ヤバイな!
ガンバレ和田篤紀!
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試合は3対1。
しかし,ヴィアティンはついに北野純也選手を投入してきた。
北野選手は,鈴鹿アンリミテッドで歴代最も点を取った選手。
正直なところ,ナカニシには一番怖いフォワード。

鈴鹿ディフェンスも良く知っているので,北野選手へのマークはより一層厳しい。
そうだ。北野選手を自由にしちゃいけない。
試合の流れすら変える選手だぞ!

後半31分。
藤沢ネット(9)の足が痙攣する。
かなり痛そう。
気温が低く,ずっと雨に打たれている。
そんな中で,本当に良く走った。
タンカで運び出されるネットが,スタンドのサポーターに手を突き上げる。
「オレはまだまだこんなもんじゃない。リーグ戦での大活躍を期待してくれ」
(と,言っているような気がする)

(OUT)9藤沢ネット  ⇔ (IN)28小澤司

そしてついに,「皇帝」小澤司(28)が入る。

試合は最終盤へ。
鈴鹿は守りに入っていないので,変わらず5分5分の押し合いが続いている。

ヴィアティンは完全に鈴鹿の右サイドを狙っており,右サイドバックの原広樹(2)が奮闘している。
野口(34),藤井(3)のセンターバックに乱れは無い。
左サイドバックの芦田(22)も中へ絞って,警戒を怠らない。
ボランチの和田(25),センターハーフの藤田(6)の運動量も落ちない。
鈴鹿のディフェンスを見ていて思う。
これは堅いわ。

鈴鹿の右サイドで試合を通して走りまくった「マッスルタイフーン」泉宗太郎(11)。
ナカニシの周りにいた子どもたちは,泉コーチにサッカーを教えてもらっているらしい。
その泉コーチが,前半から後半まで,やりまくっている。
元々,縦への突破は泉の得意とするところだが,今年の泉は縦だけじゃなく,斜めも横も自在に顔を出してくる。
そして,後半はヴィアティンの左サイドが活性化したため,原広樹と共にしっかりとディフェンスをしている。
泉,とても良い!!!
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後半41分。
野口(34)からのロングフィードを小澤(28)が追う。
小澤に対して,ヴィアティンは2人のディフェンスで対応。
小澤が相手にボールを奪われた瞬間!
そこにフォローで走ってきている泉(11)。
泉が再びボールを奪い返し,ヴィアティンゴールキーパーと1対1!

ゴーーーーーーール!!!4-1


スタンド最前列まで,雪崩れてくるサポーター!!!
泉の名を声が続く限り叫ぼう!
よし!!!

リンタロウの2点目。
泉の4点目。
共に,攻め込んで相手に奪われてから,攻守の切り替えが早く,再び奪い返してのゴールだった。

今年の鈴鹿の攻守の切替はとても早く,緊張感が漲っている。
それがしっかりと出た得点だった。

後半44分
(OUT)11泉宗太郎  ⇔ (IN)8小西洋平

鈴鹿サポーターみんなの注目選手,超ドリブラー小西が入る。

後半45分
(OUT)25和田篤紀  ⇔ (IN)21北原毅之

ハンター北原が入った。
もう,完全に鍵がかかった。

そして・・・。

後半終了。



がおーーーーー!
勝ったぞーーーーー!

両チームの選手のみなさん,スタッフのみなさん,お疲れさまでした。
ヴィアティンサポーターさんのみなさん,素晴らしい応援がこちらにも良く聞こえました。
JFLの戦いがんばってください。

雨の中で放送していただいたNHKのみなさん,インタビューしてくれて,試合後にも挨拶に来てくれたTさん,ありがとうございました。

ナカニシ軍団の少年たち。
良い応援ありがとうね。また一緒に応援しましょう。

差し入れもたくさんいただきました。
サポーターのみんなで食べました。
いつも感謝です。

サポーターの仲間たち。やったね!



雨の中の試合は,正直,不安だらけでした。
でも,雨を感じさせないくらい,完璧な試合だったと思います。
鈴鹿アンリミテッドの選手のみんな,マジ素晴らしかった。
風邪引かないように。

この試合のvictorycross賞は,もちろん,ハットトリックの3ゴール。
エフライン・リンタロウ選手(7)です。
シュートの精度は見事としか言いようがありません。
ただ,前述しましたが,スーパーゴールはまぐれではありません。
リンタロウの日々のトレーニングが生んだものです。
リンタロウ。リーグ戦も頼むぜ!!!

victorycross賞はリンタロウなのですが,他にもいっぱい良いプレイが見られました。
みんな寒くて早く帰りましたが,サポーターでずっと選手の素晴らしさを語り合いたかったです。

この勝利によって,天皇杯本戦に三重県代表として出場することが決まりました。
天皇杯一回戦は,5月27日(日)13時より上野公園陸上競技場で行われます。
この試合は,有料試合ですのでご注意ください。
三重県代表チームとして,堂々と戦って行きましょう。

次戦,5月19日は,とうとう東海社会人リーグが開幕します。
AGF陸上競技場でのホーム開幕戦ですので,みなさんお誘いあわせのうえ,ぜひぜひ観戦に来てください。
応援よろしくお願いします。

来週はリーグ戦が始まります。
鈴鹿アンリミテッドはまだ,リーグ戦の1試合もしていません。
まだまだです。全然まだまだです。
きちっと締めて,リーク戦を迎えましょう。

だけど,火曜の夜までは浮かれさせてください。

勝ったぞ!!!!!!!

ではまた。

( 次戦 : 東海社会人リーグ第1戦 )
日時: 5月19日(土) 15:00キックオフ
対戦: 矢崎バレンテ
場所: AGF陸上競技場(旧石垣池公園陸上競技場)
※入場無料です。

(追伸)
ナカニシは今日のNHK放送を録画していますので,コピー制限の10枚までならダビング可能です。
全国の鈴鹿アンリミテッドサポーターの方たちや,選手の親御さんなどで,欲しい方がいましたら,下記までメールしてください。
なお,応募があまりに多数の場合は,先着順とさせていただきますので,ご容赦ください。

miracle_fcsuzuka@yahoo.co.jp

※ このブログに使用している写真は,鈴鹿アンリミテッドの使用許可を得て掲載しています。そのため,他での利用は絶対にしないでください。

ボランティアスタッフ会議の報告など

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みなさんこんばんは。

浮かれているサポーターは,いねーかー!!!
はい。浮かれている時間は終了です。
今から,いつもの「鬼」のナカニシに戻ります。



大変,遅れて申し訳ありません。
ボランティアスタッフ会議のご報告です。

5月13日。三重県選手権の決勝が終わったあと,ボランティアスタッフ会議が行われました。
試合後,雨でベタベタのサポーターに,「ナカニシが代表して出席して良ければ,無理に会議に出なくて良い」と伝えました。
みんな,ずぶ濡れだったので,早く帰って暖かくして欲しかったからです。
で,代表して出たのですが,報告が遅くなり,申し訳ありませんでした。

ナカニシと共に残ったサポーターは,全部で4人でした。
ただ,ボランティアスタッフの登録者は,30人近くいるらしく,さらに大学生が加わりますので,まだまだ増えていきます。

(内容の要約)
・ボランティアスタッフの集合時間は一応キックオフ3時間前に設定する。
・終了は,だいたい撤収が終わる1時間後くらい。
・途中参加,試合後だけ,など,少しだけでも大歓迎。
・ボランティアスタッフの名札プレートはチームで作る
・ボランティアスタッフには前日までに,集合時間などのメールが来る。
・イベントなどはスタンドではなく,水泳棟前などで行う
・鈴鹿大学女子バレーボール部さんが手伝いに来てくれる(2戦目以降で自分たちの試合の無いとき)
   =これはこちらも応援しにいかなきゃですね。
・鈴鹿医療大学のボランティア活動している団体が参加してくれる(参加試合不明)
・スタジアムDJはほぼ決まり。ただ本人がなんて言うか分からない。
・AGFの掃除,草刈なども周知するので,参加可能なボランティアスタッフにはお願いしたい。
・アウェイチーム,審判団の駐車場確保のコーンを設置していただきたい。
・サポーターには,なるべく遠くの駐車場を利用して欲しい。

・やる事(だいたい)
ノボリたて(今年もノボリたくさんあります)
スポンサーバナー張り
ゴール,コーナーポスト,ボールボーイ椅子などグラウンド作り
ベンチのテント設置
フラッグ掲揚
マッチデイなど配布の手伝い
イベントの手伝い

なお,ボランティアスタッフの取りまとめは,昨年の動きを知っているので,とりあえずナカニシが行います。
ただし,大学生などがやってくれるならば,速攻で大学生に譲るつもりです。

本日,開幕戦の案内が公式HPに載りました。
「東海社会人サッカーリーグ 開幕戦イベント変更のお知らせ」
http://suzuka-un.co.jp/news/18907/

スタジアム問題に関する説明をするようですが,ナカニシ自身の意見としては,この説明をすべきは三重県サッカー協会であり,三重県であると思います。
ただ,愚直なまでに情報公開と説明責任を果たそうとするアンリミテッドの姿勢は,「そんなにしゃべらなくて良いのに~」と思いながらも,良いことだと思います。

何が起きるか分かりません。
ひょっとしてノープランかもしれません。
それについてはお楽しみにしていてください。

それと,
ボランティアスタッフミーディングの際に,ユニフォームの発送の遅れや,ファンクラブ会員カードの対応の遅さについては,ナカニシから意見させていただいています。
また,他にもサポーターとして気になるところは,しっかりと意見を伝えさせていただいています。

鈴鹿アンリミテッドのフロントは,いろいろ段取りが遅くなったりしますが,サポーターからの意見はちゃんと聞いてくれています。

サポーターの仲間たち,そして鈴鹿アンリミテッドを愛するみなさん,
チームの失敗に対して,苦情や文句などをSNSに拡散するのはやめてください。
ネットの無責任さと,そこから生じる誤解の怖さは,ナカニシはとても良く知っているます。
問題があるならば,その解決のために,チームに直接言うか,それが言い難ければナカニシに連絡してください。
フロントは,できることはちゃんとしてくれます。
(できない事もありますので,それはご容赦ください)



アンリミポスター拡大しています。
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↑ここに載せたのは,ほんの一部です。

みなさん,いろんなところへ張っていただけると,とても嬉しいです。
ナカニシに言っていただければ,いくらでもお渡ししますので,ぜひご連絡ください。
よろしくお願いします。



次戦は,東海社会人リーグ開幕戦です。

俺たちの応援を,胸を張って堂々としよう!

ではまた。

( 次戦 : 東海社会人リーグ第1戦 )
日時: 5月19日(土) 15:00キックオフ
対戦: 矢崎バレンテ
場所: AGF陸上競技場(旧石垣池公園陸上競技場)
※入場無料です。

東海リーグ第1戦 対 矢崎バレンテ

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みなさんこんばんは。

試合が終わって,帰宅してから,道具を片付けて,何本か電話して,
ばったり倒れて,寝ちゃってたナカニシです。
やっぱり開幕戦は疲れました。



東海リーグ開幕戦。
全社,天皇杯も大切だが,JFL昇格に直結するこのリーグ戦が,鈴鹿の主戦場と言って間違いない。

前夜から,ずっと自分に言い聞かせている。
緩んじゃダメだ。気を引き締めなければ。
この1戦は唯一無二の1戦。
後から取り返しのつかない1戦。

今日の対戦相手は,今年,東海2部リーグから昇格した矢崎バレンテ(以下,矢崎と書きます)。
今シーズン,ここまで鈴鹿アンリミテッドは,負け無し+大量得点の快進撃。
選手達に油断は無いか?

これまでナカニシは何度も矢崎との試合を経験している。
間違いなく強い。
焼津のグラウンドで,0対3でコテンパンにやられた試合を良く覚えている。
鈴鹿が楽に勝てる気でいたら,大間違いだ!!!バカヤロー!!!

試合会場に到着し,ボランティアスタッフの仲間たちと準備を進める。
今期初めてと言うこともあり,ナカニシ自身,上手くいかないことばかりで,みんなに迷惑をかける。
みんなすまない。次回はもっとちゃんと仕切れるようにします。

とても風が強い。

社長がスタジアムに関してスタンドで話をしているのを,階段の下で作業をしながら,なんとなく聞いている。
どうしても試合に気がいってしまい,何をしていても集中できない。

ドンドン周りの景色が見えなくなる。
ドンドン周りの音が聞こえなくなる。
ジッとしていられない。
イメージ 1


さあ行こうぜ!
ナカニシは選手と共に戦うだけだ!!!

本日のスタメン(以後敬称略)
FW 7リンタロウ・9藤沢ネット
MF 8小西洋平・25和田篤紀・6藤田浩平・11泉宗太郎
DF 22芦田成利・34野口遼太 ・3藤井竜・2原広樹
GK 1曵地裕哉

試合開始。

試合は五分と五分の差し合いからスタート。
中が厚い矢崎と,サイドをえぐる鈴鹿。

かなり風が強いため,コーナーキック時にボールをセットしてもコロコロと転がってしまう。
高く上がったボールが上空で押し戻されたり,逆に伸びたりする嫌なコンディション。
矢崎のゴールキーパーは,意図的なのか?高いボールを蹴って,鈴鹿が落下地点を見誤るのを見越して,前戦の選手が突っ込んでくる。
開始早々から両チームにコーナーキックが出ている。

ゴールキーパーの,「俺たちのヒッキー」曵地裕哉(1)
この試合,強風のため,ゴールキーパーは,かなり難しい判断が多かったと思う。
曵地ですら,一瞬,迷う場面があった。
そして,もともと矢崎はフィジカルに定評のあるチーム。
高さ,パワー共に高いレベルで,特にセットプレイは得点パターンのひとつ。
矢崎ゴールキーパー同様,コーナーキックも割りと高めのボールを蹴る。
上空で不安定に流れるボールに対して,曵地が舞う!
圧倒的な高さ。
圧倒的な安心感。
絶対に曵地は俺たちのゴールを守り抜いてくれる。
曵地,娘の前でゴールを許すな!!!
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前半,鈴鹿の攻撃はどちらかと言えば,右から。

鈴鹿の右サイドハーフ,「もう誰にも止められない」泉宗太郎(11)。
試合序盤から,泉が矢崎陣内を駆け回る。
スピード,フィジカル,そして今年の泉は細かなテクニックも光る。
以前はスピードを出して単騎突入を好んでいたが,今は足を止めてからでも,いろんなアイデアで相手ディフェンスを崩せるようになっている。
周りを使い,周りに使われ,プレイの幅が広がってきた泉。
そして,泉が矢崎に襲い掛かる。

前半9分。
ネット(9)が右サイドで粘ったボールが矢崎に奪われる。
その矢崎が攻撃に移る瞬間,もう和田(25)が寄せている。
和田のボールカットした瞬間,泉がマークを外している。
和田から泉の足元へ。
ターンしてシュート!迷いが無い。
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ゴーーーーーーール!!!1-0


2018シーズンのリーグ戦,最初のゴールは,泉宗太郎!!!
ナイスシュート泉!!!

得点の基点となったのは,ボランチの,「ベイビーフェイスの悪魔」和田篤紀(25)。
三重県選手権でベールを脱いだそのプレイは,この試合でも発揮されている。
鈴鹿の攻撃が相手に止められた瞬間,和田はもうパスコースを切っている。
そのため,中盤の和田(25)や藤田(6)がパスカットして,そのままショートカウンターと言う場面が,何度か見られる。
矢崎はカウンターを仕掛けたくても,その線上には必ず和田が待っている。
浮かして頭上を越えようとしても,ハイボールはディフェンスの藤井(3)が許さない。
ゴリゴリのアタリをするわけじゃない。相手を削るわけじゃない。
しかし,何だろうこの不思議な効き方は。
和田,もう1点頼む!!!
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1点を先制した後,矢崎が攻めるかと思いきや,1人を残して完全に引いて守り始めた。
鈴鹿にサイドを攻略されないように,矢崎はサイドハーフもかなり下がっている。
前戦の選手も落ちてくるので,数的不利になり,鈴鹿の中盤からのボールが上手く前線につながらない。

見た目は,攻める鈴鹿と守る矢崎になっている。
矢崎は守りながらリズムをつかみ始めた。
だけど,徐々に鈴鹿のリズムが崩れてくる。

センターバックの,「最強の左」野口遼太 (34)。
矢崎は引いているが,攻勢の時は一気に人数をかけてくる。
この矢崎の強弱が,鈴鹿のディフェンスを慌てさせている。
仲間に指示を送り,ディフェンスをコントロールしようとする野口。
ハイボールの処理と,矢崎の攻撃に忙殺され,野口の超ロングフィードが全く見られない。
ガマンのプレイをしている野口。
出たくてもてられない。
野口,辛抱だ!
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鈴鹿は両サイドハーフが活性化しているが,全体的には「もっさり」した試合になっている。
矢崎は,引いて守っているため,鈴鹿が深く攻め込まない限り,寄せも早くなく,それほどプレッシャーも強くない。
そのため,鈴鹿の選手にはちょっと余裕があって,1手(一瞬)多くかけている。
その1手の余分が,仲間とのリズムを狂わせ,息の会わないパスミスが頻発している。

鈴鹿のディフェンスにシンプルでセーフティーなプレイが失われ始めた。
ボールを持って,足元を見て,欲を出したナイスプレイを狙っている。
いや,その間は無い。
開始早々の得点で,選手達が「この試合いける!」と思ったなら,それは大間違いだ。
矢崎はそれほど甘くはない。

フォワードの,「優しい鉄人」藤沢ネット(9)。
ディフェンスがバタつく中,ネットの存在感は良い味を出している。それも攻守に。
辛島監督の言う前戦からのディフェンスを,最も体現しているのがネットなのではないだろうか?
矢崎のディフェンスに喰らい付き,味方のフォローを待ち,和田(25),藤田(6)の準備する時間を作る。
そして,ネットは前戦で大きな攻撃基地となっている。
空中戦や競り合いに抜群に強いネットは,そこから小西(8),泉(11)の両サイドハーフを活かし,リンタロウ(7)につなげていく。
良い感じだ。
春の練習試合の時より,レベルが上がっている。
ネット。もう1点頼む!

前半の半ば,するすると抜け出した和田(25)がシュート!
惜しくもバー直撃だが,和田のプレイの凄さに会場が沸きあがる。

ただ,前半の終盤,危ない場面が。
サイドを走らせ攻勢に出た鈴鹿がボールを奪われ,矢崎にカウンターを受ける。
その瞬間,ディフェンスラインと攻撃陣の間に大きな空間が空いている。
バイタルエリア(ディフェンスとボランチの間くらい)に誰もいない。
センターバックの野口(34)と藤井(3)が露出した状態で攻められる。

追加点を急ぐあまり,フィールド全体が見えなくなっている。
全体的に,なんか焦っている。
そして全体的に,緩くなっている。

どうした?
しっかり!

センターバックの,「飛竜乗雲」藤井竜(3)。
なんとなく落ち着かない鈴鹿の選手の中で,藤井のプレイに変化は無い。
ロングのハイボール主体の矢崎の攻撃に対して,職人のようにヘディングでの競り合いで優位に立つ藤井。
藤井のヘディングは飛距離が出るので,セカンドボールでピンチになる事も無い。
ナカニシは藤井が居残りでへディングの練習をしているのを何度か見たことがある。
体を弓のように引き絞って弾き返すヘディングは,問答無用の強さを誇る。
矢崎攻撃陣を引きずりながら,鈴鹿ゴールを守り続ける藤井。
藤井,なんかこの試合のリズムは変だ。
持ちこたえてくれ。もう1点入るまで。

決定的場面は,鈴鹿が7で,矢崎が3くらい。
両チーム共に,ひょっとしたらと言う展開がある。
ナカニシの感じでは,追加点が入れば全然違う試合になるように思う。

リンタロウ(7),藤田(6),小西(8)も良いシュートを放っている。
しかし,枠を捉えられない。

ここで前半終了。



キッズチアダンス「Sparkle☆Gem」さんのパフォーマンスが行われている。
いつもありがとうございます。

控え選手がアップしている。
小澤,堀河,藏川,パブロ,木鈴,北原,岡田,
いずれもスタメンの選手と力の差は無く,試合の流れを変えることのできる選手達。
どこでどう使ってくるか?

鈴鹿は攻めている。
しかし,どうもスッキリしない。
嫌な感じがノド元に残る。



後半開始。

(OUT)25和田篤紀  ⇔ (IN)21北原毅之

前半のラストプレイで少し痛めた?らしい和田が交代する。

交代で北原が入る。
前半の終盤であったような,バイタルエリアは,鈴鹿のボランチの中で最も守備的な北原ならば十分にカバーできる。

センターハーフの,「鈴鹿の心臓」藤田浩平(6)
この試合ではキャプテンマークを巻く藤田。
前半から攻守を通じて試合を引っ張っているが,サイドハーフの調子が良すぎて突出してしまい,守備時に藤田の周りのスペースが広すぎるように思えた。
後半からは北原が入り,アンカーのようなポジションで藤田を支えるため,藤田自身も少し前目になり,ゴールを狙うプレイを見せている。
この試合の後半は,特に数多くのセットプレイのチャンスがあった。
藤田のキックは精度が高く,リンタロウや野口に,「!」と言うヘディングシュートがあったがゴールならず。
何とか早い段階でもう1点欲しい。
藤田,頼むぞ!!!
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フォワードの,「ER7」エフライン・リンタロウ(7)
シュートを何本打ったかは分からないが,鈴鹿のシュート数の半分はだいたいリンタロウが打っている。
矢崎はディフェンシブに守っているため,リンタロウも狭い空間で思うようにシュートが打てない。
鈴鹿の攻撃は悪くない。選手達は足を止めずにゴールに迫っている。
しかし,矢崎のディフェンスは確かに上手い。
シュートを打ったにしても,体を寄せられていて威力が無く,矢崎ゴールキーパーに正面で受けられてしまう。
ガンバレ!
またあの時のようなミドルシュートを見せてくれ!
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後半13分
(OUT)9藤沢ネット  ⇔ (IN)26パブロ

攻勢を強める鈴鹿。
矢崎は徐々にスピードが落ちてきている。
ここでゴリッと抜け出すパブロ投入は,キツイ一手。
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左サイドハーフの,「ドリブルマスター」小西洋平(8)。
この試合,サイドハーフは両方共にハードワークだった。
ただ,どちらかと言うと前半が泉の右サイド,そして後半が小西の左サイドだった。
後半の半ば,矢崎の足が止まり始めたころ,小西のドリブルが唸りをあげる。
密集遅滞こそ,小西にとっては独壇場。
矢崎ディフェンスが,互いに譲り合った瞬間,小西が勝負をしかけている。
中で待つのは,リンタロウとパブロ。
奥で待つのは,泉宗太郎。
セカンドボールを狙う,藤田。
カウンターの対応をする,北原。
鈴鹿の陣形は整っており,小西が再三の決定機を作り出すが・・・,
ゴールならず。
小西,良いよ!続けていこう。
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左サイドの小西が良い動きをしているが,小西の後ろから風が吹き抜ける。

左サイドバック,「ウルトラタイガー」芦田成利(22)。
ハイスピードで駆け上がる芦田のスピードは,この時間帯では到底止められない。
小西のキープから,芦田が滑るようにサイドを突破する。
しかしゴールならず・・・惜しい!
試合終盤には,矢崎の攻勢が仕掛けられる。
サイドチェンジから相手を見失うが,何とか失点にはならなかった。
しかし,今シーズンの芦田のプレイの中では,一番重い感じがした。
少し疲れてきているか?
芦田,まだまだシーズン序盤だぞ!
ガンバレ!サポーターも全力応援するぞ!

鈴鹿にはセットプレイのチャンスが数多くある。
藤田のコーナーキックは,タイミングはあっているものの,ゴールに結びつかない。
野口のフリーキックは,ブレて落ちるが,矢崎ゴールキーパーのファインセーブに阻まれる。
セットプレイが決まらない。

試合は終盤に。

パブロが入ったことにより,前戦でキープできるようになってきた。
そのタイミングを見計らって,左からは小西が,そして右からは原広樹が上がってくる。

右サイドバックの,「鬼神金剛」原広樹(2)。
前半は少しバタついたが,後半はしっかりと落ち着いてディフェンスから入っている。
後半の終盤,矢崎の運動量が落ちたため,原広樹の前方に大きな空間ができてきた。
サイドハーフの泉が中に入り,フォワードのパブロが,右に流れてくる。
広樹!行ったれ!
パブロが潰された後のボールをかっさらい,原広樹がゴールに迫る。
右サイドからもチャンスを作るが,こちらもゴールならず。
でも良いぞ!広樹!
続けていこうぜ!
イメージ 10


残りわずか。

鈴鹿は少し守備に入り逃げ切る体制となった?かな?
藤田が少し下がり,北原もスペースを与えないよう準備している。
しかし,この守備に入るタイミングで,矢崎が攻勢に出てくる。

矢崎は動きが落ちていたが,5人の交代枠を5人とも使い,このタイミングで勝負に出る。
鈴鹿も野口,藤井,北原が踏ん張るが,矢崎に崩されてシュートまで持っていかれる(かなり危なかった)。

後半45分
(OUT)8小西洋平  ⇔ (IN)10堀河俊大

堀河投入でしっかりと試合を終わらせるという意思。
しかし・・・

後半アディショナルタイム。
藤田がファウルそしてこの試合2枚目のイエローカード。
なんと!
足が引っ掛かったのは事実だが,決定機阻止ではなかっただけに・・・。

その後しっかりとディフェンスして。

そして試合終了。

バンザイ!バンザイ!バンザイ!

両チームの選手のみなさん,スタッフのみなさん,お疲れさまでした。
スタジアムグルメを出していただいたみなさん,Sparkle☆Gemさん,AGFさん,フェイスペイントをしてくれた方,明治安田生命さん,おおえのきトータルヘルスケアさん,開幕戦の盛り上げに協力していただいて,ありがとうございました。
そして,ボランティアスタッフに参加していただいたみなさん,ありがとうございました。
たくさん差し入れもいただきました,ありがとうございます。
子ども達も一生懸命応援してくれました。みんなありがとう。
ご来場いただいた,全てのみなさん,ありがとうございました。



ナカニシが思うに・・・今日の試合内容は,今シーズンで一番悪かったです。
前試合の雨の中での試合より,ずっと今日のほうがミスが多く,ボールの扱いも雑だったように思います。
でも,内容が悪くても,勝った事はとても嬉しいです。
こういう厳しい状況でも,何とか結果を出すと言うことは,今後の厳しい試合の中で,とても大切な事です。

選手のみなさん。
この試合で悪かったところは,次の試合までに修正すれば良いです。
そして君たちには,それを修正し,さらに強い鈴鹿アンリミテッドを作ることができるはずです。
今日はゆっくり休んで,英気を養ってください。
また,来週元気に戦いましょう。

さて,この試合のvictorycross賞は・・・。
2018シーズンのファーストゴール!
「もう誰にも止められない」泉宗太郎選手に送りたいと思います。
泉,今年は全部出し尽くそうぜ!
また,次の試合も頼みます。



いやー。
今日は疲れました。

ブログを書いたので,そろそろ寝ます。

たぶん良い夢を見るでしょう。

ではまた。

( 次戦 : 東海社会人リーグ第2戦 )
日時: 5月26日(土)15:00キックオフ
対戦: 藤枝市役所
場所: AGF陸上競技場(旧石垣池公園陸上競技場)
※ 入場無料です

( 次々戦 : 天皇杯1回戦)
日時: 5月27日(日)13:00キックオフ
対戦: 関西学院大学(兵庫県代表)
場所: 上野公園陸上競技場
※ 有料試合ですのでお気をつけて

※ このブログに使用している写真は,鈴鹿アンリミテッドの使用許可を得て掲載しています。そのため,他での利用は絶対にしないでください。

東海リーグ第2戦 対 藤枝市役所

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みなさんこんばんは。

試合が終わってから,ちょっとした行き違いで,ノボリを全部畳んでました。
徐々に暗くなるAGFの倉庫で,ずーっと試合のことを考えていました。
ずーーーっと考えていても,
ずーーーーーっと悩んでいても,
もう終わった試合には勝てませんでした。



相変わらず試合の朝はジッとしていられず,9時過ぎに会場到着。
スタッフが,今日の試合の準備をしているのを横目に見ながら,ボランティアスタッフの仕事の準備を進める。

今日の対戦相手は,日本最強の公務員軍団,藤枝市役所サッカー部(以下,藤枝と書きます)。
今年2部から昇格してきたが,前週にFC刈谷とも良い試合をしていて,かなりの強豪である事は間違いない。

これまで何度も戦ってきた。
ナカニシのイメージとしては,鈴鹿は藤枝を攻めあぐねるイメージが強い。
組織的で連携のとれたディフェンスは,とにかくやりにくい相手。

嫌な感じを振りほどくように,せっせと準備をする。
しゃべるのも,何かをするのも,集中できない。
頭の中が,鈴鹿アンリミテッドの濃い濃度で満たされていく。
心の中が,鈴鹿アンリミテッドの高い純度で埋められていく。

オレはこの場所に何をしに来た?
鈴鹿アンリミテッドの選手を応援するために来たんだよ!

全力応援だ!

いくぜ!

本日のスタメン(以後敬称略)
FW 7リンタロウ・28小澤司
MF 8小西洋平・10堀河俊大・21北原毅之・11泉宗太郎
DF 22芦田成利・34野口遼太 ・3藤井竜・13藏川洋平
GK 1曵地裕哉

試合開始。

試合はジャブのような,リスクの少ないロングボールから。
鈴鹿の左右のミットフィルダーが,相手サイドバックの裏を狙う。

右サイドハーフの「もう誰にも止められない」泉宗太郎(11)
この試合で最も早くチャンスを作り出したのは,野口(34)のロングフィードから泉の突破。
ボランチに入る堀河(10)が,中でつないで,小さいワンツーで抜け出してくる。
中へ切り込みシュート!
堀河と泉のコンビネーションは良く,機先を制する形で藤枝陣内に深く攻め込む。
泉のスピードを使えている。
良いぞ。
泉!
イメージ 1


センターバックの「最強の左」野口遼太(34)
この試合,上空はかなり強い風が吹いている。
鈴鹿は前半追い風なので,高く上がるボールは思った以上に伸びている。
野口のロングフィードは,ドライブがかかったかのようにライナーで飛ぶので,風の影響を受けない。
左サイドから右サイドにピタリと足元に合わせたボールが届く。
前週の試合より,野口の動きが良い。
ボールの切れも良い。
修正してきたな野口!
イメージ 2


前半の時間が進む。
試合は徐々に鈴鹿ペースに。
藤枝陣内でのプレイが増えて行く。

フォワードの「ER7」エフライン・リンタロウ(7)。
同じフォワードでペアを組む小澤(28)が粘って,リンタロウへ良いボールを出している。
藤枝はそれほど身長が高くないため,フィジカルでは圧倒的にリンタロウ優位。
強引にボールを運び,シュートまでもって行く。
リンタロウのシュートを見てスタンドが沸く。
みんな知っている。
リンタロウが凄い事を

ボランチの「ハンター」北原毅之(21)。
同じくボランチの堀河が割りと自由にポジションをとる分,アンカーのような形で中盤を支える北原。
狩りをするように,ヒタヒタとスペースを埋めて,相手を追い込むプレイスタイル。
アタリの激しさ,献身的な守備,コースの切り方,ほぼアンカーながら,かなりハイレベルに藤枝を押さえている。
後ろの野口,藤井との連携も良く,特に前半は,バイタルエリア(危ないエリア)に藤枝が進入する事はほとんど無い。
北原,よしよし。
イメージ 3


フォワードだけど,トップ下に入っているのは「皇帝」小澤司(28)。
小澤はやはり前戦でプレイするのが良く似合う。
ボールの受けがやはり上手い。
ターンもスムーズなので,前を向いてプレイできている。
小西の左サイドにフォローに入ることが多く,光るプレイをチラホラと見せ始めている。
やはり小澤のプレイを見られるのは至福の喜び。
しかし・・・。
イメージ 4


前半17分。
藤枝のファウルを受けた小澤。
そのまま立ち上がれず,タンカで運ばれていく。
腰?足首?

前半18分
(OUT)28小澤司  ⇔ (IN)9藤沢ネット

そして,この時間帯から,どうもリズムがおかしな感じになる。

前半の半ばを過ぎ,変わらず鈴鹿ペース。
しかし,藤枝はゴール前にセンターバック2人とボランチ2人の4人のボックスを作っており,その4人がゾーンで守っているように見える。
サイドバックもいるのだけど,ゾーンの4人はフォローに行かないので,鈴鹿は割りとサイドを攻略できている。
しかし,中に持ちこみショートをしようとすると,ゾーンが締まるので,狭くて窮屈なプレイを強いられる。
藤枝は,しっかりと守備の陣形を取り,そして,ちょうど守備のリズムに乗ってきた。

左サイドハーフの「ドリブルマスター」小西洋平(8)
左サイドでボールを良く受けている。そしてそのまま基点となっているのは間違いない。
後方から疾風のように芦田(22)も駆け上がっており,中では堀河(10)がボールを受けに来る。
選手達の動きは悪くない。小西の動きも切れている。
しかし,徐々に小西が中へ切れ込めなくなってきた。
スピードを止められ,ボールを奪わることは無いにしても,中へ入れない。
おのずと,ギャンブル性の高いロングボールでのクロスが多くなる。
藤枝に小西のドリブルが潰されているわけではない。
だけど,とてもプレイしにくそうにしている。

前半の半ばを過ぎる。
鈴鹿はシュートを打っているものの,窮屈な場所で相手に寄せられているので,シュートに力が無く,藤枝のゴールキーパーが正面でキャッチしている。
ナカニシの記憶ならば,以前藤枝は4-4-2をキッチリ敷いてディフェンスしていた。
今日は,中だけゾーンで守っている。
そのゾーンを突破できず,遠巻きにサイドチェンジを繰り返す鈴鹿。

1点あれば全然違った展開だろう。
何とか1点取ってくれ!

ゴールキーパーの「俺たちのヒッキー」曵地裕哉(1)。
藤枝のロングボールに対して,ペナルティエリアギリギリでキャッチする。
それが,ペナルティエリア外としてハンドとなる。
曵地がそんな安易なプレイをするとは思えないが,主審から見てギリギリに見えるプレイだったのだろう。
藤枝の決定的なフリーキックのチャンスはしのぐが,俺たちのヒッキーが,なんか焦っているように見える。
曵地。まだまだ前半だ。
大丈夫。

曵地のプレイでも「?」と思ったが,圧倒的に攻めていても,選手達にはリズムの狂いが分かるのだろう。
みんな徐々に焦り始めたように見える。

そんな時・・・。

左サイドバックの「ウルトラタイガー」芦田成利(22)。
良い意味で,自分のプレイを伸び伸びと出す芦田のプレイが良く目立つ。
藤枝は引いて守っているため,芦田がサイドを定点で守っている必要は無い。
芦田の攻撃力が爆発のように,パッとパッと攻撃に火をつけている。
サイドハーフの小西(8)とのやり取りも良く,良いところまで行くのだが,決定的な崩しになっていない。
芦田の左足は凶器だ。
もう打っちゃえ!と,何度も思う。
芦田,相手は引いてるぞ。やりまくれ!!!
イメージ 5


得点が入りそうで入らない。
凄く押しているけど,得点の臭いがしなくなってきた。
セットプレイも,なかなか入らない。

うーん。
やはり藤枝はやりにくい。

ここで前半終了。



控えの選手のアップを見るナカニシ。
押しているだけに変えにくいが,攻撃が単調になっている。
ここに来て,藤田,和田が出場できないのが痛い。
そして,小澤の負傷・・・。

早く1点とりたい。
この試合,どちらにしても1点ゲームだと思う。
どちらかに1点はいれば,たぶん試合は決まる。



後半開始。

後半開始直後から,藤枝がペースを上げる。
鈴鹿は,前半の押せ押せのペースで後半に入ったため,ヒヤリとする場面が連続する。
藤枝,こういうペースを変えてくるのが怖い。

センターバックの「飛竜乗雲」藤井竜(3)。
攻撃陣は得点が入らず苦慮する中で,藤井は黙々と,徹底的にディフェンスをしている。
ある意味,ペースとか,リズムとか,展開とか関係なく,ゴールを守る事だけに特化したピシッとしたプレイを見せる。
後半早々の藤枝の攻勢に対して,藤井のプレイに迷いは無い。
来たら潰す。
シュートコースは切る。
クリアはセーフティーに。
藤井,そうそうそれが藤井だ!
行け!!!

後半の序盤は藤枝が人数をかけて攻めてきた。
鈴鹿の中盤は,前掛りだったため,ディフェンスとの間にスペースが生まれ,危ない場面もあった。
藤枝はコースさえあれば遠目でもシュートを打ってくる。
後半は藤枝にとって強い追い風のため,ボールの軌跡も変化している。

鈴鹿は前半同様,サイドから丁寧に攻めている。
ただ,後半はさらに中に切れ込みにくくなっており,ロングクロスが精一杯の感じ。
リンタロウ(7),ネット(9)のフォワードにボールが収まらず,入った途端にプレスで潰されている。

ボランチに入っている「サムシングエルス」俺たちのキャプテン堀河俊大(10)。
堀河が,縦横無尽に走り回っているのが良く見えている。
高い精度のパスは,サイド中心に振り分けられており,ズバリ中を通すことができない。
ドリブルやワンツーでリズムを変えようとしているのが良く分かる。
前半から単調な攻撃になってしまい,藤枝のディフェンスも十分に予想できている。
イマジネーションのプレイをしようとしているが,堀河に合わせる選手がいない。
藤田,小澤,和田,竜二,想像力溢れる選手がグラウンドにおらず,自らなんとかしようとして孤軍奮闘する堀河。
堀河,ガンバレ!!!

前半からの攻撃は,藤枝にとってちょっと慣れてきた感じすらする。
ナカニシにとっては,この前半からの攻撃は,前試合の矢崎バレンテ戦から続いているように感じる。

鈴鹿の選手達は上手い。
上手いけど勝負に行っていない。
だから,そんなに怖くない。
とても悔しいけど,そんな感じがする。

後半19分
(OUT)8小西洋平  ⇔ (IN)26パブロ

ここで,問答無用のプレイを見せるパブロが入る。

前半交代で入った「優しい鉄人」藤沢ネット(9)。
リンタロウと前戦で体を張っている。
しかし,ボールが収まらない。
ヘディングも高さでは勝っているものの,しっかりと体を寄せられているため,真上に上がるボールが多い。
ナカニシは,ターンからの前への突進が見たいが,藤枝のディフェンスは通せんぼするような形で,ネットを前に進ませない。
ジリジリするネット。
苛立ちが良く分かる。
イメージ 6


後半半ばを過ぎる。
前半と比べても,鈴鹿は全く決定機を作れていない。
ジリジリとした展開が続く。

右サイドバックの藏川洋平(13)。
久しぶりのスタメン出場だが,藏川の動きが重い。
藏川街道とまで言われるオーバーラップは,この試合ではほとんど見られていない。
泉との距離感も不安定で,泉が詰まった時のフォローも少し遅れている。
後半,藏川の足が止まってきた。
そして藏川自身がイライラしているのが分かる。
どうした藏川。
まだ時間あるぞ。
焦らなくて良い。
試合を落ち着かせてくれ。
イメージ 7


後半の半ば,藏川がベンチに時間を聞く。
残り20分。
しかし,ここから残り20分,鈴鹿は焦って焦ってミスが多くなる。

試合は膠着状態。
鈴鹿のシュートはゴールに届く事も無く,藤枝ディフェンスの体に当たって跳ね返される。

後半31分。
(OUT)9藤沢ネット  ⇔ (IN)14伊藤竜二
(OUT)21北原毅之  ⇔ (IN)33三浦俊太郎

竜二(14),俊太郎(33)の投入でペースを変える。
イメージ 8

イメージ 9

そして,竜二がいきなり見せる!
ドリブルでペナルティエリアに侵入。
竜二のドリブルは,ファウルで無いと止められない。
藤枝が思わず足を出して引っ掛ける。
PK獲得。

キッカーはキャプテン堀河(10)。
イメージ 10

落ち着いて放ったシュートは,藤枝のゴールキーパーの読みと一致し,はじき出されてしまう。
切り替えろ!堀河!
ロベルトバッジョだって,デビットベッカムだって,PK外したんだ。
そんなもん,賭けみたいなもんだ!

サポーターのボルテージが上がる。

竜二が,かなり無理な位置からでもボールを奪いに走る。
パブロの足にボールがつかない。
俊太郎がセカンドボールをカバーする。
何とか1点。

芦田がまだまだ駆け上がってくる。
堀河がシュートを放つが藤枝ディフェンスに当たってゴールならず。
1点欲しい。

リンタロウがヘディングで競合う。

万策尽きたのか?

試合終了。



両チームのみなさん,スタッフのみなさん,お疲れさまでした。
AGFさんや,フェイスペイントの方など,たくさんの方々に協力いただき,会場を盛り上げていただきました。
ありがとうございました。

サポーターの仲間たち,ボランティアスタッフのみなさん,ありがとうございました。
たくさんお土産もいただきました。いつもすみません。

この試合,後半が進むにつれて,早く点が欲しい展開となりました。
ボールボーイをしてくれた,アンリミテッドのU12の子どもたちが,少しでも早くプレイが始められるように,ボールを渡してくれているのが見えました。
少年たち,ナカニシは見てたぞ。心よりありがとう。

藤枝市役所には以前チーム(旧ランポーレ時代)に所属していた,杉山琢磨選手が在籍しています。
この試合は怪我で出られませんでしたが,少し話をすることができました。
杉山選手,仕事もサッカーもがんばってください。
鈴鹿アンリミテッドは,必ず昇格します。



ナカニシは,後半ずっとイライラしていました。
試合が終わったら,もっとイライラしていました。
悔しくて,悔しくて,身の置き所が無いほど悔しくて。
監督のインタビューも,選手のインタビューも聞いていませんでした。
余計な事は何も聞きたくありませんでしたし,この試合を冷静に分析する気にもなれませんでした。

ゆっくりと道具やノボリを片付けて・・・。
お土産のお菓子を食べて・・・。
一息ついて・・・。

そしてサポーターの仲間たちに言いました。

今はやっぱり凹んでしまう。どうしても勝ちたかった。
このシーズン序盤に勝利を上げられなかったことは,やはり悔しくてならない。
だけど,ナカニシは鈴鹿の選手達となら,どんな苦難もガマンできるし,どんな辛さも乗り越えていける。
今日終わった試合を勝つことはできない。
だけど,明日の試合に勝つために応援する事はできる。
選手たちと共に戦おう。
(こんな感じのことを思うままに言った,と思う?)

選手たちが一番悔しいだろう。
堀河,下向いてないか?PK外した?忘れろ!ミミちゃんなでて忘れろ!
小澤,大丈夫か?待ってるぞ,しっかり直して今年昇格させてくれ頼む!
藤田,明日頼むぞ!今日の分までやったってくれ!

・・・みんなみんな,悔しかっただろう。

でも大丈夫。
リラ~ックス。
リラ~ックス。

まだ何も終わっちゃいない。
明日勝とうぜ!

この1引き分け。
この1戦。
決して忘れない。

必ず,鈴鹿アンリミテッドはもっと強くなる。
なっ!

ではまた。

( 次戦 : 天皇杯1回戦 )
日時: 5月27日(日)13:00キックオフ
対戦: 関西学院大学(兵庫県代表)
場所: 上野公園陸上競技場
※ 有料試合ですのでお気をつけください

※ このブログに使用している写真は,鈴鹿アンリミテッドの使用許可を得て掲載しています。そのため,他での利用は絶対にしないでください。

天皇杯1回戦 対 関西学院大学

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みなさんこんばんは。

昨日の試合前に,コンビニでハムサンドを買いました。
でも,昨日は勝てなかったので,今日はいなり寿司にしました。
次の試合は,ハムサンドもいなり寿司も食べません。

気にしないつもりでも,どうしてもジンクスが気になります。



前日の疲れが,体の中に重く残っている。
選手たちのコンディションが心配。

車を伊賀上野に走らせる。
遠征のたびに思う。
帰路はニコニコしながら帰りたい。

今日の対戦相手は,兵庫県代表の関西学院大学サッカー部(以下,関学と書きます)。
Jリーグチームとも互角に渡り合ったことのある,関西学生サッカー界の名門らしい。

気温は上がり続ける。
そして2連戦。
相手は元気な大学生。
こんな厳しい試合だからこそ,サポーターが頑張らなければ。

会場で断幕の準備を進める。
選手たちの準備している場所のそばを通るが,集中している選手にこちらから話しかけるサポーターはいない。
みんな気合が入っている。
試合前の良い緊張感だ。

鈴鹿が行くのは。
何にも染まらない。
青い空に照らされた。
この緑の道。
イメージ 1

さあ行こうぜ明日めざし。

いくぜ!

本日のスタメン(以後敬称略)
FW 18近藤和哉・26パブロ
MF 8小西洋平・6藤田浩平・33三浦俊太郎・14伊藤竜二
DF 34野口遼太・5榊親平・3藤井竜・2原広樹
GK 23岡田明久

昨日の藤枝市役所戦とは,スタメンが8人変更。
小西,野口,藤井の3人が連戦となる。

試合開始。

試合開始5分で良く分かる。
関学はめちゃくちゃ強い。

基本はパスサッカーなのだけど,ミスが少なく,要所でダイレクトパスを小さくつないでくる。
ワンツーは基本。ワンツースリーまで選手が連動して走ってくる。
今シーズン対戦した相手の中では,一番強いと思う。

センターバックに入っている「神の子」榊親平(5)。
久しぶりに先発出場の榊。
試合勘を気にしたが,全く問題なく安定したプレイをしている。
関学のように,高さやフィジカルで押すのではなく,多方面からパスでつないでくる相手は,特に榊の得意とするところ。
裏から走ってきたり,3人目の動きであったり,スルーパスであったり,さすがの榊。よーく見えている。
この試合,榊は最後まで関学にフリーでシュートを打たせることはなかった。
「悪いな,そこには榊がいるよ」
イメージ 2


今シーズンの試合では,支配率は常に鈴鹿が持っていた。
いくら押されても,5分5分の試合。
しかし,この試合の前半,関学が主導権を持ち,パスをまわす時間が多い。
パスミスをカットして,ショートカウンターも狙いたいが,とにかく関学のパスの精度が高く,追っても捕まえられない。

ボランチで先発出場している「バランサー」三浦俊太郎(33)
関学のパスを寸断すべく,コースを切りに行っているが,なかなか網にかけることができない。
前半は特にディフェンスで走り回っている。
俊太郎が走って走って,ギリギリでスペースを埋めているのが見える。
スペースを作ると,そこから侵略される。
展開を考えるどころではない。バランスを崩せば,一気にやられる。
目立つプレイや,派手なプレイはできていない。
だけどガマン!ガマンだ俊太郎!
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関学のパスが,徐々に鈴鹿の右サイドに集中し始める。
3人くらいの選手たちが,細々とパスを回しながら,攻め込んでくる。

右サイドバックの「鬼神金剛」原広樹(2)。
ショートパスとワンツーで攻めてくる関学に対して,どうしても一瞬リアクションが遅れてしまう。
しかし,原広樹は左右のターンが早く,逆に振られてもしっかりと対応できている。
抜かれた!と思った場面でも,後ろから追いつき,鋭いスライディングが飛んできて,相手のボールを刈り取っている。
ハードなプレイスタイルだけでなく,読みもキレも良い。
この試合,ナカニシは誰が一番良いかと聞かれたら,原広樹と答えるだろう。
「原広樹」良くこの名を覚えていて欲しい。
必ず今シーズンやる選手だよ。
イメージ 4


関学はクロスの精度も高く,ヒヤッとする場面も。
しかし,中で藤井が見張っているので,相手がフリーで合わせる事は無い。

センターバックの「飛竜乗雲」藤井竜(3)。
前半,多彩なタイミングでクロスをあげてくる関学。
高さでピンポイントに合わせるのではなく,ボールを頭にこすりながらコースを変えるようなクロス。
それを片っ端から迎撃する藤井。
前半は,中盤もパスで乱され,一段前に出て藤井が対応する場面も多い。
前日もフルタイム出場していた。
この試合もフルタイム出場するだろう。
藤井をここで外すわけにはいかない。
藤井,太もものテーピング大丈夫か?
疲れているだろう。
すまん。頑張ってくれ。
イメージ 5


関学に押し込まれているが,鈴鹿のディフェンスは崩されてはいない。
剛の藤井(3),柔の榊(5)。
サイドの原(2),野口(34)は百戦錬磨。
しかし,深く進入される分,鈴鹿の攻撃のターンは少ない。
そのため,ロングカウンターが中心となる。

フォワードの「ロケットシューター」パブロ(26)。
前にディフェンスがいても,ゴリゴリと抜け出してくるパブロだが,関学は2人目3人目のフォローが早く,ゴール前で勝負ができない。
前半は,左の竜二(14)が切れ込んで,パブロに決定的チャンスが生まれるが,ヘディングシュートは決まらず。
もう少し,もう少しなんだけど,パブロのポジションがゴールから少し遠い。
ゴールそばでプレイできれば,もっと何かが起こりそうな予感。
パブロ,フォワードならばゴールで魅せろ!
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前半の終盤に入り,徐々に鈴鹿が押し返してきた。
この時点で,ナカニシは0-0のまま前半が終わっても良いと思っていた。
関学のショートパス主体のサッカーは,鈴鹿のセンターライン,藤田(6),榊(5),藤井(3)が,徐々に慣れてきて,対応し始めている。
鈴鹿の守備に不安は無い。
前半を0点でしのげば,勝機は必ずある。

ゴールキーパーの「忘れ物を取りに行こうぜ」岡田明久(23)
ゴールキーパーを数値で示すと,全ての項目で高い数値を出すだろう,オールラウンダーゴールキーパー。
試合前半,サポーターは岡田の後ろのバック側で応援していた。
ナカニシの印象としても,関学の攻撃陣は,どのタイミングでシュートを打つのか良く分からない。
その判断しにくいシュートを,確実にキャッチする岡田。
また,危ない時に思い切って飛び出す能力は,チーム内のゴールキーパーでも上位。
実際に,ディフェンスの裏に抜けられた際にも,最初の一歩が早く,危なげなく対応していた。
足元のパスさばきも完璧。
岡田,良いぞ良いぞ!!!
イメージ 7


しかし。

前半35分。
鈴鹿ペナルティエリアより少し離れた位置。
場所はほぼど真ん中。
ここで関学にフリーキックを与えてしまう。

関学の蹴ったボールは,鈴鹿の壁を越えて,右隅に入ってしまう。
0-1。
くそっ!!!

気にするな!
切り替えろ!
フリーキックなんてギャンブルみたいなもんだ!
次!次!次のプレイでやりかえせ!

サポーターの声援が大きくなる。
ナカニシの声が裏返る。休み休みでないと声が出ない。
こんな時に,ナカニシのノド何やってんだ!バカヤロー。

右サイドハーフの「ミラクルドラゴン」伊藤竜二(14)。
昨日の試合でも途中出場ながら,決定的な仕事をした。
強い想いと超絶なテクニックが,体から噴出している。
怪我で長く試合に出られなかった。それでもこれだけのプレイをするということは,怪我の間も,心の中に火を灯していたからだろう。
前半の鈴鹿の攻撃は竜二の突入から始まっている。やはり良いドリブルをする。
そして,関学の右サイドの攻撃に対して,サイドバックの原広樹と共に良いディフェンスをしている。
ナカニシは知っている。竜二は実はディフェンスが上手い。
竜二,頼むぞ。頼むぞ。もう一回。頼むぞ!
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前半の最終盤は,鈴鹿が押している。
フリーキックやコーナーキックが数本出ているが,それぞれ決まらない。
鈴鹿のセットプレイは,昨年の大きな得点源のひとつだった。
それが今年は,なかなか入らない。
昨年セットプレイで得点を決めていたのは,冨士,高野,木鈴,柿本・・・。
木鈴を除き,退団してしまっている。
セットプレイからの得点。
それは今後の大きな課題となるだろう。

ここで前半終了。



選手たちがベンチに引き上げる時,藤井(3)と俊太郎(33)だけが,グラウンドで熱心にマークの確認?をしている。
その姿を見ていると,もっともっと応援せねばと逆に力が涌いてくる。

でも,控え選手のコールをしてから,座り込んでしまうサポーターが多い。
みんな疲れている。
選手達は,サポーターの5000倍,疲れているだろう。

少しでも力になれば。
少しでも背中を押せれば。

ナカニシのノドのくせに,なんてざまだ!
2連戦ごときで潰れやがって。
声が出なかったら手を叩こう。
手のひらが裂けるまで,思いっきり手を叩こう。

いくぞ!
まだまだいくぞ!



後半開始。

後半から鈴鹿ペースで試合が進む。
関学の細かいパス回しと,パスアンドゴーは藤田(6),俊太郎(33)が対応できている。

左サイドバックに入る「最強の左」野口遼太(34)。
前日もフルタイム出場しているため,本来の野口の動きよりはかなり重い。
しかし,必殺の左クロスは超超高精度で,関学ゴール前を襲う。
後半開始直後に,近藤和哉にドンピシャクロスを供給。
一瞬タイミングが合わず,ヘディングにミートしなかったが,その左からは得点チャンスが続々と生まれている。
後半,野口は左サイドの中ほどに陣を張っている。
裏はセンターバックの榊がケアしている。
この位置の野口。
ゴールに餓えた野口。
野口,疲れているだろうけど,頼むぞ!!!

最前線でマークを外すために良く動いている「爆撃機」近藤和哉(18)。
前半は,なかなかフォワードにボールが入らなかったため,チャンスで突撃できなかった。
後半からは,左に野口が上がってきたため,良いボールがゴール前に伸びている。
パブロと共に,ゴール前で体を張るが,なかなかシュートにいけない。
ジリジリとした時間が過ぎる。
和哉!
何とかならないか?和哉!!!

後半10分
(OUT)18近藤和哉  ⇔ (IN)7エフライン・リンタロウ
(OUT)14伊藤竜二  ⇔ (IN)11泉宗太郎

3人の交代枠のうち,一気に2人を変える。
試合は鈴鹿ペースになっている。
何とか追いつきたい。

後半17分。
サイドチェンジから,野口の狙いすましたグラウンダーのクロス!
関学ディフェンスとゴールキーパーの間へ。
ゴールキーパーの届かない位置に早いボール。
そのボールにパブロが飛び込む!
ボールはゴールネットを揺らす!
ゴール???
(サポーターの応援位置はゴール真後ろだったので,オフサイドかどうか分からなかった)
副審と主審が協議する。
判定はオフサイド?
(ちなみに,スタンドで『記録』していた人はオフサイドじゃないと言っていたが・・・)
鈴鹿サポーターは判定には粛々と従うが,あまりにも惜しい得点だった。

ナカニシが叫ぶ。
切り替えろ,切り替えろ。
悪くない。良い良いよ。
切り替えてドンドン攻めていこう。
いこう!

左サイドハーフの「ドリブルマスター」小西洋平(8)。
小西のドリブルが,関学に深く食い込んでいる。
後ろで野口が高い位置からフォローしているので,奪われたとしても,再度セカンドボールを奪い波状攻撃にもなっている。
しかし,昨日の試合でプレイしている小西にも疲労の色が見える。
前半,関学のパス回しでかなり走らされている。
小西の本来のキレであれば,もっと伸びるはずのドリブルスピードが上がらない。
小西のプレイにサポーターは声援を送る事しかできない。
小西!小西洋平!ガンバレ!
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後半は圧倒的に鈴鹿ペース。
左の野口。そして右では後半途中から入った泉が関学に攻め込んでいる。
しかし,藤枝市役所戦同様,サイドを崩せても中で決め切れない。

センターハーフの「鈴鹿の心臓」藤田浩平(6)。
前試合は出場停止で出場できなかった。
ベンチで悔しい思いをしていただろう。
その藤田が,試合のど真ん中で攻守の舵取りをしている。
その存在感。その影響力。まさしく鈴鹿の心臓。
藤田が攻撃のタクトを振るうが,小西,泉,パブロ,リンタロウ,もう一枚,試合を作り出す創造的な受け手が足りない。
堀河,小澤がいれば・・・。
後半の終盤からは,試合の舵取りだけでなく,自分自身で前線に飛び出し,関学のディフェンスにキャップを作る。
藤田,なんとかしてくれ!!!
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後半も半ばを過ぎる。

右サイドハーフに入っている「もう誰にも止められない」泉宗太郎(11)。
関学は泉の母校でもある。
後輩たちの目の前で堂々たるプレイをする泉。
ボールを懐に入れて,右サイドを蹂躙する。
後ろから原広樹が追い抜いていく。
右サイドは活発だ!!!
行け!泉!
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後半27分
(OUT)33三浦俊太郎  ⇔ (IN)10堀河俊大

気温は30度を越えている。
前半から走りまくった俊太郎が交代。

サポーターの祈るような歓声が大きくなる。
堀河だ!
キャプテン堀河が出てきた!!!
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鈴鹿は,両サイドバックがかなりポジションを上げている。
関学のカウンターで裏を狙われる事もあるが,右は藤井(3),左は榊(5)が余裕を持って対応している。
縦のスルーパスは,守備範囲の広い岡田が,誰よりも早く飛び出して対応している。
この3人の連携は固く,後半,危ないシーンはほとんど無かった。

鈴鹿の攻撃は,両サイドから。
堀河が入って,左右に動くため,より深く中に切れ込んでくるプレイが増えた。
リンタロウにボールが集るが,シュートコースが無く,スライドするように外に押し出されてしまう。

時間は刻一刻と進んでいく。

選手達から疲労の色が見え隠れする。
特に,ほぼフル出場の左サイドの2人は疲れてきている。

鈴鹿の選手たちのプレイは決して悪くない。
リズムも悪くないし,焦りも少ししか見えない。
関学ディフェンスをある程度まで崩せているし,集中が途切れているわけでもなく,ミスが多いわけでもない。
それでも,しいて言うならば・・・,点だけが入らない。
関学は,前日の藤枝市役所と同じように,単なるフィジカルではなく,きっちり組織で守っている。

ナカニシの声は,連続して出なくなっている。
固まったように試合をジッと見ながら,ノド飴を口に入れて,出せるときに出せるだけ声を出している。
叩き続けた手が,パンパンに熱を持っている。

選手達に力を。
あと一歩のパワーを。
疲れているだろうけど,頑張ってくれ。

ナカニシは,笑顔の選手が見たい。

堀河がセカンドボールに寄せている。
堀河の笑顔が見たい。

藤田がミドルシュートを放つ。
藤田,今シーズンは藤田のものだ。頼むぞ!

みんな最後の最後までボールを追い続ける。

そして。

試合終了。



関西学院大学の応援の選手たちから,鈴鹿アンリミテッドコールを送ってもらいました。
ありがとうございました。
関西学院大学さん,天皇杯のガンバ大阪戦もがんばってください。
もしも,生徒さんで後々,鈴鹿アンリミテッドで戦うご縁があれば,よろしくお願いします。

三重県の代表として,頑張って応援しましたが,結果が出せなくて申し訳ありませんでした。
でも,選手達は立派に戦いました。それは間違いありません。

両チームのみなさん,スタッフのみなさん,試合を運営していただいたサッカー協会のみなさん,ボールボーイをしてくれた高校生のみなさん,お疲れさまでした。ありがとうございました。

吹田スタジアムで会いましょうと言っていたみなさん,約束を守れなくてごめんなさい。

有料試合でしたが,たくさんの方が鈴鹿のスタンドで応援してくれていました。
試合後には,子供たちが選手たちのサインをもらっていました。

勝ちたかった。
そうすれば,もっともっと選手たちが笑ってくれたのに。



関西学院大学は確かに強いチームでした。
でも,ナカニシの感覚では,地域チャンピオンズリーグの対戦相手は,たぶんもっと強いです。
そして,どのチームもとてつもなくディフェンスが硬いです。

鈴鹿アンリミテッドは,ここ3戦ほど,試合内容は良くても最後のフィニッシュで点が取れていません。

次の試合まで,約2週間あります。
今日の試合の悔しさは,今後の試合で晴らしていくしかありません。
悔しさを忘れる必要はありませんが,悔しさを引きずってはいけません。

次の試合,東海学園FC戦。
サポーターは,「勝て勝て」,「点取れ点取れ」,「早く早く」のような応援ではなく,
「大丈夫大丈夫」,「ナイスナイス」,「OKOK」と言うような,ポジティブな応援を心がけたいと思っています。

何かの「きっかけ」があるはずです。
その「きっかけ」にサポーターが少しでも力になれれば,こんなに嬉しいことはありません。
困難や苦難は,選手と共に乗り越えて行きたいと思っています。

選手のみなさん,お疲れさまでした。
ちゃんとご飯を食べて,ちゃんと寝てください。
体を休めるのも,アスリートの仕事のひとつです。

そして,サポーターはどんな時も選手と共にあります。

ではまた。

( 次戦 : 東海リーグ第3戦 )
日時: 6月10日(日)11:30キックオフ
対戦: 東海学園FC
場所: 東海学園三好キャンパス第1グラウンド

※ このブログに使用している写真は,鈴鹿アンリミテッドの使用許可を得て掲載しています。そのため,他での利用は絶対にしないでください。

アンリミポスターありがとうございます。今後ともよろしくお願いします。

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みなさんこんにちは。

海だね~。
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みなさん,アンリミテッド不足の週末をいかがお過ごしでしょうか?
ナカニシの土曜は,ちゃっかり仕事をしていました。トホホ。
そして日曜は,午前中はお家の草刈り,午後から四日市でボケーッと釣りをしてきました。
今から,ネコのしろを,お風呂に入れます。

あー,こんな時こそ,火を吹くほど集中して応援したい!



さて,今日は,鈴鹿アンリミテッドのポスターご協力(#アンリミポスター)の報告をします。
ポスターだけでなく,チラシの配置の協力をいただいたところも出させていただいています。

ナカニシ自身が貼ったものもありますが,サポーターの仲間から直接情報をもらったものや,ツイッターのハッシュタグ(#)で検索したものもまとめて掲載します。
そのため,ナカニシが掲出を確認していないものもありますので,その旨ご了承ください。
また,ナカニシが貼り出しを把握しきれていないポスターもありますので,ここに乗せたものが全てではありません。

今年は,諸事情によりナカニシのポスター貼りの出足が悪く,なかなか行けていませんが,仲間のサポーターをはじめ,たくさんの方たちがポスターの協力をしてくれています。

ナカニシ,心より感謝します。ありがとうございます。

もしも,お店の掲出NGなどで,ブログへの記載を削除したほうが良いところがありましたら,下記まで連絡ください。
せっかくのご協力者への好意に対して,サポーターが失礼な事をするわけにはいきません。
きちんと対処しますので,何かあればナカニシまで連絡ください。

miracle_fcsuzuka@yahoo.co.jp

掲載は,順不同です。
申し訳ありませんが,敬称は略させていただきます。

BarBerそらまめ(「床屋」鈴鹿市国府町)
わがまち加佐登地域づくり協議会(鈴鹿市加佐登町)
浪花でおます(「お好み焼き屋」鈴鹿市稲生町)
とっくり屋(「焼肉屋」鈴鹿市住吉一丁目)
椿大神社(鈴鹿市山本町)
パッシオーネ(イタリア食堂)(「イタリアン」鈴鹿市神戸)
ローソン鈴鹿白子4丁目店(「コンビニ」鈴鹿市白子)
MINISTOP四日市山田店(「コンビニ」四日市市山田)
MINISTOP和無田店(「コンビニ」四日市市和無田)
床屋まえだ(「床屋」鈴鹿市長太栄町)
味萬(「うどん屋」鈴鹿市下箕田二丁目)
マックスバリュ長太の浦店(「スーパー」鈴鹿市長太)
マックスバリュ若松店(「スーパー」鈴鹿市若松)
ローソン鈴鹿高岡南店(「コンビニ」鈴鹿市高岡町)
鈴鹿市立図書館(「図書館」鈴鹿市飯野寺家町)
鈴鹿市立文化会館(「文化施設」鈴鹿市飯野寺家町)
鈴鹿市立市民会館(「大規模会館」鈴鹿市神戸)
農業環境センター(「農業振興施設」鈴鹿市岸田町)
サンスポーツランド(「スポーツ施設」鈴鹿市寺家町)
鈴鹿市立武道館(「スポーツ施設」鈴鹿市江島町)
鈴鹿市立西部体育館(「スポーツ施設」鈴鹿市長沢町)
鈴鹿市立AGF陸上競技場(「ホームグラウンド」鈴鹿市桜島町)
桜の森公園(「公園事務所」鈴鹿市岸岡町)。
スーパー名門(「スーパー」鈴鹿市神戸)
寿司正(「寿司屋」鈴鹿市神戸)
萬里(「中華料理」鈴鹿市神戸)
明治安田生命亀山営業所(「生命保険」亀山市)
さんぱつ屋さん(「床屋」鈴鹿市江島町)
ファミリーマート鈴鹿柳町店(「コンビニ」鈴鹿市柳町)
ファミリーマート北堀江町店(「コンビニ」鈴鹿市北堀江町)
ファミリーマート鈴鹿下箕田店(「コンビニ」鈴鹿市下箕田)
ファミリーマートキング観光鈴鹿店(「コンビニ」鈴鹿市神戸)
ファミリーマート鈴鹿神戸九丁目店(「コンビニ」鈴鹿市神戸)
ニクスフリー(nix free)。(「ヘアサロン」鈴鹿市白子町)
げんきや(「飲食店」)鈴鹿市中江島町」
国府地区市民センター(「行政機関」鈴鹿市)
庄野地区市民センター(「行政機関」鈴鹿市)
加佐登地区市民センター(「行政機関」鈴鹿市)
牧田地区市民センター(「行政機関」鈴鹿市)
石薬師地区市民センター(「行政機関」鈴鹿市)
白子地区市民センター(「行政機関」鈴鹿市)
稲生地区市民センター(「行政機関」鈴鹿市)
飯野地区市民センター(「行政機関」鈴鹿市)
河曲地区市民センター(「行政機関」鈴鹿市)
一ノ宮地区市民センター(「行政機関」鈴鹿市)
箕田地区市民センター(「行政機関」鈴鹿市)
玉垣地区市民センター(「行政機関」鈴鹿市)
若松地区市民センター(「行政機関」鈴鹿市)
栄地区市民センター(「行政機関」鈴鹿市)
天名地区市民センター(「行政機関」鈴鹿市)
合川地区市民センター(「行政機関」鈴鹿市)
井田川地区市民センター(「行政機関」鈴鹿市)
久間田地区市民センター(「行政機関」鈴鹿市)
深井沢地区市民センター(「行政機関」鈴鹿市)
椿地区市民センター(「行政機関」鈴鹿市)
鈴峰地区市民センター(「行政機関」鈴鹿市)
庄内地区市民センター(「行政機関」鈴鹿市)
鈴鹿市役所=たくさん(「行政機関」鈴鹿市)
中日新聞箕田専売所(「新聞店」鈴鹿市箕田)
出光矢田石油店(「ガソリンスタンド」鈴鹿市下箕田)
スナック心(「スナック」鈴鹿市平田駅前)
神戸の民家(「協力者の家」鈴鹿市神戸)
ふれあいセンター(「市民ホール」鈴鹿市南玉垣)
神戸公民館(「公民館」鈴鹿市)
愛宕公民館(「公民館」鈴鹿市)
住吉公民館(「公民館」鈴鹿市)
郡山公民館(「公民館」鈴鹿市)
長太公民館(「公民館」鈴鹿市)
一ノ宮公民館(「公民館」鈴鹿市)
神戸公民館(「公民館」鈴鹿市)
白子公民館(「公民館」鈴鹿市)
鼓ヶ浦公民館(「公民館」鈴鹿市)
鈴鹿市内の30の小学校(「小学校」鈴鹿市)※未確認です
鈴鹿市内の10の中学校(「中学校」鈴鹿市)※未確認です
ちかちゃん(「飲食店」鈴鹿市中旭が丘)
コルカタ(「インド料理」鈴鹿市中江島町)
MINISTOP安塚店(「コンビニ」鈴鹿市安塚町)
セブンイレブン鈴鹿市広瀬町店(「コンビニ」鈴鹿市広瀬町)
みどりのだいち(「農産物直売所」鈴鹿市広瀬町)
ファミリーマート鈴鹿林崎町(「コンビニ」鈴鹿市林崎町)
明治安田生命鈴鹿北営業所(「生命保険」鈴鹿市算所)
四国大名(「うどん屋」鈴鹿市寺家町)
株式会社環境思考(「リサイクルなど」四日市市)
高波獣医科医院神戸本院(「獣医」鈴鹿市神戸)
高波獣医科医院高岡台出張所(「獣医」鈴鹿市神戸)
サークルK国府店(「コンビニ」鈴鹿市国府町)
MINISTOP国府店(「コンビニ」鈴鹿市国府町)
セブンイレブン伊船町(「コンビニ」鈴鹿市伊船町)
エフワンマート鈴鹿インター店(「スーパー」鈴鹿市伊船町)
寿々喜(「飲食店」鈴鹿市阿古曾町)
一ノ宮町の謎の空き店舗(「元酒屋」鈴鹿市一ノ宮町)
肉のくすの木(「肉屋」鈴鹿市西条,庄野)
三交スポーツの杜鈴鹿メインスタンド(「ホーム」鈴鹿市御薗町)」
三交スポーツの杜鈴鹿体育館(「スポーツ施設」鈴鹿市御薗町)」
スポーツマンハウス鈴鹿(「スポーツ関連施設」鈴鹿市御薗町)
TRショップ(「車の凹み直し」鈴鹿市住吉)
なか鍼灸整骨院(「鍼灸接骨院」鈴鹿市中旭が丘)
鈴鹿市観光協会(「鈴鹿市観光案内所」鈴鹿市白子駅前)
白子サンズ(「デパート」鈴鹿市白子駅前)
MINISTOP田村店(「コンビニ」亀山市田村町)
鈴鹿のぶどう(「市民活動センター」鈴鹿市白子サンズ内)
ピースパレス(「カレー」鈴鹿市算所ハンター内)
スモー二(「不動産」鈴鹿市江島)
ヨガスタジオMUKTA(「ヨガ」鈴鹿市三日市)
Hさん宅(「民家?」不明)
ホクサンオート(「自動車修理・販売」三重郡菰野町)
リューベック(「ケーキ」鈴鹿市阿古曽町)
キング観光サウザンド鈴鹿(「パチンコ」鈴鹿市神戸)
スーパースポーツゼビオ(「スポーツ用品」鈴鹿市西条)
ワールドボーイ北店(「自動車修理・販売」四日市市白須賀)
三重交通亀山駅前出札所(「交通機関」亀山市御幸町)
中日新聞亀山中央専売所(「新聞社」亀山市東町)
中日新聞井田川専売所(「新聞社」亀山市川合町)
小林商店(「レストラン」亀山市安坂山町)
市川大楽園製茶(「製茶販売」亀山市辺法寺町)
上田美容院(「美容室」亀山市関町中町)
コミュニティカフェぶんぶん(「カフェ」亀山市文化会館内)
鈴鹿馬子唄会館(「文化施設」亀山市関町沓掛)
東野公園体育館(「スポーツ施設」亀山市川合町)
西野公園体育館(「スポーツ施設」亀山市野村二丁目)
関B&G海洋センター(「スポーツ施設」亀山市関町新所)
市民協働センターみらい(「市民活動センター」亀山市東町)
関文化交流センター(「文化施設」亀山市関町泉が丘)
亀山観光協会(「観光協会」亀山市関町新所)
亀山市産業観光案内所(「観光案内」亀山市御幸町)
マックスバリュ亀山みずほ台店(「スーパー」亀山市田村町)
螳汰粥未△鵑爾麒顕渋次諭福峽攷」亀山市太岡寺町)
名阪関ドライブイン(「ドライブイン」亀山市関町萩原)
道の駅関宿(「道の駅」亀山市関町新所)
うなぎの初音(「うなぎ」亀山市関町新所)
亀山サンシャインパーク蝓福屮僉璽ングエリア」亀山市布気町)
小菅金物(有)(「金物店」亀山市東御幸町)
百五銀行亀山支店(「銀行」亀山市北町)
鈴鹿オフィスワーク医療福祉専門学校(「専門学校」鈴鹿市住吉二丁目)
椿大神社(「大神社」鈴鹿市山本町)
伊賀上野運動公園(「スポーツ施設」伊賀市小田町)
伊賀上野観光協会(「観光協会」伊賀市上野丸の内)
伊賀市観光案内所(「観光案内」伊賀市上野丸の内ハイトピア伊賀内)
百五銀行上野支店(「銀行」伊賀市上野恵美須町)
百五銀行上野中央支店(「銀行」伊賀市上野東町)
百五銀行本店(「銀行」津市岩田)
百五銀行丸の内本部棟(「銀行」津市丸の内)
津市海浜公園(「スポーツ施設」津市末広町)
津エアポートライン(「フェリー乗り場」津市なぎさまち)

たくさん貼っていただき,改めて,心より感謝申し上げます。

みなさん,今後とも鈴鹿アンリミテッドへの暖かいご協力,なにとぞよろしくお願いいたします。

アンリミポスター活動は,今後もずっと活動継続中です。
もっともっと貼り出して,お客さんを集めたいです。



先週,あまり良い結果が出なくて,モヤモヤしているサポーターもいると思います。
選手達もイライラしているかもしれません。
そりゃそうです。あれだけシュート打って入らなかったし,オフサイド・・・(略)。
楽天的には,なかなかなれません。

でも,そんなこと言ってても,次の試合はもうすぐです。

チームに結果が出ず,選手たちが上手くいっていない時こそ,サポーターはいつも通り,一生懸命応援したいと思っています。

サポーターが歌うチャントの一節です。
「鈴鹿を愛するものがここに集う」のは,なぜでしょうか?
私たちの愛する自慢の選手たちと,共に戦えることを楽しみましょう。

大丈夫。
リラ~ックス。
こんな苦難,何度でも乗り越えてきました。
なっ。

ナカニシの座右の銘です。
「俺たちの応援を,胸を張って堂々とやろう」
次の試合も,胸を張って応援します。

ではまた。



( 次戦 : 東海リーグ第3戦 )
日時: 6月10日(日)11:30キックオフ
対戦: 東海学園FC
場所: 東海学園三好キャンパス第1グラウンド

東海リーグ第3戦 対 東海学園FC

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みなさんこんばんは。

ナカニシは定期的に病院に行かねばならないのですが,実はこの木曜日に午前中に休暇を取って病院に行きました。
朝一番で並んで診察を受け,速攻で練習を見に行きました。
選手達は元気に練習していました。
たったそれだけで,自分の中に一本芯が通ったように感じました。



先々週の2試合。1敗1分。
その悔しさを,ふと思い出してしまう。

選手達は身を焦がすほどに悔しいだろう。
サポーターも悔しいと思う。

そして今日の試合。
ゴリゴリのイケイケのオラオラの応援を,特別にやる必要は無い。
いつも通りの全力の俺たちの応援を,胸を張って堂々としよう。

選手からサポーターは良く見えている。
サポーターが焦っちゃダメだ。
サポーターが焦らせちゃダメだ。
サポーターの顔を見て,ちょっとでも力になってくれたら。
サポーターの顔を見て,ちょっとでも笑ってくれたら。

今日の対戦相手は,東海学園FC(以下,東海学園と書きます)。
昨年このグラウンドで,俺たちの柿本健太選手がゴールを決めて勝利した。
だけど,かなり苦戦した覚えがある。

大学のグラウンドで,スタンドも無いけど,たくさん人が来てくれた。
サポーターも集ってきた。
大丈夫。
リラーーーックス。

いくぜ!!!

本日のスタメン(以後敬称略)
FW 7リンタロウ・9藤沢ネット
MF 10堀河俊大・6藤田浩平・25和田篤紀・11泉宗太郎
DF 22芦田成利・34野口遼太・3藤井竜・2原広樹
GK 1曵地裕哉

試合開始。

試合開始からグッと東海学園陣内に押し込んでいく鈴鹿。
ディフェンスとフォワードの距離がコンパクトで,次々に選手がアタックしている。
それに対して東海学園は,3-4-3(らしい)の布陣で,両サイドハーフの運動量が多く,サイドチェンジしても,両サイドバックが下がって5バックになるので,しっかりと逆サイドまで対応してくる。
なるほど,東海学園,攻めにくそうだ。

左サイドハーフの「われらがキャプテン」堀河俊大(10)。
この試合,左サイドハーフでしっかりとゲームを組み立てている。というか左サイドハーフにとらわれず,2列目として中へもどんどん入ってきている。
堀河の変幻自在の動きから,左サイドバックの芦田が活発に動いている。
掘河は,ディフェンスからオフェンスへの“つなぎ”が最高にクールなので,堀河が持った瞬間,チームがひとつの生き物のように,ウネウネと連動しているのが良く分かる。
やはり上手い。やはりカッコいい。
堀河より足の速い選手はいるだろう。
堀河より背の高い選手はいるだろう。
だけど,堀河ほどサッカーIQの高い選手がいるか?
堀河,天皇杯悔しかったろうな。
この試合,絶対に勝つぞ!
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そして,前半7分。
左サイドからのコーナーキック。
蹴るのはもちろん堀河俊大(10)。
堀河の背中の10番が,やけに大きく見える。
右手を挙げて,ゆっくりと助走し・・・キック!!!

フワリと上がったボールは,中で待っている鈴鹿の選手と,東海学園の選手の頭を越える。
まるで・・・その場所に・・・ボールが落ちてくるのを予期していたかのように・・・野口が待っている!!!
ガオーーーーー!!!

ゴーーーーーーール!!!1-0


堀河のピンポイントコーナーキックから野口のヘディング。
ナイスゴール!

サポーターの声援に手を叩いてこたえる野口。
よっしゃ!!!

幸先の良い先制点だが,東海学園も黙っちゃいない。
東海学園は,中盤に人が多く,それが連動してショートパスとワンツーで動きながら,マークのずれたところにボールを通してくる。
過去に対戦した東海学園と,チームのスタイルは同じ。
また,先々週対戦した関西学院大にもちょっと似ている。

狭いスペースでボールをまわしているので,鈴鹿のディフェンスも窮屈そうにプレイしているが,ひとつミスすれば,失点になりかねないプレッシャーがある。
なるべく中盤で潰したいが,なかなか捕まえきれず,鈴鹿陣内に侵入する。

センターバックの「飛竜乗雲」藤井竜(3)
試合序盤に,東海学園の選手の手が顔面に激しく当たり(目に入ったかな?),目をかなり気にしている。大丈夫か?藤井?
細かくパスをつなぎ,鈴鹿のマークのズレを狙う東海学園に対し,いつも以上に,周りとの距離感やフォローのタイミングに指示を出している藤井。
特に,前半は右サイドからの進入が多く,ボールがアウトになった際には,原広樹(2)と藤井がたくさん話をしている。
ナカニシが藤井を見始めてから,今年が一番周りと良く話をしているように思える。
練習でも,試合でも,藤井は良く話をする。素晴らしい事だ!
試合中に修正できる選手は強い。そしてそれは,今シーズンの鈴鹿の失点数として結果が出ている。
この試合,空中戦より,細々と動くパス回しが厄介。
ただ,それでも藤井は止めるよ。
なぜなら,鈴鹿の藤井だからだ!!!

試合は6対4で,鈴鹿ペース。
ただし,東海学園の攻撃のターンもあり,「危ない!」場面も少なくない。

右サイドハーフの「もう誰にも止められない」泉宗太郎(11)。
東海学園は,ディフェンス時にワイドに引いており,逆サイドでもマークがついている。
しかし,1対1ならば,泉は必ずデュエルをしかけてくる。
前半,サイドチェンジからボールを競り合い,自分のものにして何度も泉が突破を見せた。
縦に抜けたり,中へ切れ込んだり,フォワードだけでなく,ボランチに合わせてミドルを狙わせたり・・・。
今日の泉のプレイは,いつも以上に毎回狙いどころが違っている。
いろんな工夫をして,いろんな手段で,東海学園を揺さぶっているのが良く分かる。
泉-リンタロウのネットワークで,何度か決定機を作るが,決めきれない。
でも,良いよ良いよ。
それそれ,その感じで続けていこうぜ!
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センターバックの「最強の左」野口遼太(34)
藤井と共に,野口もこの試合は良く指示を出している。
ナカニシのところからも,野口の指示がよく聞こえている。
それほど,東海学園のショートパスサッカーはマークがしづらく,一歩交わされたら,決定的な場面を与えてしまう。
そして,攻撃時もワイドに攻めるので,サイドから一枚中,また一枚中,また一枚中・・・。
とショートパスを横にスライドして繋いでくる時がある。そしてその横パスの間に,2列目がクサビのように入ってくる
キリキリした緊張感。
そのプレッシャーの中で,どんな攻撃であっても,絶対にシュートコースを空けない野口。
相手が中盤を交わして,シュート体勢に入った時も,野口は体を寄せていて,シュートコースの一部を切っていた。
野口!ナイス!!!

前半19分。
センターバックの藤井(3)がディフェンスの裏に,フワリとしたボールを送る。
ネット(9)が斜めに走って,ボールを受けるが,東海学園のディフェンスが2人寄せてきている。
ネットは,空中のボールをまたフワリと左に流す。
そこに走りこんできた堀河(10)。
スクールの生徒たち見せたいくらいの,完璧,完璧すぎるカッコいいトラップ。
すでに走り出しているリンタロウ。
堀河を大きく大回りして,裏へ。
走りながらマークを外して,シュートを打つ。
リンタロウの得意なプレイだ!!!
ズドン!!!
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ゴーーーーーーール!!!2-0


ネットの基点となる動き。
堀河のトラップからのパス。
そしてリンタロウのシュート!

飛び上がるナカニシ。
見た?今の見た?
ナイスゴール!!!

前半に2アシストのキャプテン堀河(10)。
この2週間,キャプテンとして重たかっただろう。
その鬱憤を晴らすかのように躍動する。

右サイドの泉(11)からパスを受けて,またもや決定的なシュートを放つ堀河。
東海学園ゴールキーパーのファインセーブでははまれるものの,良い形が連発している。
3点目が欲しい。
2点では心もとない。

東海学園は,3バックはゾーンだが,両サイドハーフは,鈴鹿の両サイドに付いている。
右は泉(11)を見ているし,左は芦田(22)を警戒している。

確かに鈴鹿のサイド攻撃は,昨年から特に大きな得点パターンのひとつとなっている。
今シーズンもサイドチェンジが効果的に決まった試合は多い。
そしてこの試合,マークされているので,足を止めるとサイドに出しどころが無くなる。

が!しかし!

左サイドバックの「ウルトラタイガー」芦田成利(22)。
前方のサイドハーフの堀河が,多彩な動きをしつつ,スペースと間を作るので,サイドバックの芦田がガンガン駆け上がってくる。
マーク?そんなのぶっちぎってやるぜ!
後方からトップスピードで駆け上がる芦田を,そう簡単に捕まえる事はできない。
そして,芦田がトップスピードで追いつくギリギリの所へ,鈴鹿からパスがビシバシ出てくる。
ナカニシは前半何度も隣のサポーターに話しかけた。
「芦田,めちゃくちゃ凄くない?」
ネコ科の大型肉食獣のような,全身をバネの様に使った走法が,次元の違う走りを見せる。
芦田!!!
良いぞ!素晴らしく良いぞ!
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前半の半ばを過ぎる。
鈴鹿と東海学園の支配率は,変わらず6対4。
点差は2-0だが,まったく余裕は無い。
東海学園の攻撃は,何度か点になる可能性があった。
何とか3点目が欲しい。

フォワードの「ER7」エフライン・リンタロウ(7)。
前半,何度か決定機があるが,東海学園の3バック?がしっかりマークしているので,シュートを打ち切れない。
やはり少し動きながらプレイするほうが,リンタロウ自身やり易いようで,前半の終盤は,ネットを真ん中において,リンタロウが衛星的にサイドに流れている。
少し遠目からもシュートを放っているが,良いシュートなのだけど,どうも枠ギリギリで外れるシュートが多い。
まだまだ,リンタロウの本来のリズムでは無いように思う。
リズムを生むためには,自らゲームを作る事のできる,堀河(10)や藤田(6)のアシストが必要かも。
リンタロウ,焦らず,しっかり,大丈夫。

前半も終盤となる。
鈴鹿の集中は切れていない。
しかし,徐々にディフェンスとオフェンスのスペースが広くなってきている。
鈴鹿のペナルティエリアのすぐ外の周辺,バイタルエリアと呼ばれるゾーンが危ない。

ボランチの和田篤紀(25)
中盤に位置する和田だが,この試合ではどうにも調子が上がらない。
東海学園のパス回しを読んで,コースを切るのは良いが,その後,ゴリゴリッと突破されてしまう。
そこからのもうひと粘りが無く,踏ん張ることができない。
和田!
そんなもんじゃないだろ!
ガンバレ!!!
もっともっとガンバレ!!!

ここで前半終了。



2点を先制したが,本当はもう1点欲しかった。
チャンスはあっただけに残念。

そして,ディフェンスは0に抑えているものの,東海学園の攻撃は鋭く,鈴鹿のノド元まで迫っている。
ひとつのミスで,いつ失点してもおかしくない。

東海リーグは,5人まで交代ができる。
次に誰が入るか?
そして東海学園もフレッシュな選手を入れて,後半開始から飛ばしてくるだろう。

雨は気にならないくらいの小雨。
よし!
サポーターもやったろうぜ!!!



後半開始



やはり後半開始から,東海学園はペースを上げてくる。
裏に早く飛び出し,鈴鹿のディフェンスラインを下げながら,バイタルエリアで決定的なパスを狙う。
サイドの裏に走り,スピードを活かしたまま突破してくる攻撃は,ノーファウルで止めるのも一苦労。

右サイドバックの「鬼神金剛」原広樹(2)。
東海学園はフィジカルで押し込むタイプではないため,原広樹もそれほど激しく当たっていない。
しかしその分,戻りながらや,走りながらの駆け引きが多く,東海学園はショートパスと連動して,本当に守りにくいサッカーをしてくる。
前半から特に右サイドの攻撃が多い。藤井(3),野口(34)が細かく指示を出している。
激戦区は右サイド。そして,ここで踏ん張るのが,男!原広樹(2)
飛び込むと抜かれる。距離を離せば自由にされる。
絶妙な距離感で相手の自由を奪い,いつしかクモの糸に絡め取られるようにボールを奪う。
攻撃参加はそれほどできなかった。
でも,この試合良く守った!
原広樹。良く頑張った。
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後半始まってから,東海学園の攻勢が続く。
「本当に危ない!」と言う場面も2度3度。

鈴鹿の攻撃は単発で,ネットやリンタロウに入るが,そこから押し上げていけない。
東海学園の裏への走りが鋭く,ずるずるとディフェンスラインが下がり,中盤を自由に使われている。
危ないシュートが何本も。
そして,コーナーキックも与えている。

ゴールキーパー「俺たちのヒッキー」曵地裕哉(1)。
今シーズン最大のシュート数を打たれているが,曵地のプレイには一寸のブレ無し。
シュートを打たれることは,もちろん避けたいが,藤井(3),野口(34)が寄せているため,ノープレッシャーで打たれてはおらず,曵地はある程度コースを読んでいる(難しいシュートも正面で受けていた)。
そして,誰にもマネのできない最高の武器,曵地の高さを活かし,コーナーキックをバッシバシとキャッチしていく。
推定到達高さは,約5メートル(ナカニシ調べ)。
裏に流れて折り返されて・・・と言うことは曵地の前ではありえない。
曵地,今日はちょっと忙しいけど,俺たちのゴールを頼むぜ!


後半18分。
鈴鹿にアクシデント。
東海学園の攻撃陣と交錯した泉(11)が,負傷して交代。
泉は,試合後は普通に歩いていたので大事になっていないと思うけど,心配。
泉,大丈夫か?

後半19分
(OUT)11泉宗太郎 ⇔ (IN)14伊藤竜二

後半の中盤までは,試合は東海学園ペース。
鈴鹿との支配率では,3対7に近い。
ほぼ,鈴鹿陣内での試合が続く。
鈴鹿の中盤の良い場所(バイタルエリア)が侵略されており,東海学園の波状攻撃となっている。

それを食い止めるのは,センターハーフ「鈴鹿の心臓」藤田浩平(6)。
鈴鹿が押されている時間帯,藤田のプレイは“守る”というだけではない。
支配率を取り戻し,ラインを押し上げる形で鈴鹿の危機を救う。
右サイドに入った伊藤竜二(14)と,左サイドの堀河(10)とのリンクを取り戻し,鈴鹿の攻撃の基点を押し上げる。それも藤田は同時にゴリゴリに守備をしながら。
藤田の押し上げから,堀河(10)やネット(9)が東海学園の裏に飛び出す。
攻勢に出ていて,ディフェンスラインの高い東海学園に対して,藤田は積極的に裏にカウンターを狙う。
唸るナカニシ。
藤田,やはり超絶上手い。
藤田,バタバタしてるぞ。ここしっかりまとめてくれ。
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後半,特にディフェンスから大きな声が出ている。
この瞬間すら鈴鹿アンリミテッドは強くなっている。
みんなここを乗り越えろ。

フォワードの「優しい鉄人」藤沢ネット(9)。
鈴鹿が押されている中で,カウンターで良いボールが出ている。
それを強引に前に前に進むネット。
やはりフォワードの第一選択はシュートであり,ゴールを狙う事だ。
ポストプレイで待っても,仲間の上がりは遅れてしまう。
ある意味,孤独な一発勝負の場で,ネットが重戦車のような動きを見せる。
何かが変わる感じがする。
ネットのプレイが一皮むける気がする。
頼むネット。
そのスーパーな能力全部が覚醒するのはもうすぐだ。
GOネット!
GOALネット!

後半34分。
東海学園のコーナーキックをゴールキーパーの曵地がキャッチ。
すぐさま,左サイドの伊藤竜二に投げる。
ハーフウェイライン(センターライン)を越えるボールが竜二へ。
早い!!!

竜二がそのボールを受ける。
東海学園のディフェンスが寄せてくる。
竜二は背中にディフェンス背負う形に。
ナカニシが叫ぶ!
りゅうじーーーーーーー!!!

大地が,大地が弾んで芦田が上がる。
竜二がノールックで前にチョコンと出す(どうやってあの体勢からパスが出せたかは不明)。
待ってたぜ。ウルトラタイガー芦田成利!
芦田のシュートに触れるな。怪我するぞ。
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ドッカーーーン!

ゴーーーーーーール!!!3-0


すげーーー!
(芦田選手の後ろで叫んでいるのがナカニシです)

ナイスゴール芦田。
そして竜二も凄かった!

後半35分。
この2点目を待っていたかのように選手交代。
(OUT)10堀河俊大 ⇔ (IN)8小西洋平
(OUT)7リンタロウ ⇔ (IN)26パブロ

泉との交代で入っている「ミラクルドラゴン」伊藤竜二(14)。
竜二の能力の高さはサポーターなら誰でも知っている。
ただ,そのキレキレ過ぎるプレイは,相手には到底見えず,ファウルでしか止められないという場面が出てしまった。そのため,竜二は幾度と無く怪我に苦しんできた。
後半は,鈴鹿がカウンターを狙う場面が多い(実は割と珍しい)。
相手の裏に抜けてゴールキーパーと1対1になったり,斜めに走ってスペースを作ったり,カウンターと言う戦術に対して,竜二は特に良い動きをしている。
ドリブルで抜けば,大チャンスと言う場面で,竜二のドリブルは確かに必殺技に近いと思う。
竜二,怪我には気をつけて。
そして,秋にはヘディングシュート頼むぜ!
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そして後半38分。
小西(8)が左でボールを持つ。
そこから中へズバッと早いパス。
受けたパブロがダイレクトでネットにショートパス!
キタ!!!
ネットのシュートは一回相手ゴールキーパーに跳ね返されるが,もう一度押し込んで
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ゴーーーーーーール!!!4-0


ネットネットネットゴール!レッツゴーアレアレ!!!
ナイスゴールネット!

後半39分。
(OUT)2原広樹 ⇔ (IN)19佐藤巌己

佐藤巌己がフィールドに入る。
巌己が出て来たぞ!
大声援で迎えてやろう。
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試合は終盤に。
東海学園も鈴鹿も疲れが見え始める。

そんな中で,小西,パブロの元気の良さが目立つ。
惜しくもオフサイドだが,パブロのヘディングシュートは見事だった。
そして,巌己も右サイドバックながらオフサイドになるほど,積極的に上がっている。

鈴鹿の選手の足は止まらない。
サポーターは最後の最後まで共に戦うぞ!

後半42分
(OUT)25和田篤紀 ⇔ (IN)21北原毅之

ナカニシがかなり信頼している北原が入る。
これで中盤の底は大丈夫だ。
そして,監督の意思も選手達に伝わる。

試合最終盤の,鈴鹿のコーナーキックの際にナカニシは気がついた。
ベンチから岡田(23)が一生懸命にフィールドに声をかけている。
マークのズレ,相手のカウンター,残り時間,・・・。
岡田,良い選手だ。本当に良い選手だ。
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そして試合終了。



両チームの選手のみなさん,スタッフのみなさん,お疲れさまでした。
東海学園の選手のみなさん,試合後に挨拶に来てくださってありがとうございました。
また次は,鈴鹿で対戦しましょう。

アウェイで悪天候にもかかわらず,たくさんの方たちが応援に来てくれました。
ありがとうございます。選手達の力になったと思います。

さて,この試合のvictorycross賞(ナカニシが選ぶMVP)ですが,
やってやってやりまくった。
走って走って走りまくった。
ウルトラタイガー芦田成利選手(22)に送りたいと思います。
芦田選手,次の試合もビシッとよろしくお願いします。



今日の試合は,今シーズン一番危ない試合でした。
ひょっとしたら,2.3点は入れられていたかもしれません。
特にディフェンスの藤井(3),野口(34)には笑顔が見られませんでした。
中盤の緩さや,スペースの埋め方も良くありませんでした。
フォワードもたくさんの決定機を決められませんでした。

課題は山ほどあります。
だけど,その課題を選手は必ず修正してくる事でしょう。
鈴鹿の選手たちが,それを乗り越えてくる事をナカニシは良く知っています。

今日の試合は終わりました。
次の試合に向けて,準備をして行きましょう。



試合の終わった直後,雨が降り始めました。

たくさんのサポーターが前日から祈っていました。
選手たちが良いコンディションでプレイできますように。
雨で怪我とかしませんように。
サポーターは何にもできませんが,本気で大真面目に祈ったりします。

今日は・・・
みんなの祈りが届いた,と言ってもいいのかな?と思います。

勝った夜は良い気分です。

明日からまた,鬼のナカニシに戻ります。

ではまた。



( 次戦 : 東海社会人リーグ第4戦 )
日時: 6月16日(土)16:00キックオフ
対戦: Chukyo.Univ.FC
場所: AGF陸上競技場(旧石垣池公園陸上競技場)

※このブログに使用している写真は,鈴鹿アンリミテッドの使用許可を得て掲載しています。そのため,他での利用は絶対にしないでください。

東海リーグ第4戦 対 Chukyo.Univ.FC

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みなさんこんばんは。

本日は(もう日が変わったけど),ナカニシの上の娘の誕生日でした。
娘さんは無事に18歳になりました。
ナカニシ的に,とても良い日だったので,めでたしです。



先週の試合,勝ったけど,空模様同様,なんか湿った試合だった。
大学生の目に見えない不思議な勢いと言うのは,シーズン中に感じことがある。
今日の対戦相手は,東海大学サッカーの雄,Chukyo.Univ.FC(中京大学サッカー部社会人登録チーム=以下,CFCと書きます。)
昨年の対戦では,2-0から,カウンターなどで失点し,2-3で逆転負けしている。
後半のCFCで3ゴールは,悪夢のようだった。
あの日のことと,あの日の選手たちの表情は良く覚えている。

試合開始は16時。
ちょうど日が翳って涼しくなる時間帯。
しかし,ボランティアスタッフの仕事は13時の暑い時間から。
たくさん集ってくれた。
心強い。感謝。

100本近いノボリ。
大量の横断幕。
ゴールやベンチの設置。
みんな汗だくになりながら,試合に想いを馳せる。

鈴鹿が行くのは,何にも染まらない。
青い空に照らされた,この緑の道。

選手達,頼むぞ。
みんなで笑顔になろうぜ。

時が満ちる。
サポーーーーーターーーーー。
最初っからしっかり応援しよう。
入りが大切だ。

いくぜ!

本日のスタメン(以後敬称略)
FW 7リンタロウ・9藤沢ネット
MF 8小西洋平・6藤田浩平・25和田篤紀・11泉宗太郎
DF 22芦田成利・34野口遼太・3藤井竜・2原広樹
GK 1曵地裕哉

試合前に自陣が入れ替わる。
上空は強い風。
鈴鹿が風下で試合が始まる。

試合開始。

試合開始早々から,CFCは中盤を飛ばして,ロングボールを前線に送ってくる。
強力なワントップの選手が競合い,セカンドボールを拾って,攻撃につなげる狙いのように見える。
また,上空の強風で,ディフェンスの目測もズレる事がある。
そこにも,CFCフォワードが突っ込んできて,鈴鹿ディフェンスのミスを狙う。

なるほど。
試合前に,陣が入れ替わったのはCFCの選択だったかも?

センターバックの「最強の左」野口遼太 (34)。
扱いにくいロングボールが直接,鈴鹿ディフェンスに届いているが,野口は今日も抜群のパフォーマンスを見せる。
ヘディングはヘディング。蹴るなら蹴る。クリアはクリア。
フェイント無用。一片の迷い無し。そして中途半端なプレイが無い。
ゴールキーパーの曵地との受け渡しも安定していて,付け入る隙が無いとはこのこと。
前半のCFCの攻撃は,ロングボールを放り込むのが中心だった。
しかし,野口は徐々にその攻撃に慣れてきた。
大丈夫。
良い入り方だ。

CFCは4-2-3-1または,4-4-1-1っぽい。
かなりサイドハーフがワイドに守っていて,中はボランチ2人とセンターバック2人で,ボックスを組んでいるような感じ。
鈴鹿のサイド攻撃を警戒しつつ,中は中でスペースを小さくして堅く守っている。
例えて言うなら,藤枝市役所戦のディフェンスに似ている。

まず鈴鹿が切り込んだのは,左サイド。

左サイドハーフ「ドリブルマスター」小西洋平(8)。
緩急自在のドリブルが,母校である中京大学に襲い掛かる。
ストップ&ゴーが切れていて,ボールを相手にさらしていても,そこに足を伸ばせば瞬時に交わされてしまう。
小西にとって,ボールを奪いに相手が動いた瞬間が,相手を抜き去る瞬間になっている。
2人3人と寄せてきて,サイドに押し出され,スピードに乗ったドリブルができなくなった時・・・後ろから芦田が飛んでくる!
左サイドの強烈な2択。
小西のワルツを踊るようなドリブル。
良いね。良いね。
今日の小西も抜群だ。
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左サイドバックの「ウルトラタイガー」芦田成利(22)。
前試合で,とにかくルンルンにノリノリだった芦田。
天真爛漫にさえ見えるそのプレイは,問答無用の説得力を持っている。
芦田が走ればチャンスが生まれ,芦田がシュートを打てば観客が沸きあがる。
前半は特に,小西のタメからの芦田の突破が効いていた。
宙を駆けるように走る芦田。
とても楽しそうに見える。
それは調子が良い証拠。
芦田!この試合もやったろうぜ!

試合は鈴鹿ペースとなってきた。
CFC陣内でのボール回しが多い。

センターハーフの「鈴鹿の心臓」藤田浩平(6)。
相手陣内でボールをまわす時,藤田が絡まない事はない。
必ず藤田が一度預かって,緩急をつけたり,サイドを変えたり,決定的なスルーパスを出したりする。
まるで血液が心臓によって循環しているようだ。
そしてこの試合,ボランチの和田が少し前目のポジションをとっている。
そのため,前半は藤田が2列目から飛び出す場面は少ないが,常に試合の中心にいることに変わりは無い。
前試合に比べ,藤田が中心で待ち構えているので,CFCの中盤は縦に早い攻撃ができない。
さすが藤田。
藤田がいれば大丈夫!
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前半の半ばを過ぎた。
鈴鹿は両サイドから攻め立てるが,CFCのセンターバックは東海リーグ有数の実力の持ち主(確か,昨年度ベストイレブンだったと思う)。
そのセンターバックとボランチが感覚を狭くして守っているので,なかなか得点が奪えない。
じわっと嫌な感じ。
CFCはロングボールで前半を0-0で終えて,後半は全然違う攻撃で鈴鹿を揺さぶりそうな感じ。そして大学生には,後半勝負するスタミナがある。
執拗にロングボールを放り込んでくる。
鈴鹿は攻めまくっている。早く点がほしい。

右サイドハーフの「もう誰にも止められない」泉宗太郎(11)。
左の小西とは全くタイプの違うドリブラー。
スピードと細かいタッチ,そしてディフェンスをこじ開ける鋼の肉体。
シュートを打てるところまでゴリゴリ攻め込んでいるが,狭くて窮屈なCFCゴール前を,あと一歩攻略できていない。
中に一回預けて,スピードに乗った状態でボールを受けたいが,半歩タイミングが合わない。
泉の突入で鈴鹿のコーナーキックは増えている。
だけど,泉のスカッとするような突破が見たい。
そして・・・
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前半33分。
CFCの攻撃を藤田(3)がカット!
すぐさま前戦の泉(11)にパス!
泉がボールを受けてスピードを上げる。ググイッと突破する泉。
マイナス方向へパス!

待っていたのは,藤沢!藤沢!ネーーーーット!
インサイドキックでゴール左隅を正確に射ぬく。
キターーーーーー!
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ゴーーーーーーール!!!1-0


ゴールした瞬間,ネットのガッツポーズ!(マネしたくなるやつ)
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ネットとリンタロウが,ジャンプして胸をぶつけ合う!(マネしたくなるやつ)
そして,もう一回サポーターに向けて,特大のガッツポーズ!(マネしたくなるやつ)

ナイスゴール,ネット!
ナイスアシスト,泉!
ナイスパス,藤田!

そしてすぐさま!
前半35分。
ヘディングの競り合いから,セカンドボールを拾ったのは,またもや泉(11)!
泉のスルーパスが,もう走り出しているリンタロウ(7)へ。
抜け出したものの,シュートコースが狭い・・・。
しかし,ゴールキーパーの立ち位置を良く見て,狭いところをぶち抜くシュート!
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リンタロウ!

ゴーーーーーーール!!!2-0


クリスティアーノロナウドポーズはしなかったけど,少し照れながら喜びを溢れさすリンタロウ。
シャイなブラジル人がいても良いじゃないか。
ナイスシュート!

前半の終盤,一気に2点が入る。どちらも泉(11)のアシスト。
スピードに乗った攻撃は,泉が最も得意とするところだ。

センターフォワードの「優しい鉄人」藤沢ネット(9)。
先制点を挙げているが,実はネットはずっと地味にディフェンスしていた。
CFCはディフェンスラインから中盤をすっ飛ばして前戦にロングボールを送っている。
そのディフェンスラインにプレッシャーをかけ,ロングボールのコースを限定していた。
ディフェンスのパス回しに,走り回らせられる事もあるが,フォワードがディフェンスにプレッシャーをかけるというのは,相手にとってはとても嫌なプレイ。
前戦からのディフェンスは,サクッとボールが取れたらカッコいいけど,そんなもんじゃない。
本当に地味で,かなりしんどいプレイを積み上げる。
フォワードが献身的に動いている。
それはチーム全体のディフェンスが集中する要因となる。
ネット,たくさん走っているけど,ガンバレ!

そして前半41分。
前戦でネットがボールをキープして粘り,ファウルを受ける。
CFC陣内中ほど,右に45度付近。
フリーキックを蹴るのは,今日キャプテンマークの藤田浩平(6)

フワリとしたボール。
CFCゴールキーパーと,CFCディフェンダーと,リンタロウが競合う。
誰にもミートせず,ボールがポロリと転がる。
ファーサイドで待っていた,芦田の足元へ!
芦田の右足ボレー!

ゴーーーーーーール!!!3-0


ナイスゴール!
こちらも小さくガッツポーズする芦田。
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シャイな京都人がいても良いじゃないか。

昨年は2-0から逆転された。
これで3-0。
よっしゃ!この1点は大きいぞ!

そして前半終了。



スタジアムグルメが大盛況のようだ。
ただ,ナカニシは試合前後に,ほとんど物を食べられないので,水分だけ補給している。
試合終了後の小旗を車の中に忘れてきたので,ハーフタイム中に取りにいく。
AGFの公園内を歩きながら,後半のことを考える。
間違いなく,CFCは戦術をチェンジしてくる。
そのリズムの変化に鈴鹿がどう対応するか?
野口,藤井がカギとなる。
頼むぞ!



後半開始。

ボランチの和田篤紀(25)。
この試合も,どちらかと言うと藤田より前目に出てきている。
コースを切ってボールを奪いに行くが,捕まえきれず抜け出されてしまう場面が多い。
もう少し粘れそうだが,もうひとつあっさりしている。

後半のCFCは,少し中盤でパスを回しつつ,短いパスで早い攻撃を仕掛けてくる。
例えるならば,関西学院大学に似ている。
やはり,前半と後半でやる事を変えてきた。
特に後半,CFCは風下なので,グラウンダーのスルーパスを前線に流してくる。

センターバックの「飛竜乗雲」藤井竜(3)。
前半のロングボールに対して,藤井の制空権は決して侵されることが無かった。
どんな試合でも,藤井のプレイにはブレが無い。
そして,どんな試合でも藤井のプレイには波が無い。
職人のようなディフェンスは,圧倒的な存在感と圧倒的な安心感がある。
前半終わって3対0。
だけど,ディフェンスの際には,最もセーフティーなプレイを躊躇無く選択する。
当たり前のようにディフェンスするというのは並大抵のことじゃない。
やっぱさすが藤井だよ。
よし!今日も「0」で行こうぜ!
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後半の序盤は,CFCがショートパスを回し始めていたのだが,逆に藤田(6)や和田(25)が奪ってカウンターが多く,また徐々にロングボールで攻め始めて来た。
鈴鹿は前半と同様,左右から攻めるが,ボランチ2人はそこまで高い位置を取っておらず,攻撃は単発になっている。

後半は少し膠着状態。
一瞬の緩み。
一瞬の判断の遅れ。
そんな時・・・。

鈴鹿が攻撃に出る瞬間,CFCがパスカット。
このタイミングでカットされるのはまずい。
そこからショートカウンターを受ける。
センターバックの間を通され,CFCのフォワードが鈴鹿ゴールへ一直線。
しかし,そこに間に合った選手がいる。
そう,その選手は,原広樹!

右サイドバックの「鬼神金剛」原広樹(2)。
ワニが獲物を喰いちぎるようなスライディング一閃!
見事なディフェンスでゴールを守る。ナイス広樹!
前試合ではディフェンスの連携面で,選手同士いろいろ話をしていた。
その中心にいた原広樹。修正すべき点もあっただろう。
決してプレイが悪い訳ではないが,連携面では改善の余地があったと思う。
そしてこの試合・・・,良いじゃないか原広樹。
サイドハーフとのマークの受け渡し,斜めに走る相手の対応,などなど,なんかとても安定していて,大人びたプレイをしているように見える。
広樹!サポーターの声が聞こえるか?
原広樹へのコールは最大音量だぜ!
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後半19分。
(OUT)8小西洋平 ⇔ (IN)10堀河俊大

後半の時間が過ぎる。
鈴鹿はサイドから攻勢をかけ,何度もコーナーキックやフリーキックのチャンスがあるが,ものにできない。
ジリジリと膠着している。
CFCは選手交代を行い,局面の打破をねらう。
でも,鈴鹿に焦りは無い。
ここで無理する必要は無い。
大丈夫,大丈夫。

後半の半ば。
両チーム共にシュートが出なくなってきた。
鈴鹿は焦らず相手を見ている。
そして,CFCは鈴鹿の中盤を攻略できず,攻めあぐねている。
そんな時にまたポカッと間が空く。

ボールカットした藤井が,そのままドンドン前線に。
ドリブルで約40mの独走。
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普段はディフェンスでプレイするため,ワンタッチのプレイが多く,藤井のドリブルは割と珍しい。
でも,ナカニシは藤井が明治安田生命のイベントで,フットサルをしているところを見たことがあるが,藤井のテクニックは相当なものだった。
ディフェンスの位置からドリブルで駆け上がりシュートレンジまで!
ラストパスを出すが,フォワードに合わず。
残念ではあったが,選手の誰でもゴールを狙う姿勢を持っているというのは大事だと思う。
ナイス藤井!
チャンスがあったらドンドン行こうぜ!

後半26分
(OUT)9藤沢ネット ⇔ (IN)18近藤和哉

ゴールキーパーの「俺たちのヒッキー」曵地裕哉(1)。
前半からCFCはロングボール主体の攻めだったので,曵地がボールに触れる回数が多い。
そのことごとくをキャッチし,しっかりとゴールを守っている。
そして後半の終盤。
CFCのフリーキックのボールをキャッチするため,飛び出した曵地が目測を誤り,まさかのキャッチミス!
藤井がフォローしてクリアしたため,失点にはならなかったものの,この試合,最大のピンチだった。
曵地ミスはミスだ。仕方が無い。
だけど,次のプレイでミスにビビッて,湿気ったプレイするなよ。
ミスをした自分への恐怖を乗り越えろ!
さすが曵地。
その目はまだまだギラギラしている。
大丈夫だ。
曵地がいれば大丈夫だ!
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センターフォワードの「ER7」エフライン・リンタロウ(7)。
背も高く,足も速く,テクニックもある。
フォワードに備えるべき要素を,全て兼ね備えているリンタロウ。
前半に1点を挙げているが,後半はあまりボールが回ってこない。
しかし,ネットが交代の後は,少し引き気味にポジションをとり,和哉(18)の後ろで,攻守のタイミングを見ている。
昨年と比べて,「点を取る」だけでは無くなってきたリンタロウのプレイ。
チームのためのプレイを,腰をすえてきちんとやる。
リンタロウ,良いよー良いよ。
もう1点,どうかな?

後半36分
(OUT)11泉宗太郎 ⇔ (IN)14伊藤竜二

この試合,ナカニシが来場者の人数をカウントした時,ビデオカメラで試合を撮影している人が4人もいた。
ひょっとしてスカウティング(偵察)かも。
前半から鈴鹿のサイドをやりまくった,泉-小西が下がって,堀河-竜二がサイドハーフに入っている。
鈴鹿のサイドハーフは,今年特に選手がそろっている。
多彩なプレイは,それぞれに持ち味があり・・・なかなか偵察では分かりにくいだろうな~。と少し思う。

後半の半ばを過ぎ,少し雑なプレイが出始めた。
サイドからのクロスが,誰もいないところへ何本か出ている。

途中から入った「キャプテン」堀河俊大(10)がそのフワッとした部分を引き締める。

また,フォワードに入る「カズヤボンバー」近藤和哉(18)も積極的にゴールを狙う。

まだまだ,まだまだ試合は終わってないぞ!

後半45分
(OUT)10堀河俊大 ⇔ (IN)19佐藤巌己

試合最終盤。
CFC右サイドで,CFCディフェンスと激しくつばぜり合いをしながら,ドリブルで抜けてくる「ミラクルドラゴン」伊藤竜二(14)。
竜二が本気でドリブルしたら,これはファウルでしか止められない。
CFCディフェンスは何とかギリギリペナルティエリア外で竜二をファウルで止める。

恐らくラストプレイ。
CFCゴールラインのすぐそば,ペナルティエリアギリギリの位置でフリーキック。
蹴るのは藤田浩平(6)。
この距離で藤田が蹴るのであれば,ダーツの的でも真ん中に当てる!
(と,ナカニシは思っていた)

短い助走から,チョコンと蹴ったボールは,リンタロウの頭にドンピシャ!
ほらキターーーーー!

ゴーーーーーーール!!!4-0


さすがリンタロウ。
さすが藤田。
そしてフリーキックを得たのは,竜二のドリブル突破からだった。

ここで試合終了。



両チームの選手のみなさん,スタッフのみなさん,お疲れさまでした。
たくさんの観客の方が,AGFにお越しいただきました。
みなさん応援ありがとうございます。
AGFさんのコーヒーサービスもいただきました。いつもありがとうございました。

ボランティアスタッフのみなさん,設営から片づけまで,ありがとうございます。
みなさんのおかけです。

いろんな方から,お土産もいただきました。サポーターのみんなで食べました。ありがとうございます。

いやー,ホームゲームは疲れますね。
でも,勝利の後のみんなの笑顔は最高です。

今日の試合は,ナカニシとしては良かったと思います。
前試合で,なんかフワッとした部分が,この試合ではありませんでした。
選手たちや監督が1週間で修正した事と思います。
みんなナイス!!!
だけど,前半の序盤や,後半の膠着状態,ここをどう打開するかは,今後の課題です。
また,セットプレイからの得点も,もう少し増えて欲しいところです。

さて,この試合のvictorycross賞ですが・・・,
昨年の2-3の敗戦を乗り越え,「0」でビシッと押さえた,藤井竜選手(3)に送りたいと思います。
実は,昨年のCFC戦では,自らゴールを決めていてなお,大逆転の敗戦でした。
この試合の藤井選手の気迫は,とても素晴らしかったと思います。
いいぞがんばれ藤井竜!燃えろ藤井竜!
藤井選手,次の試合もビシッと無失点でよろしくお願いします。



試合が終わって,家路についたのは19時15分ごろでした。
帰路,車の中でネットのゴールの時のマネを練習しました。

サポーターをしていると,いろいろ大変な事もあります。
だけど,試合に勝って,バタバタ片付けて,そして家に帰る時の・・・車の中で・・・
・・・この叫びたくなるような嬉しさ。

サポーター楽しいですね。

現在,時間は深夜2時をまわりました。

今夜は寝るのが楽しみです。

ではまた。



( 次戦 : 東海社会人リーグ第5戦 )
日時: 6月23日(土)14:00キックオフ
対戦: FC.ISE-SHIMA
場所: 松阪市総合運動公園

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